保健所の指導員の忘れられない一言。飲食施設の一般営業許可

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写真は20年ほど前の某テーマパークで
屋台の運営してた時のものです。
夏の暑い時に某テーマパークの屋外で
営業する事になり、最後の営業許可の確認に来てくれた
ベテランの保健所の指導員さんが…

『社長、御社の営業のご繁盛を心からお祈りしております
頑張ってください、何か役に立つことがあれば
すぐ連絡くださいね』

そう言って帰っていかれました。
結構ジーンと来てね、ヨシ!安全にしっかり
お客さんに楽しんでいただこう!そう思った記憶。


最近古い事色々と思い出してね(笑)
これって今の人たちに役立つかなあ〜って事を
書き留めようと思います。

おしょうは長年にわたり何十ヶ所のあらゆる飲食施設、あるいは
イベントやケータリングの営業許可を
取ったり届け出たりしてきました。

よく保健所さんで
許可を出せ!出さない的な対お役所的なやり取りを見て
きましたが…
それはお互いに時間の無駄ですね。
そもそも保健所の食品衛生のセクションは
衛生指導がメインです、それぞれの現場の
管理することなど出来ません。
だって食品管理するのは個々の店主や調理師
それに関わる従業員さん達です。
だから
主体は申請する側であり運営するあなたです。
つまり
許可を出すとかじゃなくて個々の施設が安全に営業出来る様に
指導することが保健所の本当の仕事です。
だから、
こう言うお店や施設でお客さんに食品を
何時いつまでに提供したいから指導をしてください、
ちゃんと売れるようにしてください。
そうお話しして一緒に作り上げる事です。

また保健所側は、許可を出すのは俺!じゃなくて
携わる人の衛生意識を上げる、モチベーションが
上がる、美味しいものを出すために
あーしようとかこうしようと一緒に作り上げるのです。
だから逆に言うと
いくら施設が整ってても気が無い、衛生意識が無い
奴には許可してはダメだし、手洗いや換気扇など
決まった文言だけじゃなく、その施設のロケーションや
様々な外敵要因もちゃんと見なきゃダメだわ。
ちゃんとその施設の、仕事の根本を見る、知る。

今まで多くの保健所の担当さんとお話しして来て
ほとんどの方はおしょうの話をちゃんと理解くださって
ちゃんと期日までに出来る様にしてくださいました。
だから
揉める事など一度も無いし、おかげさんと事故も一度も
ありませんでした。

こう言う事が日本の世界でもトップクラスの
安全な食品の国を維持してるのですね。

コロナで改めて様々な安全対策が求められて
この一年の間に随分意識とレベルが上がったと思います。
それは役所とか個人とか関係なく安全への意識が
一緒になって進んだからに他ならないと思います。


#一般営業許可 #保健所の衛生指導 #食品衛生 #飲食店頑張れ

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