『ご利用者様の人生をよく聴き、人生を小冊子にまとめる「聞き書き」活動』 ※ご本人の許可をえて写真や文章を公開しています。 デイサービス長寿の家では、「聞き書き」というボランティア活動にとりくんでいる高橋喜宣さんのご協力を得て、希望されるデイサービスご利用者様の人生について、お話を伺い、小冊子にまとめる活動をおこなっています。 今回は、小泉健次様のお話をまとめました。 『語り 小泉健次さん 戦争で学業の機会を、戦後政策で漁場を失う』 http://www.kibounotubasa.net/pdf/koizumikenji.pdf ↑ここから全文、ダウンロードできます。 小泉さんは、戦前の学童疎開から、戦後の川崎市での海苔の養殖の繁栄と、その後の国策による海の埋め立てで海苔養殖ができなくなったこと等を語りました。 名もなき庶民の暮らしが、日本によるアジアへの侵略戦争や、戦後の混乱期にどんなものであったのかを知る上でも、貴重な証言であり、今しか聴けない貴重なお話です。 ぜひ、お読みください。 *** デイサービス長寿の家が、この活動をするきっかけとなった本があります。 『驚きの介護民族学』 https://amzn.to/2q5CZyM 「事実を聞く」という行為がなぜ人を力づけるのか。聞き書きの圧倒的な可能性を活写し、高齢者ケアを革新する話題の書。 *** 「聞き書き」バックナンバーも、こちらから読めます。 『語り 鴨下キクさん 海軍大佐家族との想い出 ~私の女中時代~』 http://www.kibounotubasa.net/pdf/kamoshitakiku.pdf 『語り 岡千里さん(仮名) ある少女の戦争体験 ~孫に同じ思いをさせたくない』 http://www.kibounotubasa.net/pdf/okatisato.pdf