615.抗不安薬・免役調節治療により出産
Jun
23
過去に、
6回連続して、いつも
10~20mmの胎児が
子宮内死亡していました。
流産した胎児の染色体検査は
2回検査され、すべて正常でした。
アスピリン、ヘパリン、
大量免疫グロブリン治療は、
すべて複数回受けていました。
当院での精査結果では、
不安感と罪悪感が強く、
子宮内が免疫的に荒れていると
判断されたため、
支持的精神療法を基本として、
頓服で抗不安薬を投与し、
妊娠前の子宮内ステロイド洗浄
と妊娠後のステロイド内服治療、
さらに、ピシバニール免疫治療
を、主に行いました。
そして昨年、無事に
元気な赤ちゃんを出産され、
お手紙をいただいています。
難治性の場合、
特に、
こころ と 免役 を
いっしょに整えることが
本当に大切ですよ。