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四季織々〜景望綴

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三千枚の金貨

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三千枚の金貨
メイプルリーフ金貨が三千枚・・・何に遣いますか?

どこかに金貨が埋められている。
桜の木の下だという。
働き盛りの男三人と彼らより一回り年下の女性が手を結んだ。
その金貨が語る膨大な物語とは。
〜 内容(「BOOK」データベースより)

久しぶりに本を読みました。
宮本輝氏の本は、読めました。
最近、すぐに本の扉が閉じてしまいます。

『三千枚の金貨』上
宮本 輝 著 / 光文社

和歌山県の桜の木の下に金貨が埋められている・・・「桜の木の下」というのがなんとも。
その金貨の主は、「由菜」ゆうな。

何だか『桜物語』に通じるものを感じました。

この本の中のお気に入りの文章・・・ただの慈愛ではない。躍動する慈愛なのだ。ありとあらゆる命を生みだし続ける力の源は慈愛なのだ、と。
というよりも、慈愛という言葉によってしか表現でき得ない何物かが、生命を生みだしつづけ、それを養い活かしているのだ、と。

今回は、少々疲れる内容です。
上巻を読み終わりましたが、さて、大きな展開が下巻に隠されているのでしょうか?
#自然

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Toshiaki Nomura
Commented by Toshiaki Nomura
Posted at 2010-07-21 07:07

若干哲学的な意味が含まれてるんでしょうか・・・。


この暑さの中ではなかなか手強いのかも・・・。

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keimi
Commented by keimi
Posted at 2010-07-22 03:23

最近の輝氏の作品は、包んでくれる雰囲気だったのですが、今回は中期の作品のようにある一部の闇が濃い作品に感じました。


わたしの部屋は、涼風が入るので、今週中には読了できそうです。

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dote
Commented by dote
Posted at 2010-07-21 07:27

これだけ有ったら借金でも返すかな?

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keimi
Commented by keimi
Posted at 2010-07-22 03:25

約1億円です。

宝くじと同じような感じですね。

バブル以前の時代なら、贅沢をしなければ、利子で生活できましたね。

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エメラルド
Commented by エメラルド
Posted at 2010-07-23 16:18

メイプルリ−フ金貨が三千枚ですか〜!

しかも和歌山県に!面白そうですね。

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keimi
Commented by keimi
Posted at 2010-07-24 04:44

「闇」の世界が存在しています。

まだその闇がほとんど表れていません。

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keimi
Commented by keimi
Posted at 2010-07-31 00:28

『三千枚の金貨 下』

宮本 輝 著 / 光文社

悲しいこと、辛いこと、腹立たしいこと…。現象に揺さぶられずに人としての喜びに生き、おおらかに歩める「おとなの心」。その「宝探し」を、四人の男女の胸躍る道程に描く。〜 内容(「BOOK」データベースより

今回は、中期の作品のように何が言いたいのか?疑問でした。

「人生って、大きな流れなんだな。
平々凡々とした日常の連続に見えるけれど、じつはそうじゃないんだ。
そのながれのなかで何かが刻々と変化してる。」帯より

今回は登場人物たちだけで盛り上がっていた作品に思えました。付いていけず・・・に読了。

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