Smart City = コンパクト・シテイ
Feb
19
一方、高齢社会、人口減少、中心街の空洞化などから今後の街創りのコンセプトにコンパクト・シテイがあります。自動車社会で勢いついた戦後の昭和時代に夢の一軒家を求めて、田舎でも郊外型に多くの住宅街が造成されました。同時に大型ショッピングモール時代が中心街の空洞化に拍車をかけたと思います。
週末、久しぶりに近所のモールに行って驚きました。Bellevue Square Mallというとシアトル近郊では一番の高級モールでいつも混んでいます。それなのに1階の中心十字路の二軒が空き店舗になっていました。色々な要因があると思いますが、間違いなくオンラインショップの影響があるでしょう。
そこで、スマート・シテイはITソリューションの前に物理的かつ人間行動学と自然の流れに沿った街創り設計が出発点だと思います。そこにIoTによるスマート・ホーム が、スマート・シテイ をコンパクト・シテイ内に形成されると考えられます。
グーグル・アンドロイド体験目的グランプリで表彰を受けた商品の一つにスマート・カレンダーがあります。下記をビデオをご覧ください。
すぐにでも欲しいですね。家庭だけでなく、会社、工場、学校などいろいろなシーンですぐに活用できると思います。
スマート・シテイは、こうした地道な個々のソリューションの積み上げ。ITだからと言って、突拍子もない難しい最新技術を使う必要はありません。年齢、性別、国民性を問わずに誰もが直感的に使えるサービスであることが大事です。
ショッピングモールで空き店舗を見てからこんなことを考えながら歩いた週末の午後でした。
参照:Android Experiments OBJECT