『蝶々さん 下』
市川森一 著・講談社
内容紹介
ただ信じる、自分の魂を。 幾多の苦難を乗り越え、お蝶は大きな夢をその手につかみとろうとしていた。海軍兵士と結ばれ、アメリカへの道は──。
内容(「BOOK」データベースより)
蝶は、サムライの娘でありつづけようとした。自分を守ってくれた母と祖母の死後、妓楼の養女に、そして舞妓になりながら、蝶はアメリカに渡る日を夢見つづける。目の前に現れたアメリカ海軍士官は、そんな蝶に理想の日本女性の姿を見出したのだったが―。
昨日読み終わりました。
下巻は、慣れた所為もあって、すぐに読めました。
が、蝶々さんの気持ちが理解できずに、読み終わってもしっくり来ませんでした。
侍の娘として、自刃の道を選んだ?侍の娘として、強く生き抜く道を何故進まなかったのでしょうか?
この不可解な気持ちのやり場がありません。
キリスト教の教えは、何故か最期が報われません。
遠藤周作氏の『沈黙』を思い出しました。
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Posted at 2009-09-16 20:18
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Posted at 2009-09-17 06:30
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Posted at 2009-09-17 00:35
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Posted at 2009-09-17 10:06
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