週末、日本出張の帰りに日本橋のシネマで観てきました。出張前にはハリウッドのレッドカーペットに出演者と共に招待されていた日本を代表する吉原義人刀匠と朝食をしてからの出発だったこともあり、何かしら縁を身近に感じていた映画でした。
とてもメッセージ性の強い映画でした。日本の周辺も騒がしくなっている昨今、国を、故郷を、家族を守るとはどういうことなのか?
勝負は鞘の中にあり。刀を抜かずに勝負を付けれるか?
逆に言えば、殺す・殺される覚悟がなければ刀は抜くな!
万物に活かされているという人間の叡智を超えた万物自然の理の深さ。
欲を言えば、伝えたいメッセージがテンコ盛りで観る人にとっては消化不良を起こした方もいるかもと感じほど原作者、’監督はじめこの映画に関わった人々の想いも伝わってきました。
それが上映開始2週間余で上映を自主中止!
それは麻薬に関与した出演者の逮捕が原因。
果たして上映中止する必要があるのでしょうか?
連帯責任という日本的な美徳も感じますし、侍の潔さの現れ・・・
でも一人の出演者の不祥事で上映中止する必要まであるのか?逆に製作者、出演者がこの映画にかけた人々が熱い想いを語り、発信し、上映継続を訴える選択があったのではないかと残念でなりません。謝罪するようなことではないと思うのですが、おかしいでしょうか?
日本人、侍の身の引き方とも言えるのかもしれませんが、何か不完全燃焼です。
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