17kg:Coronaでの医療現場のリアルと私の想い
Dec
15
写真は、コロナ・エクストラビールです。
(ちなみには、ぼくはビールだとハイネケンが好きです笑)
本題に入りますが、わたしは医療従事者のひとりです。
とある病院にリハビリテーション部の管理職として日々働いています。
わたしの役目を簡単にいうと、所属病棟のスタッフや患者さんを守ることです。
最近、新型コロナウイルスの第3波がきてますよね。
わたしは地方に住んでいるので、東京や大阪のような大都市ほどの感染者はいませんが、今年の4月頃と比べても、今かなり感染者が増えてきている印象を受けます。
また、新型コロナウイルスに立ち向かう医療従事者の離職やストレス過多による自殺などの悲しいニュースをたまに見ることがあります。
正直いうと、まだわたしの周りで感染者は発生していません。
ただ、感染「疑い」などの対応を日々行っています。
最初にも言いましたが、わたしの役目は
所属病棟のスタッフや患者さんを守ることです。
正直言って、この第3波と言われ始めた頃から毎日気が気じゃない状況が続いています。
普段こういうことは思わないんですが
楽になりたい・・・死にたい・・・という気持ちを少し感じました。
これ、本当に最前線で新型コロナウイルスと対峙する医療者だとメンタルヤバイんちゃうかて思うほどに。
それほど医療現場はピリピリしながらも、患者さんが望む生活へ復帰できるようリハビリテーションを提供しています。
また、このような状況だと、組織や個人の本質がよく見えてきます。
組織だと、情報経路が不明、色んな情報が交錯、情報の取り扱いが不十分、軸がブレるなど
個人だと、簡潔にいうと「他人ごとは他人ごと」
医療者は情報を取り扱いながら行動し、対象者の命・人生を支援します。
そして、わたしの仕事は「他人ごとは自分ごと」です。
このギャップにわたしは苦しめられました。
今回の経験は、現所属先での自身の働き方について改めて考えさせられるものでした。
20代の頃は、使命感に駆られて、心身の自己犠牲を払いながら、仕事をしてきました。
30代の今、果たしてこれで自分の人生は HAPPY なのか。
これは、これから解決していかないといけない私の重要な課題です。