本音は直ぐには出てこない
Apr
6
4月から職場で配置換えがありました。
私の業務負荷は昨年までと比べ少なくなり
本来喜ばしいはずの配置転換なのに
ずっとモヤモヤして憂鬱でした。
そんな靄のかかった心の中も
やっと晴れ間が見えるようになりました。
口では偉そうに言って
頭ではわかっているはずでしたが
私は去年までの自分に執着していたのです。
負荷を沢山抱えながらも
日々明るく元気に過ごす自分像に
とても拘っていました。
本来は
負荷を抱えなくても
日々を明るく元気に過ごしていても
私である事に変わりはないはず。
でも、心の奥には
「忙しくしていなければいけない」
「周りから見て暇そうではダメだ」
久々登場の「ねばならない星人」が
心の奥深く巣食っていたのでした。
確かに日々は忙しくあっという間で
本当に多忙な毎日を3年も送っていたので
自分の中の感覚が麻痺していました。
ゲージの中のハツカネズミのように
ずっと回転する台の上で回り続けることが
気持ちの安心にすり替わっていたのです。
忙しくしていないと認められないと
思い込んでいる部分が沢山ありました。
冷静になり自分を客観視すると
ずっと回っていて成果はどうだったのか？
悪くはなかったけれど
工夫次第で良くなる要素は満載。
多忙な日々は時代に逆行した働き方になり
外から見たら改革の必要は大ありでした。
今回の配置換えは
当初「ハシゴを外された感」が強すぎて
かなり不貞腐れていました。
ハシゴを外されたと感じたのは
「出来ないから外されたと思われたくない」
勝手な恐怖心
モヤモヤしていたのは
「忙しくしてないと周りから認められない」と
勝手に思い込んでいたから。
どんな状況でも私は私。
忙しくてもそうでなくても。
外からどう思われるかは
自分でコントロール出来ないので
考えるだけ時間がもったいないのです。
これからは
変えられない過去と他人に固執しないで
変えられる自分と未来にフォーカスする。
集中して物事に取り組める事や
自分のための時間が増えた事で
私の未来への可能性は拡がりました。
なかなかお別れが難しいねばならない星人、
そして他者目線を実は気にしていた自分自身、
自分と対話する時間すらないと
こんな事もわからずにいたのです。
全てはベストの方向に動いている。
そして起きる事象や物事は必然。
直ぐには理解できなくても
徐々にわかってくる事もあるのだと
自分の経験から身をもって気付かされました。
「何にこんなイラついてるんだろう？」
これからも
自分との対話は時々取り入れたいものです。
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