三千枚の金貨
Jul
21
どこかに金貨が埋められている。
桜の木の下だという。
働き盛りの男三人と彼らより一回り年下の女性が手を結んだ。
その金貨が語る膨大な物語とは。
〜 内容(「BOOK」データベースより)
久しぶりに本を読みました。
宮本輝氏の本は、読めました。
最近、すぐに本の扉が閉じてしまいます。
『三千枚の金貨』上
宮本 輝 著 / 光文社
和歌山県の桜の木の下に金貨が埋められている・・・「桜の木の下」というのがなんとも。
その金貨の主は、「由菜」ゆうな。
何だか『桜物語』に通じるものを感じました。
この本の中のお気に入りの文章・・・ただの慈愛ではない。躍動する慈愛なのだ。ありとあらゆる命を生みだし続ける力の源は慈愛なのだ、と。
というよりも、慈愛という言葉によってしか表現でき得ない何物かが、生命を生みだしつづけ、それを養い活かしているのだ、と。
今回は、少々疲れる内容です。
上巻を読み終わりましたが、さて、大きな展開が下巻に隠されているのでしょうか?
Posted at 2010-07-21 07:07
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Posted at 2010-07-22 03:23
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