確かに、品質は値段に比例することが多いでしょう。「値段は裏切らない」といいますが、ある面では正しいといえるでしょう。 でも、よい物を集めれば、よい空間ができるのか? 部屋を心地よい空間にすることを、「アート」と考えると、ものの値段や品質だけに目を奪われないで済みますね。 古くても、粗末な物でも、安い物でも、自分の感性をペッパーのごとく振りかければ、品質や値段を超える新たな心地よい空間をクリエイトできる。 そうなんです。自分しか作り得ないアートの世界は、すべてを越えることができます。 でしょ!?
タワーマンションを目のかたきにしているようですが、そんなつもりはありません。 お金のある人は、マンションに1億円使って、6000万円の管理費、固定資産税、修繕積立金を払ってください。 セルフビルドサイトの皆さんは、自分の価値観でまっしぐらに進んでください。 楽しい貧乏生活サイトの皆さんは、物の値段じゃなくて、自分のセンスを生かして、生活を作り上げてください。 ナチュラルアンティークサイトの皆さんは、素朴で味わいのある生活空間を満喫してください。 で、ボンビー父さんは、人のことをあれこれいって、自分がないじゃないかといわれそうですね。 私の絶対、絶対譲れないものは、「窓のデザイン」です。 じゃあ、そのことはまた。
我が市の「文化会館」も「芸術会館」も、建て替え、移転です。えっ、もうあの立派なコンクリートにタイル張りの建物がだめになるんだ・・・・・。そうだな、自分も「ボンビー父さん」とは、名乗っているがあっという間に60歳を過ぎてしまった。 国土交通省によると、『老朽化』で再建されたマンションの平均築後年数は『37年』少々となっている。ほぼ30年周期と考えたほうがいいかもしれない。ちなみにイギリスは141年だとか。 30歳でマンションを買ったら、定年とともに建て替えに直面することに。立て替えが困難とか、お金がかかるとか、さんざん言ってきたので、この話はおしまい。 地獄の果てまでついてくる! という話。 ■いらない不動産は市や町に寄付したらいい! ~所有権の放棄はできない~ うちの父親も「田んぼや山が手に負えなくなったら、市に寄付すればいいんだよ」と言う。 市がいらない不動産=売れない不動産を、受け取るわけがないじゃん。そのまま永遠に固定資産税を払わせ、税収得るほうが得策だし、維持費/管理費をわざわざかぶるわけがないよ。 司法書士は「いらない不動産の処分について、楽観的な認識の方が多いように感じます。実は、いらない不動産の処分の問題は、今や社会問題。解決が困難な問題なのです」といっています。 また、不動産の共有持分なら放棄は可能なんです。「持分放棄」という登記が認められており、放棄された持分権は、他の共有者に帰属します、ということです。 廃墟寸前のマンションは、捨てるところがありません。 ■いらない不動産は相続放棄で手放す! 父親が高齢で、老前整理をするというので、不動産の「課税額や評価を請求したり、字図や登記簿謄本を請求したり、司法書士の無料相談にも行ってきました。 次の世代が「こんなボロマンション相続しても仕方がない」と、「相続の放棄」をしたとします。 ところが、「相続放棄」とは遺産の全てを放棄する手続きですので、一部分だけを放棄するということはできません。 遺産の現金や株券もすべて放棄するのなら、マンション相続は避けられることでしょう。 自分が放棄しても、相続順位の次の人、そのまた次の人・・・・・・と、しょうもない遺産の分割で苦しむことになるのです。どこまでも追いかけてきます。最後は国庫へといいますが、とんでもなく複雑、困難なので調べてください。 しばらくマンション問題から離れます。疲れた。疲れた。
死ぬまで、いえ、死んでもついてくる!マンション地獄(最終章)です。 どんなマンションを買おうと、大きなお世話なので、今回でマンションシリーズ最終章といたします。重複しますが「まとめ」という意味で読んでみてください。 「税金、管理費、積立で6000万円払う」ことについては、専門家の計算をみていただくとして http://jp.bloguru.com/hitparadeclub/251967/2015-10-25 ボンビー父さんがマンションを買ったことについては、前に書きましたが(まだの方はここ) 「マンションは捨てられない・・・」 http://jp.bloguru.com/hitparadeclub/251357/2015-10-16 ボンビー父さんは、なんと85歳でローンが終了する、長期のローンを組みました。売っていなかったとすると、あと20数年返済が続いたはずです。なけなしの年金からローンを払うなんて、よくそんな契約をしたなあと、振り返って思います。 「ライオンズマンション」「県庁東」という名前と、最上階広いバルコニー付きということで、売却しましたが、ローンも精算してなんとか損も得もしないで人の手に渡りました。 売れるときに売ってないと、大変なことになります。(詳細は次回) それを買った方は、建て替え、取り壊しのXデーは、どうするんでしょう。 古くなれば、地震が来たときに危険です。 東京湾北部地震 首都「震度7」で、老朽建物84%以上全壊も http://jajapon.com/k/h.html (地震ニュース) 1戸当たり1500万~2500万円の建て替え費用を負担 http://jp.bloguru.com/hitparadeclub/posts/2015/10/20 高層のため足場も組めないので、それらの維持管理には相当の費用が必要になるようです。販売業者側が設定する月々の修繕積立金額は、客を引き寄せるためにどうしても低く設定されがちです。修繕積立金は上がって当たり前です。 タワーマンションの建て替えにいくらかかると思いますか。ボンビー父さんのボロボロ明治初期の家も百数十万円かかりましたよ。 何十億円もかかって取り壊し、何十億円もかかって立て替えし、何千万円も手出しして、管理費、修繕積立、固定資産税を子々孫々まで、また6000万円払うのでしょうか。建て替え終了まで、2年間どこに住むのでしょうか。数百戸の一時引っ越しも大変でしょう。 区分所有法では、建替え決議は、区分所有者数の8割かつ議決権数の8割だそうですが、取り壊しの決議は、区分所有法に規定がなく、民法の共有の原則のとおり全員の合意が必要というのです。 みんな意見が一致するでしょうか。じゃ、取り壊しや建て替えは本当にできるのでしょうか。ゴーストタウンのまま所有する事になります。もう、そのときはだれも買ってくれません。そのときどうする? 所有権を放棄するとよく人は言います。でも、なんと所有権は放棄できないのです。(詳細次回) こんな例をネットで見ました。 ただのインターホンを交換するのでさえ あれこれ立場の違いから総会で決まらない状態… 年寄りはもう余分な金は出したくない 警報装置等も兼ねているので みな一斉に同じ機器に交換しなけりゃならないのに 年を取って、仕事辞めて、金がない、危険、でもおかね金が無い。不良資産処理が終わってる人は既に出て行って、金がない人だけが残ってて修繕積み立ても不足って地獄です。 ここまでは、専門家の意見や、予想されるXデーの悲惨な物語で、なんら今までの記事とは変わりません。 さてここから、まだ地獄が続くのです。最終章はパート2に入る必要が出てきました。
それにしても、税金、管理費、積立で6000万円払うことにだって?!! 湾岸タワーマンションもお金持ちは古くなる前に売却とか。ローンに縛られた下の階にある部屋は、住みながら売りに出すほかないようです。 まず、マンションを買っても 数百人の「区分所有」で、土地の価値はあまりないような・・・・・・。 ローンが終わっても 『管理費+修繕積立費+固定資産税』 をずっと払い続けないといけないのですが、その実体を書いた記事を見つけました。(以下引用) 「超高層の利点は眺望だけだと思います。まあ、それさえも入居1カ月もすれば飽きてしまうのですけれども。 さらに、最近人気のタワーマンションになると、毎月の管理費と修繕積立金が4万~5万、というのもよくある話です。5万円とすると、年間60万円の管理費と修繕積立金にさらに固定資産税がかかります。 仮に、固定資産税を60万円とすると(一戸建てよりも高いことが多いのは、マンションのエントランスなど共有部も資産に数えられるため)、年間120万円ですから、50年住むとしたら単純計算で6000万円もかかるのです(実際には、修繕積立金の上昇や一時金などがあります)。 5000万円のタワー分譲マンションを購入した場合。 自己資金ゼロ円で買った場合、総額は1億464万円。頭金1000万円で購入した場合は、約9900万円となります」(引用以上ここまで) マンション代を1億円ぐらい払って、管理費も6000万円払うのですか。ボンビー父さんには夢のようです。 管理費を払えない人が増えると、スラム化/廃墟化するが、権利関係が複雑なので処理も難しい。 数百戸の利害関係が一致するのは難しいでしょうね。 日本のマンションの多くはやがてスラム化をし廃墟と化す!。 ■迫り来る老後破産の恐怖 https://www.saimu.com/news/141205.html
ボンビー父さんに似合わないこの雑誌が2-3冊あります。もう、廃刊されととかで、びっくりしてしまいます。 たしか、アメリカの古いビル(アパート)の一室のようです。床を見てください。ペンキでべたべた塗ったひどいフロアです・・・・・・・・が! なんか、さまになっています。周りのインテリアのの好みは全く自分と違いますが、こんな部屋、こんなセンスも「あり」だな、と思わせる何かがあります。 部屋が狭いというのは「障害」になりません。 テレビでレポーターが、タワーマンションの最上階を訪れます。部屋に入ったとたん「わあ、広いですね!」やはり広いというのは、インパクトがあるのでしょうね。 そして床から天井までのハイサッシの窓。ソファーが300万、シャンデリアがウン万とか、言い始めます。 「はあ、ものの価値は、値段ですか」と思いながら画面を見る。インテリアのセンスやポリシーは何ですか。 ビンボー人のひがみですかね。「広さや値段を越えたクリエイティブな美しさ、心地よさ」の発見をしたいものです。 「たのしい貧乏暮らし」「ナチュラルインテリア」「セルフビルド/ハーフビルド」の皆さんが大好きです。
ボンビー父さんは、安易に「安いリゾートマンションの購入も一つの選択」という考えを披露したが、実は問題が多いことが分かった。自分もワンルームマンションを買って、損するからくりを知っていたのに・・・・・。 マンションは捨てられない! 格安リゾート物件の危険性! http://jp.bloguru.com/hitparadeclub/251357/2015-10-16 もう、こうなったら苗場のマンションを10万円で買うか!! http://jp.bloguru.com/hitparadeclub/251125/2015-10-13 ボンビー脱出プログラム(案)~とにかく雨露をしのぐ場所を http://jp.bloguru.com/hitparadeclub/251294/2015-10-15 マンションは、必ず古くなる。建て替えや解体のXデーは必ずやってきますよね。古いマンションをリノベしたとしても、Xデーはすぐにやってきます。 区分所有法では、建替え決議は、区分所有者数の8割かつ議決権数の8割だそうですが、取り壊しの決議は、区分所有法に規定がなく、民法の共有の原則のとおり全員の合意が必要というのです。 ビジネスジャーナルの例では 「延べ床面積は1割縮小、1戸当たり1500万~2500万円の建て替え費用を負担、それに合意しない場合は持ち分を事業協力者(建て替え業者)に売却して出ていくという。建て替え・解体時期が迫っているマンションは30年の長期修繕計画の期間を過ぎ、計画に合わせて徴収してきた長期修繕積立金が底を突いているところも多い。」 マンションは老朽化するほどお金が掛かるようになり、30年経つと大規模改修の見積もりに目が飛び出ることでしょう。 でも、古いマンションに住んでいるのは老人が多く「その話は、わしが死んでからにしてくれ」ということに。一度買ったら、建て替え、取り壊しは不可能に近い。10年以上もめているマンションが多いといいます。 .深刻な実家整理問題、激増する老朽化マンション…どう解決?超高層型は廃墟化の恐れ http://biz-journal.jp/2014/08/post_5796.html マンションは買った時点で(ローンが終わっていたとしても)「永遠の負債を背負う」ことになる、といったら言い過ぎでしょうか。
突然ですが、ボンビー脱出プログラムは、残念ながらお奨めできないという結論を出しました。 定住をして快適に過ごしている人もいるようですが、相当な年月を経てスラム化している現状も否定できません。 資産価値が0円に近くなったときに、この老朽化したリゾートマンションの建て替えは不可能です。さびれたマンションには、管理費修繕費を払う人間が少なくなり、新たな負担を求められるかもしれません。 買い手がなくそのままだと、固定資産税や管理費、修繕積立金を永遠に払わなければなりません。(子どもが相続するときに、放棄するという手があるかもしれませんが) 危険なほど老朽化したリゾートマンションの末路は、どのようなものでしょうか。 ボンビー父さんが現役で、まだ多少お金の余裕があるときに、中古のマンションを賃貸しにするために購入しました。 ライオンズマンションという業者と「県庁東」というネーミングで、入居者がついて、うまくいくように見えました。 でも、エアコンが不調で取り替え、給湯器のボイラーが故障、台所のコンロ取り替え・・・・など、対応に緊急を要することが発生し、業者の言うままに家主の責任として処理しました。 72万円ぐらいあった家賃収入は、これらの修理、固定資産税、管理費、修繕積立金、(管理/修繕積立は家主が払わないと入居者が集まらなくなった)のために、ガタ減りしました。独身向けのマンションの供給過剰で、家賃も下がり、マンション自体も値下がりしました。 5年間で250万円の実収入がありましたが、資産価値は300万円になっていました。 エアコン、ボイラー、台所の修理で、結局差し引き0円となりました。12階最上階でやや広めだったのが幸いしたのかも。損をしなかっただけいいと思わなければなりません。 年収300万円時代とか200万円時代とか言われるようになり、売れるときに売っていたのがせめてもの救いでした。 リゾートマンションは、売れる可能性がかぎりなく0に近づきます。困りに困って、10万円で投げ売りしているのだと思います。 ボンビー父さんの結論は、やはり「田舎に住む」です。森に小屋をたてるのもよし、賃貸しでも安いです。 きれいな空気とおいしい魚、300円出して地元の温泉に入るのもいいでしょう。野菜作りも楽しいでしょう。市が農園を貸してくれますよ。
①スキーシーズンに、がんばってアルバイトをします。条件は「寮費無料、食事無料支給、水高熱費無料。リフト券無料、交通費支給、制服貸出有、ネット環境完備、車持込み可、服装ラフ、友人同士可、スキー場近い、施設使用無料」という条件が多いです。 リゾートバイト・ドットコム http://www.resortbaito.com/search.php?cmd=sel&free_search=%E8%8B%97%E5%A0%B4 ②とにかく、雨露をしのぐ「住まい」を確保しましょう。昨日書いたように、不動産の購入は慎重に進めます。ひまわり不動産は問題ないと思いますが、物件のチェックは大切です。相続争いで弁護士が預かっているいわく付き物件、占有屋が居座っている競売物件など十分に調査、現地視察を行ってください。 ③熱海あたりの築40年を越す物件は避けたほうが賢明でしょう。「築41年、40平米、管理費6万7800円!!」なんて平気でしてしまいます。 少なくとも平成物件がいいと思います。1981年に始まった新耐震基準以降の物件かどうかも調べる必要があります。専門家の話を転載しておきます。 「築年数だけにとらわれるのではなく、きちんと修繕積立金を貯めて、長期修繕計画に基づいて定期的に大規模修繕が行われているかどうかをチェックすることが大切です。気に入った物件が見つかって、最終的に買うかどうかを判断する段階になったら、売主に管理状態について質問してみると良いでしょう。きちんとしているマンションなら、管理状態を推測できる管理組合の総会議事録、修繕履歴などを開示してくれると思います」 ④マンションが自分の所有物になれば、一つの例ですが 管理費 月額 9990円 修繕積立月額 2970円 合計12960円の支払いです。年間3万数千円の固定資産税を確保して、4万円は貯金ができるでしょう。5年で240万円です。 ⑤マンション地獄が待っているというけれど・・・・・ボンビー父さんの体験は次回に。
だいたいこんなマンションは10万円といっても、管理費が6万円とかとんでもない物件が含まれているので要注意。「山の中の小屋で、森の妖精と暮らす」のもひとつだが、こんなところに引きこもるのもひとつの生き方かな。 サウナ、卓球台、図書コーナー、源泉掛け流しの温泉、スキー場隣接、クアハウス((ジェットバス・寝湯・シャワールーム・サウナ無料、水着着用)とくれば引きこもる暇がないかも。 このマンションの詳細は http://www.himawari.com/yuzawa/room/26416.html こんなのはいくらでも転がっているので買いたい人は http://www.himawari.com/search/search_mansion.html 管理費 (月額) 9,990円 修繕積立金 (月額) 2,970円 合計 12,960円 この額だったら家賃より安いかも。管理費入れて6万円のマンション、アパートに住んでいる人は、5万円ずつ5年貯金すれば300万円の貯金ができるよ。 そうそう、3万数千円の固定資産税もお忘れなく。