剪定も無事終わり、枝焼却もほぼ終わりました。 私は今、農薬散布の組合に所属していますが、6日に農薬業者さんを呼んで勉強会を行いました。そのなかで今年の注意点として ・今年は恐らく平年と比べて花が咲くのが早い。 ・霜に気をつける。 ・去年は大発生した病気があるので、そこに気をつける。 これらが挙げられました。この点に気をつけて作業したいと思います。
ここで生産されている野菜の特徴として…。 ①人工光での製造のため、天候に影響されず安定供給が可能 ②エグミが少ない ③無農薬栽培 ④そもそもの生菌類が少ないので、鮮度もちがよい。 ここでは理論上、1日あたりの最大生産量は650株分。年間で240000株分の野菜を生産することができます。 詳しくは↓ http://kirakira-vegetable.com/ 叩かれ覚悟で書きますが、私はどちらかと言うと農家ですが水耕栽培否定論者です。やはり農産物というのは太陽と水と土があってこその農産物だと思います。しかし、今後の世界人口爆発における対策としてこのような栽培方法もありなのではないかと思いました。この工場を見て下記の記事を思い出しました。 http://commonpost.boo.jp/?p=27809
この写真を見ただけではなかなかわからないと思いますが、これは3月に剪定した枝を焼却しています。この枝を何かに利用することはできないかと考えながら日々作業しています。確かに堆肥として使う技術はありますが、それは粉砕して等の手間やヘタをすれば未熟堆肥ができてしまうリスクもあります。それ故、手っ取り早く焼却するのがこの当たりでは一般的です。ですが、火災には厳重に気をつけています。
(1)講師と講師における概要 ①氏名 漆戸 亨(うるしど とおる) ②住所 五戸町倉石又重 ③経営面積 りんご:5.3ha 水稲:0.2ha 品種構成:サンふじ7割 王林2割半 紅玉0.5割 ↑図 研修風景 ④主な役職 青森県農業経営士 あおもり土づくりの匠(平成25年認定) ⑤その他 青森県特別栽培農産物認証(平成13年より) エコファーマー(平成17年より) (2)土作りについて ①土壌診断を実施し、圃場の状況を把握 →講師は黒石の農業大学校卒業後就農後し、実家の土壌調査を行いました。すると、地下30cm下は固い岩盤であることがわかったので、苗木の植樹前にトラクターで耕した後に植樹した。尚、既存の樹木には極力根を避けて耕したそうです。 ②草生栽培の実施と堆肥の製造・散布により化学肥料を削減 →オーチャードグラスとクローバーの種子を散布して草生栽培を行い、草から出る窒素より窒素成分を極力入れないようにしています。また、堆肥は近くで牛糞を調達し、それを独自で混ぜ合わせて1年以上熟成させたものを散布しています。 ③その他 →収穫量は樹木のことを考えて10aあたり120箱に設定しています。 (3)販売・消費者交流の取組 ①インターネットを活用した通信販売の実施とホームページによる土づくりの取り組みPR →漆戸りんご園:http://urushido/akp.jp/ を開設して通信販売を行っていますが、現在は一時停止。そのかわり口コミでのお客は多いです。ちなみに、漆戸りんご園における全売り上げの7割がお客様の直接取引きでそのうちの大半が口コミベース。 ②毎年、通信販売の顧客を招待する「漆戸りんご園見学会」の開催 →毎年10月下旬に顧客を呼んで見学会を開催し、昼食会などを催しています。ちなみに参加人数は約400人程度です。 (4)今回の感想 私の目指している農家のひとつの完成形がこれだと思いました。今の私における経営目標のひとつに『新規就農資金補助金終了後5年以内にエコファーマー取得。その後20年以内にどこか1圃場を特別栽培認証取得』がありますが、漆戸りんご園をひとつのモデルとして活用しようと思いました。また私は、消費者交流の取っ掛かりの一つとして現在ホームページやブログを整備・作成をしていますが、口コミの凄さを改めて知る思いになりました。儲かる農業と私の理想郷に違い農業が融合しており、とても参考になった農園地でした。
ここでは園地の見学は無く、座学となりました。 ドリームながわは約8年前、様々なことがあってスーパーの産直コーナーに出展することになりました。そもそもは産直の会なんぶとして発足し、その後会の名前を全員で協議して決定しました。 【1】会の構成メンバー 現在11名。ほとんどが女性。 【2】会の特徴 (1)品物を当番制でスーパーに運び、棚に陳列することです →コスト削減と品物の価格における状況把握ができるメリット。 (2)全員が1品目以上の特別栽培農産物を生産していることです →低価格競争に巻き込まれていたものを安全と差別化によって打開しています。 【3】現在の状況と課題 (1)品物の物量におけるバラつきがあります。 (2)様々な農産物を生産しているが、会員1人当たりの田畑面積が少ないため、市場競争での収入獲得が難しい状況です。 (3)高齢化と後継者の確保 ここは中小農家が生き残るための術が隠されていると思いました。市場で勝てない場合、どうすればよいかのヒントをもらったように思えました。
ここでは土壌診断について勉強しましたが、土壌診断・分析をしてくれるところが地元にはあまり無く、無縁の存在だと思いましたが、今回勉強して、年1回くらいはどうにかして自分の園地での土壌診断をしようと思いました。
ここでは農地の見学はできなく、座学になりました。 有限会社みちのく農産では6次産業産業化を目指して活動しています。具体的な例として下記を挙げておきます ・加工の導入による付加価値の向上 →ここではそもそもトマトを中心に作付を行っていますが、加工品としてトマトジュースの他に、トマトゼリーやトマトベースとしたソースを作っています。 ・インターネット販売等新たな販売方法の導入 →ホームページの作成や、地元スーパーや道の駅に販売しています。 ・地域の商工業者の連携した商品開発 →最初は加工品を手作りしていましたが、販売量が増えたため、現在は地元の工場に委託生産を行っています。 その他みちのく農産では地元の農業のおける担い手を育成するために研修生を受け入れています。今まで26名の研修生を受け入れ、その内13名が独立就農しています。 ここでの感想は、加工品を作るうえで少量でも作っていくためにどうすればよいかを考えさせられるところでした。 詳しくは↓ http://michinokunousan.com/