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京セラの社長時代だったでしょうか?稲盛さんが今後の社内事業のあり方で「アメーバー組織」という言葉で説明されていたことを思い出します。プロジェクト毎に適任のメンバーが、適時集まり、任務を遂行し、終了すれば解散して戻る。ヒエラルキー的組織の限界を見越して、そうした柔軟性に富んだ活力ある組織運営のお話を会食の席でお聞きしたのも四半世紀前になってしまいます。
最近になってプラットフォーム型とか言葉は変えてもおなじことを言い始めているようですが、80年代初頭のパソコンの登場から産業構造でも同様のことが進行していました。
大企業が開発、製造からマーケテイング、販売、サポートまですべてをこなしていた垂直型ビジネス時代から、マイクロソフトやインテルのように得意分野に特化した会社が、市場全体を独占するようになった水平型ビジネスに移行しつつあったのがIT産業界だったといえます。
ビジネスの主役を担っていたIT産業が、他の産業・ビジネスの発展・改善に回る名脇役の時代にはいったともいえる21世紀。上記のようなビジネスモデルが他の産業にももっと浸透していく可能性があるのではないでしょうか?
大不況の昨今、身軽に機動力をもってサバイバルするためにも得意領域をお互い持ち寄った協業ビジネスモデルが問われてもおかしくありません。
そうなると会社名とかの看板より中身が勝負。それはある意味で中小企業の出番かもしれません。でもサバイバルするためには、お互いが協力してビジネスを成就。
種という新規技術やビジネスを生み出す米国。その種を花開かせる生産技術の日本とマクロ的に捉えた一面でしょうか。
シアトル近郊で起こっている起業活動も書き留めていこうと考えています。
http://www.enlinxpartners.com/>EnLinx Partnersは、日米間の起業進出と文化交流を主としたコンサルテイング業務会社です。
今までの経験とネットワークに地の利を活かした仕事を目指しています。
「縁」を「結ぶ」ことでのパートナー関係で、お互いの強みを最大限に発揮して、きびしい時代を楽しい協調関係によって共に生き抜く・・・共生・・・
そんなビジネス関係、組織を国、人種、宗教、性別などを超えて作り上げたい。そして、同じ大変なビジネスを生き抜くなら、一緒に楽しみたい。そして、当然成功して個人、組織、会社が儲かり、その先には社会に還元し、貢献していく。当たり前のことかもしれませんが、それはきちんと守りたいところです。
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