Asagiri Ladies Clinic のブログ

夏が流行のピーク、手足口病のお話です。「ヘルパンギーナ」や「咽頭結膜熱（プール熱）」と一緒に『子どもの三大夏かぜ』とも呼ばれたりしていますね。例年、報告される患者さんの90%前後が5歳以下の乳幼児のお子さまと言われています。ただ、まれに大人も感染します。

「エンテロウイルス」と「コクサッキーウイルス」が原因となる手足口病はウイルスが複数種類おり、一度かかって治っても、またかかる可能性もあります。

〇主な症状
・口の中や手足などに2～3mmの水疱性発疹ができる
・発熱は患者さんの約3分の1にみられるが、あまり高熱にならないことがほとんど。
・爪が剥がれることがある
・まれに髄膜炎や脳炎などの合併症を起こすことも

〇もしかかってしまったら
・特効薬はなく、鎮痛薬で痛みを和らげたり粘膜保護剤の軟膏などが処方されるなどの対症療法が中心です。
・口内炎の痛みで飲食がしづらくなり、脱水になることがあります。
刺激物を避け、のどごしが良く噛まずに飲み込めるものを。
＜例＞冷ましたおじやや雑炊、お豆腐、ヨーグルトやゼリーなど

〇どうやって感染する？
・くしゃみの飛沫などによる『飛沫感染』
・だ液や鼻水などがついたおもちゃなどの貸し借り、手が触れることで感染する『接触感染』

〇予防のために
・接触感染を予防するために手洗い
・回復後も口や便からウイルスが出るためおむつの交換や排泄物の処理に注意する
・タオルやハンカチの共用は避ける

小さなお子さまが感染予防に注意して過ごすのはなかなか難しいことですね。
お子さんの体調の変化を観察してあげたり、手洗いなど日頃からできそうなことに取り組んでみたり、工夫して夏を元気に過ごせますように☘️

助産師直伝👶赤ちゃん夏のお洋服のお話✨助産師のMです。厳しい暑さが続きますね。湿気も多く過ごしにくいこの時期、赤ちゃんの服装に悩まれるお母さんも多いと思います。今日は赤ちゃんにとって快適な環境と服装やお部屋の環境についてご紹介♪

お部屋の生活環境👶
🍀部屋の温度 26～27℃くらい
🍀部屋の湿度 50～60％くらい

エアコンの送風が直接当たるところは避けましょう。
赤ちゃんの足が冷たくなっていないか確かめてみてください。
冷たいなと思う場合には掛物などで調整をしてみましょう✨

服装について👶
🍀室内 長肌着＋短肌着
お部屋の空調や赤ちゃんの体調にあわせて、長肌着のみにするなど調整してみてください。

🍀おでかけの時 長肌着　または　短肌着　にお洋服(2wayオール)
おでかけの際にもその日の気温や赤ちゃんの体調にあわせて調整してみてくださいね♪

お母さんと赤ちゃんが少しでも快適に夏を過ごせますように😊