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posted 2019-06-23 21:40
ドクター青木の不育症・着床障害ブログ
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Dr.Aoki
遠くから受診された患者様でした。 過去に、 6回連続して、いつも 10~20mmの胎児が 子宮内死亡していました。 流産した胎児の染色体検査は 2回検査され、すべて正常でした。 アスピリン、ヘパリン、 大量免疫グロブリン治療は、 すべて複数回受けていました。 当院での精査結果では、 不安感と罪悪感が...
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posted 2017-01-25 00:25
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Dr.Aoki
自分を他人と区別するために 自分の細胞には 自分だけのしるしがあります。 それを 「同種抗原」 と言い、 親から子へと遺伝されています。 そして自分と違う細胞(組織)を 体内で見つけたら、 自分の免疫細胞は非自己細胞を 攻撃(拒絶)するのです。 しかし例外もあります。 それが妊娠なのです。 その原因...
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posted 2016-05-22 17:19
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Dr.Aoki
「 妊娠中に インフルエンザワクチン予防接種 を受けた約5千人の妊婦さんは、 受けなかった妊婦さんに比べて、 死産率が約50%低下していた。 」 という研究報告が オーストラリアから2016年3月にありました。 (Clin Infect Dis. 62: 1221-1227, 2016) こ...
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posted 2015-12-27 16:20
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Dr.Aoki
卵は半分異物(夫由来)です。 免疫系は 異物と、異物化した細胞(癌、感染)を 受け入れません(攻撃します)が、 通常、 卵については、受け入れています。 その理由の全容は、まだ 「なぞ」 です。 2015年11月号の 「サイエンス」 という 世界で最も権威のある 科学誌 に、 「寄生虫と妊娠のびっく...
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posted 2013-02-09 02:50
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Dr.Aoki
今日は、ある患者さんから 素敵なパワーをもらいました。 複数の一流体外受精専門クリニックにて、 胚移植を合計29回受けられて、 今回、初めて、 妊娠中期まで、 妊娠維持に成功された患者さんからです。 当院に受診されてから、約4年。 28回目の移植のとき、 当院治療にて、 3回目の妊娠成立に成功されま...
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posted 2010-11-24 01:18
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Dr.Aoki
2010年11月中旬に 妊娠36週で元気な赤ちゃんが誕生しました。 出産された方は 最初の頃こそ自然妊娠できたものの、 途中から体外受精による妊娠となり、 そのうえに、 記憶があるだけでも過去16回の流産を経験されています。 (流産がありすぎて、正確な数はわからず、 少なくとも16回との事でした。)...
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posted 2009-06-15 03:39
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Dr.Aoki
NK細胞とは、ナチュラルキラー細胞のことであり、 白血球のなかのリンパ球の一種です。 粘膜免疫という外界との最前線で、 侵入物を攻撃して排除する働きを持っています。 1985年頃より、正常妊娠とNK細胞との密接な関係が 明らかにされてきました。 1995年に、NK細胞活性が約40%以上の不育症患者さ...