2022年度 常任委員会
1月28日(金)にシアトル日本商工会のオンライン年次総会を開催いたしました。
おかげさまで名誉会長の稲垣在シアトル日本国総領事をはじめ、約40名の会員様にご参加頂きました。
2021年度の商工会活動報告と2022年度の会長・副会長・常任委員の選任、活動計画・予算の承認がなされました。
事務局を中心にボランティアの理事一同、明るく楽しく会員様のお役に立てるように運営して参りますのでよろしくお願いいたします。
会長 山本尚樹
5/3に安全・治安に関するウェビナー第4弾として、在シアトル日本領事館より在米邦人ご担当の領事をお迎えし、安全対策セミナーを開催いたしました。
今回のセミナーでは、最近のニュースに関連し①人種差別犯罪と予防(ヘイトクライム関連)、②交通安全(市内の制限速度引き下げ政策による影響、事故発生時の対応)、③参考情報(コロナ関連ニュース等)の3点についてご講演頂いております。
“ヘイトクライム”のニュースを頻繁に耳にしますが、自分自身や知人が幸いにも被害に会ったといことがなかったため、ただただなんとなく不安に感じながら生活をしていました。しかし、実際に被害件数を数字で見ると、自分から遠くないところで確実に件数が増えていて、他人に危害を加えてもいいと思っている人が存在しているという事実に、改めて他人事ではないと感じさせられました。
また、被害に会ってしまった時の対策について、知識があっても、実際に行動に移せなかったら意味がない!当たり前のことですが、とても重要な事だと思います。自分も、大声で叫ぶ練習、防犯グッツの使用方法の確認・練習をやって、万が一の時に備えたいと思いました。
今後も安全・治安セミナーは定期的に開催されます。皆様がより安心して生活するためのお役に立てれば幸いです。
ウェビナー録画はこちら
ウェビナー資料はこちら
小森谷 あや
経済・文化部会 理事
世界基準の子育てについて、「教育の本質」「自立」「徳の循環」など、海外での子育てのルールについて、鷹松弘章氏にお話頂きました。
鷹松氏は、シアトルのIT企業で活躍し、日本でも大学生や社会人を対象にした数多くの講演会に登壇されたり、著書やYoutubeで情報を発信されたりしています。
商工会ウェビナー3回シリーズでは、「世界基準の子育てのルール」の7つについて、ご紹介頂きました。
1 将来の選択肢の広げ方や可能性の見つけ方
2 善悪の判断と倫理観の大切さ‘
3 多様性の尊重
4 お金教育について
5 自立について
6 先祖を敬うこと
7 親としての幸せや子にとっての幸せ
先行き不透明の状況下でも、親も子も幸せになれる世界基準の子育てから、世界経済に至るまで、さまざまな観点から捉えた「豊かさや幸福感」についてご講演いただきました。
講師紹介
鷹松 弘章氏
元Microsoft主席マネージャー。
アメリカシアトル在住の2児の父親。
東証一部上場の日本企業や米国にて社外取締役・顧問を兼任し、
シアトルのマイクロソフト本社にてキャリアを積みながらイクメンとしてs子育てにも従事。当時のモットーは「仕事も子育ても120%の力を出す」。留学生への支援も続け、支援を受けた学生の中にはユーチューバーのカリスマブラザーズ(現JJコンビ)などがいる。
現在は、アメリカのIT企業で働き日本企業の社外役員をする傍ら、子育てのセミナーや大学・企業での講演会などを日本各地で開催。
子育て支援・若者支援・企業支援という3つのサポートが国の将来に重要な要素であるという思いを貫き、「徳を積むことの大切さ」を提唱して、様々な活動を通し子育てとキャリアが両立できる日本社会の実現を目指している。
ウェビナー録画
第一弾 2月24日の録画はこちら
第二弾 3月19日の録画はこちら
第三弾 4月22日の録画はこちら
西尾由香
経済・文化部会 理事
2/15 に第3回目の治安・安全ウエビナーを開催致しました。
今回も在シアトル日本国総領事館より在米邦人ご担当の領事をお迎えし、最近の治安・安全情報とワシントン州の水の安全性について講義をして頂きました。
昨年のCapital Hillの騒動やBellevueでの暴動等から数ヶ月が経過して落ち着きを取り戻しているようにも感じておりましたが、ウェビナー冒頭で日常生活で怖いと感じたことがあるか?というアンケートで、半分弱の方々がはいと回答されておりました。
領事の説明でも犯罪数の増加傾向が説明され、引き続き慎重に行動しないといけないと再認識致しました。非常に驚いたのは、サイトに逮捕者の名前を入力すると保釈されているかどうかがわかるという仕組みでした。保釈後に再び同様の犯罪を犯すケースが多いため、各人が身近で起きた事件の逮捕者が保釈されたか否かを確認して自己防衛に活用しているものと思いますが、犯罪から身を守るということは自己責任なのだと感じました。
一方、ワシントンの水については、安全性が高いということが理解でき、毎日の生活に密接に関わる水が安心して使用できることに感謝!
自分の安全については自らが色々と自分で調べて知識を高めていく必要があります。
今後も安全・治安セミナーは定期的に開催されますので、是非皆様の理解向上・見聞を広げることのお役に立てれば幸いです。
野原浩義
経済・文化部会 理事
2020年12月14日(月)交流部会でウェビナーを開催いたしました。今回は浄土真宗本願寺派シアトル別院より楠御輪番様をお迎えし「お坊さんに聞いてみよう~日常生活とお寺・仏教~」というテーマで講演をして頂きました。
シアトル別院の歴史に加え、コミュニティーの一員として主体的に行っておられる様々な活動をご紹介頂いたほか、人気アニメやドラマに垣間見られる仏教的要素についても解説を頂きました。
講演の後半では、コロナウィルスに負けず心の平安を保っていくためのヒントとなる有難いお言葉を頂戴しました。
ウェビナー録画はこちら
谷田宏希
交流部会理事
ワシントン大学 大内二三夫教授による「コロナ禍で生活様式が一変した今、子供の興味の探索とその発展の為に私達はどのようなことが出来るか?」をテーマに、教育講演会を開催しました。
新型コロナウイルス 感染が拡大し、オンライン授業が長期化する中で、子ども達の「学び」に対する興味や関心を引き出す工夫として、家庭でできる「S T E A M S教育」の数々をご紹介いただきました。
五感を用いて、具体物から定量感覚を養う体験は、就学後の概念教育には欠かせません。全ての教科学習の基礎となります、
また、本来の学習とは、自らが課題を見出し、試行錯誤して問題を解決することが基本です。
「自学自習」の姿勢や「自らの学びを自らデザインする力」を培うために、今まで以上に家庭教育の重要性が浮き彫りになったように感じます。
視聴された保護者からの質疑応答の時間では、「子どもの興味を引き出し方や、持続させるための留意点」「子どもの主体性を伸ばすための働きかけ」など、大内教授から貴重なご提案をたくさんいただき、大変有意義な講演会となりました。
ウェビナー録画はこちら
西尾由香
経済・文化部会理事
11月9日(月曜日)治安・安全ウエビナー第2弾を開催致しました。
前回に続き、在シアトル日本国総領事館より在米邦人ご担当の領事をお迎えし、今回は地震とオピオイドの現状についてお話頂きました。
地震の多い日本ではよく取り上げられますが、このエリアにもこんな危険がせまっていることを再認識された方が多かったのではないでしょうか。
備えあれば憂いなし、です。
● 地震に関する情報の各公共団体ホームページ
● 地震対策、7つのステップ
● シアトル市、ベルビュー市、キング郡のアラートサービス
● 災害避難時の持ち出し袋について
● 簡易トイレについて
● 全米における薬物過剰摂取の状況
● オピオイドに関する留意事項
次回のウェビナーは、UW大内教授の「コロナ禍で生活様式が一変した今、子供の興味の探索とその発展の為に私達はどのようなことが出来るか?」です。
日時 :11月9日(月)午後6時~7時
お子様の教育問題は深刻な話題です。皆様のご参加をお待ち致しております。
緑川 寿美子
経済・文化部会 理事
10月29日(木)に、当地シアトルでお生まれになり日系社会でご活躍されておられるトミオ・モリグチ氏をゲストに迎えて、日系コミュニティーネットワーク (NCN)の成り立ちからどのような活動をされているかについてお話を頂く機会を頂きました。
トミオ・モリグチ氏のお話をおうかがいして、戦中、戦後の厳しい環境から現在に至るまでトミオ・モリグチ氏をはじめご紹介いただいた皆様の日系社会の生活環境の改善や地位の向上に取り組まれてこられたご活躍がよくわかりました。また、トミオ・モリグチ氏の力強くもやさしい語り口とご表情から参加していただいた皆さまにも何か熱いものが伝わってきたのではないかと思います。
今、私も含め仕事で日本から当地に赴任している人たちが、このように無事に快適に暮らせていることも先達のご尽力があってのことと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
日系コミュニティーネットワーク (NCN)は、在シアトル日本国総領事館、日系人関連団体・企業や県人会などによって構成されており、定期的にミーティングが開催されております。現在はコロナ禍での制約により、ウェブを利用しての開催を試みています。
皆様の情報交換の場として是非積極的に参加していただき、相互の理解を深めていければよいと考えております。詳しい開催ご案内はJBASまでお問い合わせください。
ウェビナー録画はこちら
吉田 哲三
交流部会 理事
コロナ対策の中、世界中の海外子女が新しい学びの形を模索している状況で、日本語教育を効果的に学び、着実に学力を身につけていくために必要な家庭でのサポートや、他国他州の補習校の取り組みについて、海外子女教育振興財団教育相談員の佐々信行様を招いて、ウェビナー講演会を行いました。
就学前後のお子さんの母語の成長過程や、小学生、中学生、高校生それぞれの年代のバイリンガルの特性などについても、「言葉を育てる」観点から、専門家としてのご意見や、教師として現場に長年携われたご経験から貴重なお話を実例と共にたくさん伺う事ができました。
ウェビナーにてお答えできなかったQ&Aを記載いたします。
Q1
佐々先生がかつて、イマージョンプログラムで教えてられた科目に「保健」が入っていたのは、どうしてですか。「保健」があることでどういう効果がありましたか。
「保健」が入っているのは、社会科などに比べれば具体的な内容が含まれるので日本語でも教えやすいという面があると思います。例えば、栄養のことを扱うと食べ物の名前などがたくさん出てくるので言葉を学ぶ面でもメリットがあります。
ただ、高学年になると体の発達のことなど微妙な内容も含まれて来るので、こちらは英語で理解させるしかないということになります。
Q2
2歳半で米国にきて、1年半がたち、現在4歳です。現地の幼稚園に約1年強通っていますが、幼稚園でも英語を話そうとしません。(先日、幼稚園の米国人の先生から、英語を話すよう、注意を受けました。)逆に日本語であれば、親にも知人にも、積極的に話し続けます。こどもが幼稚園で英語を話すようになるには、親はどのようなサポートをすれば良いでしょうか?
日本国内の日本語の幼稚園でも、あまり話さないお子さんはいます。4歳ですからまだまだみんな同じようにはいきません。
日本語でしっかり話しているのであれば、心配ないと思います。幼稚園の先生にも日本語ではよく話していることをお伝えになれば安心されるでしょう。英語はしゃべらなくても聞いていて頭の中に蓄えていると思うので、時期が来れば日本語と同じように話し始めると思います。
ウェビナー録画はこちら
海外子女教育振興財団
https://www.joes.or.jp/
AG5ウェブサイト
https://www.ag-5.jp
西尾由香
経済・文化部会 理事
シアトル高野山のSunday Serviceに参加
コロナ禍以降、オンラインで開催されていた定例のSunday Serviceが10月4日(日)半年ぶりに再開、実施されました。
真言宗は、平安時代に空海(弘法大師)によって開かれた仏教の一派で1200年の歴史があります。
シアトル高野山は真言密教の教えと伝統を地域コミュニティに伝えております。
約1時間半のセレモニーは
今中太定駐在住職のお経、参加者一人一人の焼香、真言宗の教えを住職と共に読み
最後に達磨の教え(住職のお話)の流れでした。
教えは、息(風)についてのお話でした。
合掌は左手(衆生・私たち)の人差し指を立て、右手(仏様)で包み込む。
右手のそれぞれの指が地・水・火・風・宇宙を表し、自分自身は宇宙に包まれるかけがえのない存在であること。
不安になった時は息が浅く・早くなっている。
ゆっくりと深く息を吐くことで落ち着いてくる。
コロナ禍、山火事、人種間の争いなど閉塞感がある世の中で
しっかりと呼吸をして心を落ち着けることができました。
シアトル高野山はアメリカで生まれ育った方々が中心に訪れるそうで
日本育ちの方々とはなかなか接点がないとのことで大変喜ばれておりました。
瞑想(メディテーション)クラスも開催されているそうで興味ある方が是非参加頂ければ有難いです。
引続き地域コミュニティとの交流を深めて参ります。
山本尚樹
交流部会 部会長
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account