IoT : SmartHomeについての考察(1)はじめに
Jul
11
時代は、エコシステムとクラウドコンピューティングという時流の下、所有からシェアというビジネスモデルが出てきています。そして、製品を販売からユーザ体験を提供することが市場創出・開拓の大きなカギになっています。
例えば、携帯電話のガラケー期は、機能訴求による製品販売。しかし、スマホの登場で使いたい機能は、自分で後から追加削除でパーソナル化が容易になりました。つまり、製品は万人同じでも、使い方は十人十色、千差万別になっています。それを可能にしたのが、クラウドコンピューティングというインフラであり、そのソリューションが寄与しています。そして、収益モデルも変化してきました。「売る」から「使ってもらう」ことでの収益です。
一方、企業や個人のデータ保管サービスの登場。日本ではまだプライベートクラウドが主流ですが、AWS、Azure, Googleなどパブリッククラウド利用が増え、ハイブリッドクラウドによるFederation機能が重要になります。
当然、課金方法も多岐に渡ってくることと思います。B2Bでクレジットカード決済が遅れている日本ですが、今後は新しい決済方法のフィンテックの台頭も視野に入れておく必要があります。決済ビジネスに銀行やカード会社ではなく、事業会社が参入できる大きなパラダイムシフトが起こる可能性があります。特に海外送金など手数料の高い決済などはその流れが早く取り込まれる可能性があります。すでに、東京三菱UFJは、2017年秋から