遮光カーテンを開けると朝日に出合いました。 曇ったガラスを通して、おひさまの光が茜色に輝いています。 久しぶりにおひさまが顔を出して 朝から青空が広がりました。 凛とした空気と朝の眩しい光。 気分爽快な朝のはじまりです。 <琴瑟〜きんしつ>二人で織りなすハーモニー
◇11月の映画◇ ブーリン家の野心家・長女アンと心優しい二女メアリーの物語・・・『風と共に去りぬ』のスカーレットとメラニーを連想しました。 イングランド王ヘンリー8世の寵愛を巡る凄まじい戦いは、江戸城大奥のよう。 大奥と違うのは、王妃でなければ、男子を出生しても王位継承権を与えられずに私生児となるところ(メアリーは王の男子を出産)・・・少し疑問? どこの王朝でも子孫繁栄のためとはいえ、王は可哀そうだと思いました。 石造りの暗い世界に煌びやかに華開くブーリン家の姉妹の愛憎劇。 ブーリン家には、長男がいるのに、結局出世を果たすのは強靭な女性たち。地中から沸き起こる女性の強さをとても感じました。 現王妃を蹴落として、王妃の座に攀じ登り君臨するアン。 これは愛の物語ではなく、【権力の物語】だと感じました。 所詮、人間は人間、権力を手に入れた瞬間にその権力は掻き消えてしまうものなのです。 アンの野心は、エリザベス1世へと引き継がれていきます。 ドレスが素晴らしかったです。 午前中に一度投稿したのに、確認画面でエラーが出てしまいました。 「えっ、書き直しなの?!」意気消沈しました。 この映画は、10月に友人のすすめで「最後の初恋」(主人公の二人が好きになれなかったので、う〜んでした)を観に行った時に予告リーフレットをもらい、観たいと思いました。 今回の予告編にあった「落下の王国」を次は観る予定です。 <伯仲〜はくちゅう> 中国では長男を「伯」二男を「仲」という。つまり兄弟のこと。
月に一度の着付け練習会です。 ひとりはスマップのコンサートと重なり、ひとりは風邪をひき、もうひとりは水道の蛇口が壊れて修理屋さんが来ることになり・・・本日は二人で練習会です。 最近、帯結びが上手く出来ずに今日も???でした。 市民センターのホールには、丹精込めた菊の鉢植えが展示されていました。 中でも、ハート型の菊に目が留まりました。 恋ピンク色のまごころです。 わたしは、それに肖って、菊文の着物を着ました。 <御伽噺〜おとぎばなし>身分の高い人の寝床に入って、お相手をすること。子ども相手の話を意味するようになったのは明治時代以降。
和菓子の名前は「落ち葉」と「初霜」です。 今の季節にぴったりな和菓子です。 桜の葉の紅葉に惹かれて、橋を渡りました。 橋の上には、落ち葉とともに鳩の群衆・・・写真を撮ると、小さな男の子が写っていました。 彼も鳩に引き寄せられたようです。 神社の参道の桜葉も紅葉していました。 見事とは言えませんが・・・自然の色です。 冬空にそびえるお城は、寒々と佇んでいました。 初霜ならぬ、初雪の日でした。
雨か雪になるところも・・・の天気予報通り、冬の使者の次の日は、朝から霰が降りました。 それでも、時折、青空も見え、雲の隙間から、おひさまが半分くらい顔を出すこともあります。 気温は、昨日と同じ7℃ですが、昨日よりも寒く感じます。 映画を観に行って、お歳暮を贈りました。 もう、お歳暮の季節です。 駅を降りたら、山が白く煙っていました。 山から、雪の行進曲が流れてきて、わたしの頭上にも雪が舞いました。 初雪です。 朝の霰も山からの雪も、とても楽しく感じられました。 寒い寒い楽しさでした。 <忘れ音〜わすれね>季節を過ぎてから鳴く虫の音
台風のように轟々と風が吹き荒れています。 冬の使者がやって来ました。 今朝は、小学校の読書集会に参加してから、親睦ランチ会となりました。 予定していたお店が定休日だったようで、海へ向かって車を走らせました。(わたしは乗っているだけでしたが) 海は、冬色を呈して、荒れていました。 寒かったです。 会話が弾んでこころはぽかぽかでした。 気温は、7℃。 <故郷〜ふるさと>
曇り空を見上げた。 楓の樹に 大きな葉が見えた。 よく見ると それは葉ではなく 不思議なきのこだった。 そこから『もりのこびとたち』を連想して 森へ・・・。 『もりのこびとたち』エルサ・ベスコフ 福音館書店 <古学び〜いにしえまなび>古典の学問 往(い)にし方(へ)=過ぎ去った方角をお手本とする。
雨上がりの朝・・・ 中庭には、透明な風が 水面の波紋のように広がっていました。 雨の残した雫の置き土産と 朝寝坊のお客さまが寛いでいました。 静かな日曜日の朝です。 <初心〜ういごころ>けがれのないこころ・・・うまれたばかりのまっさらなこころ。 初心〜「しょしん」と読めば、はじめに思い立った決心。 初心〜「うぶ」と読めば、世間ずれしていないこと。
友人に届けものがあって、普段は通らない道を通りました。 いつもは、桜の並木道を通ります。 もう一つ、この並木道があったことを思い出しました。 黄色や紅色に少しずつ色付き始めています。 よく見ると、茶色に枯れた葉も目立ちます。 秋になったり、冬になったり、葉は、どちらの季節を感じているのでしょうか? 午前中までおひさまが出ていたのですが、正午を過ぎてから、雲に覆われて、14時過ぎには、雨がポツポツ降って来ました。 冬将軍の足音が響いてきました。 寒いのは、苦手です。 今、友だちから届いたメールに微笑みました。 「高校生の娘が恋をしているのだけれど、どうアドバイスしたらいいの?恋愛小説を書いているkeimiなら、どうする?」 女の子は、いいですね。微笑ましいです。 高校生のわたしは、星の王子さまに夢中でした。永久の王子さまです(笑) <天衣無縫>天才的な芸術作品
どうして「いざよい」と読むのでしょうか? ・・・満月の翌晩は、月の出がやや遅くなるのを、月がためらっていると見立てたもの。 いざよい=ためらい、躊躇という意味があるようです。 満月よりも十六夜の月が美しいと聞きました。 青白く光り輝いています。 明日は、晴れのち雨・・・ついに夕方から雨に変わります。 雨は、日曜日まで続き、冬将軍が軍勢を率いて押し寄せてくる模様・・・もう少し、秋を楽しみたいですね。 <手塩〜てしお>手にかけた思い入れ 昔の食事は、一人分のお料理がお膳にのって出てきました。 その中に塩が盛られた小さなお皿があって、めいめいが味加減をして食べていたのだそうです。それが手塩です。 小皿のことを「おてしょ」と言うのも「お手塩」が変化したものです。 懐かしいことば=おてしょ・・・亡き祖父が言っていました。