侍ドクター
Nov
20
あっという間の1時間の手術後、ホテルまで徒歩と地下鉄で帰れました。昨日は包帯グルグルでしたが、術後2日目の今日は、包帯も取れ日中は外出で歩き回っていました。同じ症状で母親が手術した頃の半世紀近く前は、数週間入院していたと記憶しています。
部分麻酔だったので術中の1時間、2人の間で身の上話に話題が弾んだのですが、熱い情熱を持たれた侍ドクターでした。裸一貫での渡米から米アルバート・アインシュタイン医科大学附属病院の血管外科部長&外科学教授になられただけでなく、医療器具の開発まで幅広い活躍。そのアメリカンドリーム・ピーク時に経済的な手にした成功までも投げ捨て、帰国と新たなるチャレンジ。
私も過去の転職・退職で通じる経験というか哲学に相通じるものがあり、嬉しくなりました。そのひとつは「潔さ」。そして、祖国を想う心なんていうと大木教授の名を借りて私が格好良く聞こえて恐縮ですが(笑)
何度かブログやフェイスブックにも書き留めたことがありますが、今の日本人は、もっと誇りと自信を持ち、欧米ばかりを見習う幕末からの呪縛から目を覚ますべきかとも改めて思いました。自燈明・・・
論より証拠。教授の下記著書、医学界におられない方々にもお薦めです。若い人々には、起業家精神とは?を実感できる大木教授の生き様があります。