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posted 2018-03-07 04:33
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
九州でトマトの葉や茎が赤く変色して枯れる病気が発生、帝都大学の植物病理学者<安藤仁>の元へ元恋人であった農林水産省の植物防疫課長の<里中しほり>が原因調査の依頼があり、現地調査に出向きます。 <安藤>は、研究室と関係のある日本最大の種苗ッメーカーの「クワバ」に勤める友人の<倉内>を訪ねますが、<倉内...
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posted 2018-03-02 22:39
my favorite
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birdy
2018/3/3 Sat. 今日はLittle 姫の幼稚園の発表会でした ところが昨夜から姫が発熱、今朝、病院にいくと今更ながらのインフルエンザB! 高熱が出たからAかと思ったら、B! 最後の発表会だから、私が留守番に来ています 我が家には高齢のババショフがいるから出張です で、暇だから読書です 去...
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posted 2018-03-02 04:32
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者<堂場進一>の作品としては、警視庁の刑事<鳴沢了>や<高城賢吾>・<一之瀬拓真>などを主人公に据えた警察シリーズや、新聞社勤務を生かした『虚報』 ・ 『異境』 ・ 『警察周りの夏』 などがお気に入りですが、今回の『夏の雷音』の構成は、今までの作品と一線を引く意外な内容でした。 古書の町として有名...
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posted 2018-02-25 04:32
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者の<吉川英梨>は、「女性秘匿捜査官・原麻希」 シリーズなどがあり、本書も女性の視点でなければ書けないような記述が随所に楽しめました。 本書『十三階の女』のヒロイン「黒江律子」は、警視庁公安部公安一課に所属する公安刑事ですが、実際は「十三階」の符丁で呼ばれる警察庁直轄の諜報組織のために活動していま...
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posted 2018-02-21 04:32
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
酒好きとして、居酒屋探訪記事や酒にまつわる紀行文は大好きで、『居酒屋 おくのほそ道』 などの著書がある<太田和彦>氏と本書の著者 <吉田類> 氏の肩の凝らない文章は、楽しめます。 本書は「中央公論」に掲載されたエッセイの集大成版です。 東京の下町の酒場風景はもとより。北海道・福島・京都・愛媛・熊本と...
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posted 2018-02-16 04:32
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書『オーパーツ 死を招く至宝』は、第16回「このミステリーがすごい!」大賞の大賞受賞作です。タイトルの「オーパーツ」とは「Out Of Place ARTifactS」、つまり「場違いな工芸品」のことです。当時の技術や知識では制作不可能なはずの古代の工芸品などを意味し、ナスカの地上絵、イースター島...
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posted 2018-02-10 04:02
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
第1作の 『クランII 警視庁渋谷南署・岩沢誠次郎の激昂』 でさらなる怒涛の展開を見せます。 警視庁内である警察官が拳銃自殺を図った。現場には公安部の面々が現れ、警察官の死を汚職と事件関係者との不適切な関係に悩んだ末の自殺と断定するが、<晴山>は釈然としない思いを抱きます。一方、渋谷では交番巡査が何...
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posted 2018-02-07 07:11
moqのごはん
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moq
喉風邪にやられて話すのも辛い今日この頃。 なに食べても砂食べてる気分です。 久しぶりに図書館で借りてきた本にはまりました。 ときどき 旅に出る カフェ 近藤史恵 著 久々に集中して読みました。 出てくる料理が気になる気になる。 全部作ってみたい。 何となく予想できた話の内容と ものすごく府に落ちる結...
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posted 2018-02-01 04:32
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
『思い出探偵』(2009年) ・ 『ねじれた過去(思い出をなくした男・改題)』(2011年)に続く<思い出探偵>シリーズの第3作目になる『沈黙の詩(うた)』です。 失踪者や浮気現場の尾行という探偵業務ではなく、わずかな手がかりから依頼人の思い出の人や物を見つけ出すのを仕事としています。 所長の<実相...
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posted 2018-01-18 04:35
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
<新・古着屋総兵衛>シリーズも、前作の 『にらみ』 に次ぎ15巻目となりました。 大黒屋大番頭の<鳶沢信一郎>を船団長とする大黒丸とイマサカ号は、<総兵衛>の生まれ故郷である越南(ベトナム)に無事に到着します。 新しい越南の初代皇帝との交易の締結も重要な任務でしたが、戦乱で行方不明になった<総兵衛>...