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posted 2021-02-14 16:41
ドクター青木の不育症・着床障害ブログ
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Dr.Aoki
子宮内膜は、粘膜の層です。 鼻の中の粘膜層とよく似ています。 そこには細い動脈が密集しています。 細動脈の血管壁には、 交感神経と筋肉細胞があり、 交感神経が興奮すると 筋肉が収縮して 細動脈が狭くなってしまいます。 妊娠成立前後の時期と、 妊娠初期の子宮内膜内の 血管(細動脈)の断面の 写真を見て...
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posted 2020-08-21 20:37
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Dr.Aoki
炎症反応の症状は、 「赤く、腫れて、熱っぽく、痛い」 というものです。 炎症反応とは体を守る防衛反応です。 身体の一部に異常が起これば、 栄養補給のため異常部位の血管が拡張して 「赤く」なり、 血管内物質を組織液に出すため 「腫れて」、 免疫細胞が発熱物質を出して活動するため 「熱っぽく」、 神経系...
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posted 2020-06-14 16:48
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Dr.Aoki
心理的ストレスを受けると、 血小板が固まりやすくなることは 以前よりわかっていましたが、 心理的ストレスを受けると、 免疫細胞も増加して、 炎症性サイトカインが発生してくる こともわかってきました。 たとえば、 心理的ストレスを感じていると、 脳細胞にも、炎症が起きるようです。 過剰な炎症により、 ...
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posted 2019-11-27 00:21
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Dr.Aoki
ヨーロッパの一部の国では、 子宮内膜の末梢血管の収縮を 防ぐ治療として、 精神薬の服用も勧められています。 子宮の細動脈は、約120本の らせん動脈が渦を巻いて密集しており、 その血管壁には神経線維が入っているのです。 移植したとき、 妊娠したとき、 必ず何らかのストレスを感じている と思います。 ...
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posted 2019-06-23 21:40
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Dr.Aoki
遠くから受診された患者様でした。 過去に、 6回連続して、いつも 10~20mmの胎児が 子宮内死亡していました。 流産した胎児の染色体検査は 2回検査され、すべて正常でした。 アスピリン、ヘパリン、 大量免疫グロブリン治療は、 すべて複数回受けていました。 当院での精査結果では、 不安感と罪悪感が...
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posted 2015-05-27 23:03
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Dr.Aoki
稀なことと思いますが、 流産して、 最大のストレス源が実母の場合もあります。 実例ですが、 過去に6回以上流産されており、 妊娠すると極度に緊張される方がいました。 お話を聞くと、 「生活が悪いから、子供を殺しちゃうのよ!」 と、 以前、実母から非難する言葉を浴びせられ、 その経験がずっとトラウマと...
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posted 2015-03-22 22:45
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Dr.Aoki
人体発生学から見て、 発生9日目頃(妊娠3週2日)(胚盤胞移植4日目) には胎盤になる絨毛細胞の組織内に腔隙が出現し、 子宮内膜のラセン動脈~毛細管と交流し始めます。 ラセン動脈の血管平滑筋細胞層は 母体の交感神経の影響下にあります。 つまり、母体がストレスにより 過剰な緊張状態にあれば、 ラセン動...
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posted 2013-02-01 02:36
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Dr.Aoki
今度こそは と、できることはすべてしました。 でも、 また・・・。 言葉もでません。 医学的な説明はいろいろと、できます。 が、・・・。 でも、 今は まったく、無意味です。 身体を震わせ、 絞り出す声で、 「 赤ちゃんと一緒に、このまま、死んでしまいたい! 」 と。 「 こんな自分、生きていていい...
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posted 2011-08-17 04:11
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Dr.Aoki
世界中の研究機関より、 1980年から2007年までの間に、 人における ストレスと流産の関係を調査した 9つの主な研究報告があります。 そのうちの7つが、 ストレスは流産の原因か、あるいは 非常に密接な関係があると結論しています。 その中のひとつが、 1995年、イギリスの精神科医のオヘアー医師ら...
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posted 2011-08-04 22:12
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Dr.Aoki
いろいろな動物、 たとえば、 ラット、ハムスター、マウス、 そして、馬において、 妊娠初期のストレスが流産の原因になる という研究報告は、 1973年から1989年にかけて 数多く発表されています。 1984年には、 マウスにおいて、 ストレスが胎児の先天異常率も上昇させた という研究報告もあります...