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posted 2018-02-16 04:32
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書『オーパーツ 死を招く至宝』は、第16回「このミステリーがすごい!」大賞の大賞受賞作です。タイトルの「オーパーツ」とは「Out Of Place ARTifactS」、つまり「場違いな工芸品」のことです。当時の技術や知識では制作不可能なはずの古代の工芸品などを意味し、ナスカの地上絵、イースター島...
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posted 2018-02-10 04:02
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
第1作の 『クランII 警視庁渋谷南署・岩沢誠次郎の激昂』 でさらなる怒涛の展開を見せます。 警視庁内である警察官が拳銃自殺を図った。現場には公安部の面々が現れ、警察官の死を汚職と事件関係者との不適切な関係に悩んだ末の自殺と断定するが、<晴山>は釈然としない思いを抱きます。一方、渋谷では交番巡査が何...
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posted 2018-02-07 07:11
moqのごはん
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moq
喉風邪にやられて話すのも辛い今日この頃。 なに食べても砂食べてる気分です。 久しぶりに図書館で借りてきた本にはまりました。 ときどき 旅に出る カフェ 近藤史恵 著 久々に集中して読みました。 出てくる料理が気になる気になる。 全部作ってみたい。 何となく予想できた話の内容と ものすごく府に落ちる結...
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posted 2018-02-01 04:32
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
『思い出探偵』(2009年) ・ 『ねじれた過去(思い出をなくした男・改題)』(2011年)に続く<思い出探偵>シリーズの第3作目になる『沈黙の詩(うた)』です。 失踪者や浮気現場の尾行という探偵業務ではなく、わずかな手がかりから依頼人の思い出の人や物を見つけ出すのを仕事としています。 所長の<実相...
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posted 2018-01-18 04:35
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
<新・古着屋総兵衛>シリーズも、前作の 『にらみ』 に次ぎ15巻目となりました。 大黒屋大番頭の<鳶沢信一郎>を船団長とする大黒丸とイマサカ号は、<総兵衛>の生まれ故郷である越南(ベトナム)に無事に到着します。 新しい越南の初代皇帝との交易の締結も重要な任務でしたが、戦乱で行方不明になった<総兵衛>...
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posted 2018-01-11 04:41
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
<池井戸潤>といえば、テレビドラマにもなった銀行員<半沢直樹>シリーズが浮かびますが、『ロスジェネの逆襲』 に次ぐシリーズ第4弾が『銀翼のイカロス』です。今回、半沢に与えられたミッションは「帝国航空」なる巨大航空会社の再建です。政府主導の再建機関がつきつけてきたのは、500億円もの債権放棄だった。と...
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posted 2018-01-06 03:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書『勝手にふるえてろ』の初出は『文學界』2010年8月号、単行本は2010年8月に刊行されています。昨年、<松岡茉優>の主演で 映画化『勝手にふるえてろ』(監督・脚本<大九明子>)され、秋の第30回東京国際映画祭でコンペティション部門観客賞を受賞しています。「ラブコメ史上最もキラキラしていない主人...
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posted 2018-01-04 17:12
ギター余話
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Toshiaki Nomura
冬休みも今日まで。 どんよりと曇った日ですね。 気温が低くて7度までしか上がらなようです。 冬らしい冬に突入かな・・・。 年末からお正月まで晴れが続いていたので、 この辺で小休止。 今日まで休みですが実質もう仕事は始まってる感じ・・・。 なんだか追われてます(*'ω'*) 「ギリシャ人の物語」最終章...
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posted 2018-01-02 04:32
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
今年最初の読書記録です。2016年には「134」冊読んでいますが、自由に本屋に出入りできない状況の昨年は「62」冊に終わりました。それでも何とか週一冊のペースは守れたようです。逆に新聞広告を見ての購入ですので、新刊本の割合が増えました。 本書では、『検証捜査』・・・神奈川県警の不祥事を検証するために...
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posted 2017-12-26 00:02
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
好きな作家の北海道在住の<桜木紫乃>ですが、デビュー10周年の著者による、釧路を舞台とし、一人の男をめぐる、八人の女たちの生きざまが絡むノワール小説『ブルース』(2014年12月刊)が、2017年11月9日に文庫本として発売されています。 霧たちこめる釧路で生まれ、貧しく苛烈な少年時代を経て、男...