時差ぼけと週末に任せて、二晩連続気が付けば、空が白み始めるまで徹夜で本を読む贅沢な時間を過ごしながら、日曜日の明け方を迎えました。
幕末小説は好きですが、一刀斎という題名から剣術の話かと思いきや、斎藤一を逆から読ませると一刀斎。なかなか言い得て妙だと感心しながら上下二巻を成田空港で買って帰りました。坂本龍馬暗殺の本当の下手人は、斎藤一という展開も龍馬ファンとしては興味をそそられました。
死するは易く、生くるは難い。
殺すは易く、生かすは難い。 (下巻 432ページ引用)
先ほど夜が明ける頃に目に飛び込んだ上記の一節が心に染みました。
武術が武道に通じる部分でもあるかと思います。
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