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25年目に行動できたワタシの軌跡

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今しか話せない大切なこと

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今しか話せない大切なこと
fumikoです。

先日、偶然、街中で知人に会いました。
親御さんが入院中で
病院に着替えを届ける途中とのことでした。

短い会話のやり取りの中で
知人がポロリとこぼしました。
「こんなことなら
もっと早くに色々話をしておいたらよかった」

状況はかなり深刻そうだと感じました。

知人はご両親と近くで別世帯で生活しています。
親が元気なうちは全てが順調だったようです。

いつまでも同じ状況が続かない事は
知人も薄々わかっていたものの、
ある日突然に全てが変わってしまった事、
想像以上に早くその時が来てしまった事で、
かなり憔悴しているように
私の目には映りました。

「近くにいるからいつでも話せる」
「今、こんなに元気だから急がなくても平気」
今の自分自身の生活が優先になるので
顔の見える身内には
つい、そう思ってしまいます。
「うちの家に限っては大丈夫だ」と、
根拠のない自信を持ってしまいがちです。

入院するとたとえ家族でも
なかなか面会が思うように出来ないらしく、
電話では色々話すようなのですが、
弱音を吐く親に向かって
励ましても中途半端で、
もしもに備えた色んな事も聞ける状況ではなく
色んな感情と焦りが募って入り混じっていると
とても、苦しそうでした。

終活やエンディングノートが
メジャーな言葉として認識されてきたものの、
満足して活用できている人は
本当に少ないのだと思います。

誰でも目の前に降り掛かる事が優先になるので
終活やエンディングノートの優先順位は
多忙な日常の中では自然と後回しになります。
元気で動ける時は尚更なこと。

それでも
「急がないけれども重要な事」
内容は違えどみんな持っているはずです。

でも、急がないから後回しになる。
そして、後回しにしたものが先頭に来た時には
とても重要な事に変わっていて、
そのギャップに愕然とするのです。

自分の中の急がないけれど重要な事、
棚卸しや向き合う時間は
定期的に取っていくのが
40-50代からの終活の
ひとつの形かもしれません。

憔悴した知人から
「これからどうしたらいい?」と聞かれた私は
「あなたはどうしたいの?」と聞き返しました。

苦しいと誰かにアドバイスを求めてしまいます。
それが悪い事ではありません。
でも…
自分で考えずにアドバイス通り行動したとして
上手くいかなかった時には、
きっと誰かに責任転嫁してしまいます。

これから自分がどうしたいのか
素直な気持ちを伝えてみてはどうかと
提案してみました。

今なら会話もできるし
気持ちもちゃんと伝わります。
お互い生きている間しか
気持ちを直に伝え合う事は出来ません。

後悔しないで日々を生きる事の大切さと難しさを
ひょんな再会で教えてもらいました。

ちゃんと気持ちが伝わりますように。

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