パブリックリレーションズという考え方はアメリカでは常識になっているのですが、日本ではまだまだ理解を得ていません。パブリックリレーションズ・PRといえば広報・広告というイメージを持ってしまうのではないでしょうか。
「大売り出し」の看板は広告であってパブリックリレーションズであるとは言い切れません。広告は多くの場合、売り手から買い手への一方通行のコミュニケーションを意味します。パブリックリレーションズは、自分が社会的に置かれた位置(社会からどのように見られているか)を把握することから始まるのです。自分が社会から良く思われているときは、それを継続するためには何をすれば良いのかを分析します。社会から批判を受けている場合は、その批判の原因を究明することからはじめます。そしてその批判の原因をできれば排除して悪評をけすための活動を行います。これがパブリックリレーションズなのです。
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