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コストコは中高年ばかり?

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コストコは中高年ばかり?
昨日、コストコメンバーの友人が、最近、コストコにいるのは中高年ばかり(在ロサンゼルス)、と話していました。若い人たちは、ドッグフードから歯ブラシ、食料品まで何でもアマゾンにオーダーしているので、店に足を運ぶ人が顕著に減っているというのです。かくいう私はその中高年(足を運ぶ人)にあたります。

さらには若い衆(?)は、最近盛んな、レストランとウーバーが合体したUberEATSを利用して、単なる宅配料理を超えたレストランの味を自宅で楽しんでいるのだそうです。

そんな中、アマゾンはシアトルに直営小売店をオープンさせました。この店にはレジというものがないとのことで、商品を選んだら、その場でネットを通して課金される仕組みです。なんと近未来的な…。

世の中のめまぐるしい変化には、めまいがするほどですね。
私がリタイアするまでに、私の実に人間的な(非ロボット的な)仕事は時代から逃げ切れるでしょうか。

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「美しさ」をどう位置づけるか――アメリカにおける広告作り

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「美しさ」をどう位置づけるか―...
人間は「目」で見ているものに非常に影響されやすい。

これは日米かかわらず広告を制作する上で最も重要な価値基準で、ライターとしては寂しいものだが、文章よりもデザインの威力がより大きい。より正確に言えば、デザインや色使いは”ドア”であり、そこで目にとまって初めて文章へと歩みを進めてもらえるのだ。

もちろん文章も魅力的でなければ、今しがた入ってきたドアからすぐに出ていかれる。しかし、ドアを開けてもらわないことには何も始まらない。

ちなみにこの、広告の重大法則は人間にも当てはめることができる。つまり、男性も女性も異性を瞬時に見た目で判断し、次のステップ(会話、デート)へと進む。あまりにもアホな会話を展開すればそこで踵を返される…が、いかんせん、美はよりパワフルで、人を夢中させることができる(アップル製品の美しさのように)。美は人をひれふさせる。

もっと言えば、広告や異性のみならず、雑誌制作や機械製作、家造り、店造りなどあらゆることにこの法則は当てはまる。この法則を常に意識して生きることで、卑弥呼ばりの(?)、人々を惑わす人生が送れること請け合いだ(ドアを開けて入ってきた“お客さん”がすぐに出ていってしまう人は、さらなる課題に取り組もう)。だから私は、何を制作するときにも、エンドユーザーの視点を常に確認する。

広告における美のパワーは日本よりもアメリカで、より発揮される。

日本では「温かみ」「親しみやすさ」などが、人々の判断基準の上位に位置しているが、アメリカは違う。

なにしろ日本が質素倹約を美徳としていた1910年代に、豪華絢爛のムービーパレス※1が大流行していたアメリカだ。私の制作会社、Ru-Communications LLCでは、アメリカでもトップクラスのデザイナーにウェブデザインを依頼しているが、彼女いわく、「アメリカ人って、本当にきれいなものに弱いの」。だからピントがあまい写真なんかを彼女に渡すと、頑として断られる。「日本では良くとも、アメリカでは絶対にだめ」。アメリカで、瞬時に人を落とす「見た目」のパワーを日本以上に侮ってはならない。

また、あるデザイナーは、「アメリカの通販のプレゼンテーションを見てごらん。送られてくる箱すら美しい。美しい高価な包み紙にリボン。箱を開けた瞬間からうっとりさせて、別世界に連れて行ってくれる。こういう美しさへの演出に膨大なお金をかける国なんだよ」と力説する。庶民的なコンセプトやゆるキャラは、ここ、アメリカでは親しみがわくというより、侮られる。なにせ子どものアニメですら、私たち日本人から見たらコワイほどの大人っぽいタッチが多い国だ。

しかしやはり長く付き合うものとなると、美しさだけでなく中身が必要となる。

美しいプレゼンテーションで届いた洋服が数日で破れたり色落ちするようでは、ワンナイトスタンドで終わりだ。

難しいことだが企業は絶対的な美しさでドアを開けさせ、人々を招き入れつつ、長居してくれるよう快適で賢い商品を開発していかなければならない。日本企業は後者に力を入れがちだが、アメリカに進出する場合は、むしろ見た目やイメージ作りに力点を置く感じで進めていけば、きっとうまくいくはずだ。何しろ、招き入れた後の快適さは、世界のどの国の商品にも劣らないはずなのだから。

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※1ムービーパレス:アメリカに住んでいる人なら、今や朽ちかけたこの建物を目にしたことがあるかもしれない。1910年頃からアメリカ全土で流行した、豪華なパレス風の映画館のこと。
#アメリカ #アメリカの広告 #ロサンゼルスのライター #ロサンゼルスの広告代理店 #ロサンゼルスの編集プロダクション #広告

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一日中立って働いているお客さん

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一日中立って働いているお客さん
昔、広告制作を担当させていただいていたお客様で、福岡の手作り美顔サロン花さん、というところがあります。http://www.tedukuribigansaronhana.com/

女性のオーナーで、私は「花先生」とお呼びしていましたが、おっとりした優しい方で、お客様は神様だ、言うことを聞け~みたいな方とは正反対の方でした。疑うことを知らない方で、私を信頼して、いつも可愛がってくださいました。だから、私もその信頼に応えようと、必死にがんばったものです。

花先生は一日中立って仕事をされていました。全身リンパマッサージなど、力のいる仕事も多くて、きっと大変だろうと私は思いました。あるとき、「全身マッサージが何連続もだと疲れませんか」と聞くと、花先生はニコニコして「ううん、私、マッサージするとお客さんだけじゃなくて私も運動して元気になるからもっとやりたーいって思うの!」。

ああ、なんて素敵な考え方なんだろうと思いました。だから私も花先生にならって、仕事は自分のために楽しみながらやるようにしています。時々、辛いこともありますけどね(笑)。でもほとんどの場合は、全ての仕事は新たな挑戦ですし、挑戦って楽しいなあと思います。

そんなこと、思いながら仕事をしている人いますか?
だとしたら、私、あなたが大好きです!



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2017年ももう終わろうとしていますね。
これを読まれている皆さんが、温かい場所で幸せであることを祈ります。
どうぞ良いお年をお迎えください。

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#アメリカ #ロサンゼルスのライター #ロサンゼルスの広告代理店 #ロサンゼルスの編集プロダクション #広告 #手作り美顔サロン花

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動物の死を待つブランドバッグ

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動物の死を待つブランドバッグ
ちょっと前のことですが、世界の有名ブランドが発売している革製品について書く機会がありました。

最近、生産業のキーワードはなんといっても「sustainable(持続可能)」で、多くの企業が、自然界から生産材料を枯渇させないよう環境に配慮した生産を行っています。

それは革製品にも言えるわけで、多くの有名ブランドが、動物を乱獲せずにsustainableな革であることを牧場まで辿って確認してから製品を作る、ということを始めています。そこで登場してきたのが、有名な某xxバッグです。今すぐ買おうとしても予約待ちで買えないほど人気のこのバッグ。その理由は、sustainableな動物が育つのを待っているからだ、との説明がありました。

でも動物にsustainableと言われても、二つの目がある動物は、そのかけがえのないたった一つの命で生きているわけです。その命を差し出したら、sustainableではないのです。

xxバッグの予約待ちは、すなわち、今、育っている動物の「死待ち」ということで、今どこかで育っている動物を、あなたはあなたの鞄にするために殺す予約をしたということになります。

私はもう、私の生涯で革製品はいりません。

昨日、洋服店のH&Mに行ってきましたが、売り場に見事なほど革製品がありませんでした。靴も、鞄も、何もかも革はありません。何か意図的なものを感じてH&Mの企業理念をウェブサイトで確認してみますと、「食肉用のレザーだけを販売し、皮革をとるためだけの動物のレザーは販売していない」と、記されていました。売り場に革製品が全く見当たらなかったのは、さらにこの理念が進化したものかと思います。

動物を殺してまで自分を飾ろうと、私は全く思いません。

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※引用:H&M〈企業責任〉 http://www2.hm.com/ja_jp/customer-service/sustainability.html

Q. ファーやレザー製品に関するH&Mの方針はどのようになものですか?
A. H&Mはリアルファーを販売していません。また、H&Mは食肉生産用の羊、ブタ、ヤギ、その他の家畜のレザーだけを販売し、皮革をとるためだけの動物のレザーは販売していません。 その他の革製品をH&Mで販売することは認められません。
#アメリカ #ロサンゼルスのライター #ロサンゼルスの広告代理店 #ロサンゼルスの編集プロダクション #広告 #革製品

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ロサンゼルス在住ライターのLA通信★アメリカに来て失くした習慣

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~「働く女性のLife Des... ~「働く女性のLife Designマガジン アヴァンティ」に連載中のコラムhttp://www.e-avanti.com/57204より~
 アメリカに来て10年、涙ぐましくも周囲から浮かないように生活し続けた結果、私の中から完全に消えた習慣や意識がある。例えば…

うん、うん、と相槌を打つこと

 日本人は相手が話しているとき、こまめに相槌を打つ。しかしアメリカ人はシーンとしたまま、身じろぎせずに聞く。電話などでは、あまりの静けさに切れちゃったのかと思うことも。

待っている人のために急ぐこと

 紳士淑女は横断歩道を渡るとき、自分のために車が待っていても走ったりせずに悠々と歩く。小走りは下品とな。長蛇のレジで値段が分からないときも、キャッシャーはゆったり歩いて棚に値段を見に行く。

知らない人と目が合ったときの反応

 アメリカでは、全く知らない人でも目が合ったらニッコリ笑い、時に「元気?」と聞く。微笑む際は白い歯をニッと見せるのがコツ。苦労の末体得したこの習慣も、日本では奇妙かな…。

名刺を出すこと

 仕事の場でも、アメリカではあまり挨拶時に名刺を出さない(一部の職種を除く)。名刺の代わりに、名前を名乗って力強く握手する。この前、在米歴40年の浦島太郎のような日本人社長を福岡の某社長に紹介したが、その方が名刺なしに現れたものだから、「名刺も出さない失礼な人!」と取引(浦島さんが客側)をお断りされてしまった。両方の立場が分かるが、ちょっと気の毒。

ハンカチを持つこと

 アメリカ人はハンカチを持たない。ハンカチ売り場もない。紙がどこにでもある。ハンカチは旧時代のもの? そういえば日本で会社に通っていたころ、ハンカチを忘れたことが気になって通勤途中に家に引き返したこともあったっけ…少女時代を懐かしむような気分デス。

年齢によるハジケ規制

 ちょうど昨夜は、近所のクラブでハロウィーンパーティだった。スリラーの曲が迫力いっぱいにかかった瞬間、ヒュー! という奇声とともにダンスフロアに大勢の人が飛び出した。熱気あふれるフロアを埋め尽くすのは、白髪で腰の曲がったおじいさんとおばあさん!40代の「若者」(私)がハジケずにどうする! その後、10時半頃に眠くなって家に帰ったが、寝る直前に店に財布を忘れたことに気付いた。慌てて店に戻ったのは夜中の1時。フロアはまだまだ踊り狂う大先輩方で埋め尽くされていた。

店員を声を上げて呼ぶこと

 渡米当初、「すみませーん!」と大声を出して呼んでいたが、あれ、なんだか浮いている感じ! あれから10年、私はアメリカ人の顰(ひそみ)に倣って静かに、辛抱強く、気付いてもらうのを待つようになった(昨夜、私が財布を忘れたのを店員さんが見ていたらしいが、大声を出さない+走らない主義でそのまま事務所に持っていったらしい。あのね…)。

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サンクスギビングに涙のダイエット

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今年の我が家の、七面鳥の丸焼き... 今年の我が家の、七面鳥の丸焼き…(><)
先週の木曜日はアメリカにおける最大の祝日、サンクスギビングでした。
サンクスギビングとは、イギリスからの入植者がアメリカの先住民を招いて催した祝宴を起源としています。食糧難に苦しむ入植者を先住民が救ったことに対する、文字通り感謝の気持ちを表す祝宴でした。しかし現代では、家族が集まって時間を過ごす、日本におけるお正月のような役割の祝日となっています(ちなみにアメリカではお正月はあっさりしています)。

この季節で最も災難を被るのは、なんといっても七面鳥です。感謝祭の期間だけで、実に4600万羽の七面鳥がアメリカ国内で消費され、どの家でも大きな七面鳥を、これまた大きな備え付けオーブンで焼き上げます。

引用元:http://extension.illinois.edu/turkey/turkey_facts.cfm

アメリカ人は日本人と違って食べ物を大切にしないので、こんなに大きな七面鳥を焼いて、粗末に扱わずに食べてくれるか、ちょっと心配になります(人気ドラマの『Sex And The City』でもキャリーと恋人がKFCのチキンを投げつけあって遊んでいる場面がありましたが、アメリカで食べ物はときにおもちゃのように扱われ、ごみ箱に直行します。そんなことのために鶏は大切な命を投げ出したのかと思うとかわいそうになります)。うちは冷凍したりしながら、全て大切にいただきたいと思います。

さて、今年になって10数キロという途方もない激太りをしてしまった私は(汗)、感謝祭の4日前からダイエットを開始しました。ハイカロリーなごちそうがバンバン食卓に並ぶこのサンクスギビングをどう乗り越えようかと想像した瞬間、「サンクギビングが終わってから始めなよ。いや、クリスマスが終わってから、いや、お正月が終わってから始めなよ。なんならバレンタインデーが終わってから、どう?3月は誕生日だからそれが終わってからは?」という悪魔のささやきに頭を支配され、ストレス死させられるかのような悶絶を味わいました(←大げさ)。

そんな今年に限って、夫の七面鳥焼きも大成功。

こんなに(写真)おいしそうに焼き上げるだなんて!
超ハイカロリーなグレービーソースも完璧で…。

しかし、朝食はカロリー高め、昼食もカロリー高めOK、おやつなし、夕食だけ低カロリーでご飯抜き+エクササイズというゆる~いダイエット(ストレス度は絶食並み)を1週間続けた結果、ドコドコドコドコ(太鼓の音)…

1週間で4パウンドちょい(2キロ)痩せました!
もうこれ以上は精神的に無理かも…でも急増した脂肪10キロ分に耐えかねて骨と腰が悲鳴を上げているので、もうちょっとがんばります!

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友達ゼロの寂しいSNS

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友達ゼロの寂しいSNS
今さらですが、RuコミュニケーションズLLCのFacebookを始めました。
https://www.facebook.com/Ru-Communications-LLC-131334947581993/?modal=admin_todo_tour
Likeが25以上集まらないと、アドレスを好きなものにできないそうで…今、恐ろしく長いアドレスになっています。皆さま、Likeをどうぞお恵みください!(多分10年かかっても25Like集まらなそう…)。

それに伴い新しいアカウントも作りましたが、仕事のメアドで作ったのでさすが、誰にも知られず、ひっそり感が半端ありません。こんなに寂しいFacebookってあるのでしょうか(笑)。
https://www.facebook.com/policarpio.ru.1

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ロサンゼルス在住ライターのLA通信★カリフォルニアの犯罪に関するあれこれ

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~「働く女性のLife Des... ~「働く女性のLife Designマガジン アヴァンティ」に連載中のコラムより~ http://www.e-avanti.com/54939
 カリフォルニアに住み始めて驚いたことのひとつに、2~3カ月に1度ぐらいの割合でヘリコプターが住宅街の上空を飛び回るというのがある。バラバラとかなりの騒音で、夜間には、地上をサーチライトで照らしながら、逃げ回っている誰かを探しているのだ。ある夜、庭に出て空を見上げていたら、自分の周りがくっきりと昼間のように明るくなったこともある(笑顔で手を振るか、両手を上げるか…?)。

 こちらで携帯電話の激しいアラート音が鳴れば、それは地震速報ではなく「アンバー・アラート」の場合がほとんどだ。かつてアンバー・ヘイガーマンという名前の少女が誘拐・殺害された事件をきっかけに作られたこのアラートは、児童の誘拐事件が発生したときに鳴る。近隣住民が速やかに情報を共有し、早期解決につなげることを目的としているため、アラート音とともに届くのは、逃走車や子どもの特徴などの情報だ。1年間に2、3回ぐらいは鳴っていると思うが、いつ聞いても悲しい気分になる。

 日本と最も違うのは、やはり性犯罪前科者の情報公開制度だろう。政府が発信している「California Megan’s Law Website」に検索したい地名を入力すれば、性犯罪前科者の居住地や顔写真、名前、身長、入れ墨の有無などの情報が閲覧できる。これにより私も近所に住んでいる8人の性犯罪前科者の家を把握している。性犯罪前科者の情報が公開される法律「メーガン法」は、7歳の少女メーガン・カンカが、過去に2度の少女暴行逮捕歴を持つ男に暴行・殺害された事件がきっかけで1994年に制定された。

 なお、2005年には性犯罪前科者をさらに厳しく追跡する「ジェシカ法」が制定されている。この法律は、9歳の少女ジェシカ・ランスフォードが性犯罪など多数の逮捕歴を持つ男にむごたらしく暴行・殺害された事件の後に制定された。これにより性犯罪前科者は学校や公園から約610メートル圏内に居住・立ち入りが禁じられている。また、犯罪が重度の場合はGPS付きの足輪を着用しなければならない。

 性犯罪前科者に対するこれらの厳しい措置については、「刑期を終えた後の、更なる刑」であり、更生の機会を失わせるという声もある。実際、ジェシカ法ができた後に性犯罪前科者のホームレスが急増し、むしろ犯罪の温床となる可能性が指摘された。よって現在では、学校や公園への約610メートル規制が緩和されている。

 実は性犯罪前科者の再犯率は、一般の犯罪前科者の再犯率と比べて低いというデータもある。個人的には、法の厳しさに守られていることは感じつつも、この厳しさの中で前科者は更生できるのか…?と明確な答えが出せずにいる。

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新しいロゴができました

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新しいロゴができました
2015年末に創業して以来、何だかバッタバタバッタバタ、
バッタ以上にバッタバッタしていましたが、
やっと今週、余裕ができ、これまで中途半端だったロゴを見直すことができました(上写真参照)。

RとUが色々なコミュニケーションを駆使して、楽しくする様子を表しています。
私はとても気に入っていますが、いかがでしょうか?

タグラインにTranslationと入れたのは、最近、顕著に翻訳業務が増えてきているからです。
お客様のご相談のほとんどが「翻訳してもらったけど、なんだかシックリ来ない」というものですが、ひどいときは「昔っぽい、ダサい文章になっている」「意味が分かるようで分からない」とお困りの方もいらっしゃいます。

なぜこのようなことが起こるのか。それは翻訳された日本語は、その目的が翻訳なので、プロのコピーライターが書いた「人を惹きつけるための日本語」とはやはり違うからです。

そこで、ご相談にいらっしゃるお客様に提供しているのが、トランスクリエーションです。トランスレーションだけでなく、それをバイリンガルクリエーターが日本人の心にスッと入っていく美文に仕上げるのがトランスクリエーションです。もちろん、美文にしつつも、「誤訳」になってしまわないよう、完全バイリンガルのチェッカーが厳しくチェックします。つまり一つの原稿を3人がかりで仕上げるわけです。

言葉って不思議です。お客様から「これ、一体どうしたら…」と渡されたアヒルの子も、必ず美しい白鳥に生まれ変わります。ほれぼれとするような美しい子(かつ分かりやすい)をお客様にお戻ししたときのお喜びのお声はいつ聞いてもうれしいものですね。

リッツカールトンホテルさんのような、一流ホテルなのに変な日本語のウェブサイトを見ると(←失礼^^)、あー、勝手に美しくやり直したい~なんて思う今日この頃です。


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ロサンゼルス在住ライターのLA通信★お客様は神様じゃない。

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ロサンゼルス在住ライターのLA... ロサンゼルス在住ライターのLA...
 ~「働く女性のLife Designマガジン アヴァンティ」に連載中のコラムより~ 
http://www.e-avanti.com/52891

 アメリカでは「お客様」は確かに客ではあるけど、決して神様ではない。スーパーに行けば、どれだけ行列ができていようとキャッシャーはしばしば手を止めて同僚とのおしゃべりを楽しむし、かつこのおしゃべりは客側の質問を遮ってでも行われる。また、小売店やレストランの中には「当店にはあなたにサービスを “提供しない権利” があります」というサインを目立つ場所に付けているところもあり、かなり強気だ。

 カスタマーサービスに電話をすれば、まず、最初に人間が出ることはない。次から次に現れる機械のオペレーターをゲームのようにクリアし、さらに1時間ほどたらい回しされた挙句に電話が突然切れることもある。少なからず起こるこのアクシデントについて、大手企業のカスタマーサービスで働いていた知り合いに聞くと、「1時間に何人裁くというノルマがあるので、ややこしい問合せは間違えたふりをして切るんだ」との回答(え!)。

 宅配業者はしばしば小包を玄関の前に置いて、ピンポンダッシュで逃げていく。家人がいようがいまいが関係ない。外出先から戻ってきたら、目立つ場所に置きっぱなしの小包が盗まれていることもあるし、お知らせもなく投げ込まれた隣人宛ての古びた小包をある日、庭の隅に発見することもある。ここには日本の宅配業者のような涙ぐましさはナイ!
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 しかしモンスターカスタマーも少なくないアメリカで、サービスを提供する側の強気の姿勢はある意味、秩序の維持に一役買っているのかもしれない。お客様すら神様になれないこの国では、とんでもない客なぞ、一番下っ端のバイト生からもばっさりぶった切られる。

 ちょっと前に日本のニュースで、無断駐車を阻止しようと「車をロックします! 外してほしかったら4万円!」などの過激な貼り紙をしたコンビニが議論になっていたが、アメリカではこのようにはっきりと店側が被害を被る場合は、貼り紙などの「お情け」は期待できないだろう。あっさりレッカー移動されて、その費用約3万円を車の持ち主が負担というのが予測される終着点だ(といってもアメリカでは店の駐車場が広大なところが多いので、この手のトラブルはあまりない)。

 アメリカに住んでいると、店や会社の適当な対応に呆れることも多いが、こちらに住んでいる限りは私もサービスを提供する側に立つことがあるわけで、実際その立場に立ってみると、このくつろいだ環境はまるで天国のように感じる。

 働くときはストレスの少ないアメリカで、サービスを受けるときは至れり尽くせりの日本で…なんていう好都合な世界を夢見ている今日この頃だ。
#アメリカ #ロサンゼルスのライター #ロサンゼルスの広告代理店 #ロサンゼルスの編集プロダクション #広告

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