持てる人、持たざる人
Apr
8
それがブランド物だったりする訳だが、持ってる人を見ると、そんな風に思える人は少ない。要は、他の人がおいそれと持てない物を持つことで、優越感に浸りたいだけのような気がする。
または、みんなが持ってるから、自分も持たなくては恥ずかしい、という横並びの現象か。ダンス用品ならともかく、私はブランドというのに拘ったことは一度も無い。
あればやっぱり嬉しいだろうが、自分から買うことも無い。
まずはお金が無い、のが一番。
次に、まったくの実用本位だから、用を成せば何でもいい、ということ。ブランド物はうちにもあるが、自分から買ったものは一つも無く、中古品をもらったり、海外のお土産(かなりアヤシイけど)ばかりなのだ。いろいろ持ってる人は、お金があるんだなぁと素直に凄いと思う。
でもそれが欲しいかと聞かれれば「別に・・」と思う。宝石やブランド物のバッグ、財布、洋服などは、持ってるだけで気疲れしそうだ。
どんなに高い宝石やバッグを身につけていても、それに見合う格好でなければ、返って恥ずかしい。せっかくおしゃれに決めても、履いてる靴がヨレヨレではそこで全部台無しだ。自分に似合うかどうかは考えるにしても、私は基本的に「服はサイズが合えば良い」、「家は住めれば良い」、「車は乗れれば良い」の人である。なまじ外車なんか買った日には、維持費、税金でのた打ち回るだろう。
自分らしさを見つけるのは必要なことだが、「らしく」あるために振り回されるのは本末転倒だ。
ただ、私はバカにされるのが一番嫌いだから、ブランドを必要ないと思っても、そこに現れる持てる人の選民意識に過剰に反応してしまう。
どうせ言われるなら先に言ってしまえ、と卑屈になったり褒めちぎってみたり・・・・。
相手が一番喜ぶことを、必然的にやってしまうのだ。
しかし、どんなにお金をかけようと、人間何を着てるか、ではなくて、どう生きてるか、だよな。自分自身を精一杯生きてる人は、何を着てようと、何に乗ってようと、その存在自体がカッコ良い。無駄な選民意識は捨て去るべきだ。
その人たちに認められたからといって、人生に何の足しになる?!
Posted at 2006-04-08 19:40
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Posted at 2006-04-09 18:23
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