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posted 2014-11-01 05:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
毎日のように発行されている文庫本ですので、地元「神戸」を舞台のミステリーながら見逃しておりました。 主人公は<大河原探偵事務所>に勤める<嶋野康平>で、妻<聡美>の神戸転勤に際して警視庁を辞め、探偵業に転職した経歴で、”無眠者”として睡眠をとらなくてよい体質を持っています。 若い所員の<村井幸太>と...
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みなさん最近図書館へ行かれたことありますか? 子供のころは良く図書館を利用して、勉強したり、本を借りたりしましたが、大人になって仕事をするようになると利用する機会が少なくなりますよね。 この高級住宅街パロスバロデスにある図書館は新しく、清潔で、広々として、何とも贅沢な図書館です。 それでいて混み合っ...
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posted 2014-10-30 05:30
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
安倍内閣の目玉女性大臣でした、小渕優子前経済産業相・松島みどり前法相が、10月20日に共に辞職して10日ほど経ちました。魚の目鷹の眼の政治の世界ですが、マッコリの炭酸割りを飲む<安倍総理>の表紙に目が留まりました。 本書は、国会議員たちと産経新聞社の政治番記者の著者とが、酒を酌み交わしながらの政治談...
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posted 2014-10-29 04:30
日々是勉学
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らっち
2014年9月の読書メーター 読んだ本の数:20冊 読んだページ数:4082ページ ナイス数:105ナイス 学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方の感想 MY辞書は日本語語感の事典 気になった箇所:「一見まちがったもの」を「揺れ」と言って、新しい表現、時代と時代の過渡期にあるような表現としてむし...
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posted 2014-10-28 05:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
建築家と呼ばれる人たちの理論武装の本とは対照的に、現実的な問題を体験してきた人たちの実践記は、建築設計を生業としている立場としては反面教師として楽しめる分野です。 以前にも漫画家の<内田春菊>さんの自宅建設奮闘記として 『ほんとうに建つのかな』 というのがありましたが、今回の著者はイギリス社会を中心...
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posted 2014-10-26 05:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
主人公は<霧村雨>35歳、以前は事務所を借りて「霧村探偵社」を開設していましたが、家賃滞納で今では東京山手線の車内が彼のオフイスです。 相棒としてミステリー作家志望の<ミキミキ>こと<三木幹夫>と、自称助手の小学校5年生の<道山シホ>の二人がいい脇役の味を出しています。 目白駅での小学生の飛び込み自...
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posted 2014-10-24 05:32
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
ようやく、 『ミレニアム1:ドラゴン・タトゥーの女』 ・ 『ミレニアム2:火と戯れる女』 に続く3部作目を読み終えました。上下巻で6冊、ページ数にして3000ページを超える大作でした。 『ミレニアム2』のラストで、読者を奈落の底に落とす結末ですと紹介しましたが、実の父親である<ザラチェンコ>に頭を撃...
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posted 2014-10-19 05:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者の 『民宿雪国』 を読んだ時の衝撃はすごく印象的で、日本の近代史の流れと情報量のすさまじさに圧倒されました。 今回の『テロルのすべて』も、期待を裏切らない構成で面白く読み終えれました。 主人公<宇津木明生>は、日本に原爆を落としたアメリカに対し、世界の大国として君臨している姿に心の底から軽蔑をし...
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posted 2014-10-17 05:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
元警視庁捜査一課に勤めていた「影野竜司」は、示談屋・処理屋と呼ばれるトラブルシューターとして、夜のうちに活動し物事を解決するということで<もぐら>と呼ばれ、前作の 『モグラ 闘』 に続くシリーズ6作目が本書です。 野辺医院に住み込んでいる「竜司」の元に、エコ環境の開発をしていた「エコウインドウ」に勤...
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posted 2014-10-15 05:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
シリーズ物は続けて読みたいのですが、気になる本も多く、後手後手になってしまいます。 ひとつは、シリーズ物は廃刊になる率が少なく、いつでも手に入るという安心感があるからかもしれません。 第三巻の 『日光代参』 では、大黒屋の幕府を守るという裏の仕事の指示を出す<影>こと<本郷康秀>を誅殺、その後金沢に...