落ち葉の季節になりました。
気温の寒暖差があまりない所為か、空気が乾燥している所為なのか、茶色の落ち葉が多いです。
中庭の里芋の葉の上に落ち葉が遊びに来ていました。
すぐ上の百日紅の落ち葉です。
地域の文化祭が暖かい陽射しの下で始まっています。
それでも、気温は19℃くらいまでしか上がらなくなってきました。
陽射しがあるぶんだけ、体感温度は暖かく感じます。
◇美人の日本語◇
山下 景子:作
幻冬舎
一年365日と閏の毎日に美しい日本語で名前が付けられています。
日本語がこんなにも美しいということに再発見させられます。
毎日1ページずつ読んでいくと、日めくりカレンダーのようです。
今年も十一月になりました。
11月1日は「霜降月〜しもふりづき」女神の贈り物
旧暦では一二月半ばで、霜が降る時期です。
霜を降らす女神は「青女〜せいじょ」というのだそうです。
十一月の異称は、神楽月、雪待月、風寒、神帰月〜出雲に行っていた神さまたちが帰ってくる月です。
来るべき寒さに備えつつも、その表情を楽しむことを、人々は、忘れてはいませんね。
神さまが出てきましたので、もうひとつ。
秋の神さまは「竜田姫〜たつたひめ」
これは十月十七日のことばです。
春は、佐保姫〜さほひめ、夏は、筒姫〜つつひめ、冬は、うつ田姫。
都を囲む山々のうち、東の山には春、南の山には夏、西の山には秋、北の山には冬の神が住んでいるという中国の考え方に基づいています。
中国の四季をつかさどる神は、男性の神(青帝、炎帝、白帝、黒帝)なのですが、日本は、女神です。
平安京の西には、竜田山がありました。
そこに住んでいる竜田姫は、染色と織物が得意なのだそうです。
錦織りなす野や山のみごとな色彩は、竜田姫のしわざというわけです。〜本文より抜粋
美しい日本語と秋の風景に触れてこころを豊かにできる本です。
☆Halloween☆
諸聖人の祝日の前夜(10月31日)の祭り。秋の収穫を祝い悪霊を追い出す古代ケルト人の祭り(アイルランド、スコットランド地方)が起源。
アメリカでは、カボチャの提灯などを飾り、仮装した子供たちが近所の家々からお菓子をもらうと辞書にあります。
◇ハロウィーンにまつわる???三つのおはなし◇
☆1☆
映画 一番に思い浮かびます。映画館で観たのではなく、テレビでみました。
結末を覚えていないのですが、滅ばずにうやむやになったように思います。
昨年アメリカで再びこの絶叫映画が蘇ったらしいです。
☆2☆
若かりし日、いつも一緒にいた友人の千夏とよく食事に行ったお店の名前がHALLOWEENでした。今は、もうありません。
千夏とは、ほとんど会うことがないけれど、困った時には必ず連絡があり、わたしは小さな手を差し伸べます。
波乱万丈の千夏と遠くから見守るわたしは、不思議な縁で繋がっています。
☆3☆
子どもが友だちから誘われて英会話スクールのハロウィンパーティに行き、勧誘の電話をお断りする時季でもありました。
結局は、何も実際のハロウィンとは、関係がない想い出ばかりです。
370
いつもより早起きの朝です。
8時40分から8時55分までは、木曜日恒例の朝の読み聞かせです。
今朝は、6年生。
教室に行くと友人の娘のかずちゃんがにっこり笑いかけてくれました。朝から気分上々です。
今月は、どの学年も同じ絵本を読みました。
『にたものどうし』
にたものどうしは、自然のものと人間の作ったものを似たものどうしとして比べます。
一番喜んでくれるのが「いもむし」と「しんかんせん」です。
気持ち悪がられるのが「蚊」と「注射器」です。
『おつきさまってどんなあじ』
新月の頃なので、現実には月が見えないのだけれど、まんまるなお月さまを絵で味わいました。
終わってから、中学校の文化総合発表会へ。
テーマは【輝】
昨年は、芸術劇場大ホールで30周年記念のミュージカル演劇をしました。
おりょんちゃんは、エンドロール製作係でしたが、今年は、一人二役を演じ成長を見せてくれました。
1時間の面白い劇でした。
久しぶりにビデオを撮りました。
そろそろ、黄昏どきです。
東の空も夕日を映して紅色に変わってきました。
西の窓から見える夕日は、いつも電線の向こう側。
日が沈んだ頃、薄紅色に染まった雲間を
白い直線のひこうき雲が伸びて行きます。
黄昏の彼方へ
そこには何があるのでしょう?
歩いてお買い物に行く時の抜け道でみつけました。
この抜け道では、四季折々の雑草を目にすることができ、郷愁を運んでくれます。
よく子どもの洋服にくっついて、ひとつひとつ取り除くのに苦労した思い出の草です。
取り除いても「チクチクする」という子どもに「気のせいよ」というわたしがいました(笑)
★たいせつなこと★絵本
マーガレット・ワイズ・ブラウン:作
レナード・ワイスガード:絵
うちだ ややこ:訳
フレーベル館
〜グラスにとって たいせつなのは
スプーンにとって たいせつなのは
ひなぎくにとって たいせつなのは
あめにとって たいせつなのは
くさにとって たいせつなのは
ゆきにとって たいせつなのは
りんごにとって たいせつなのは
そらにとって たいせつなのは
くつにとって たいせつなのは
あなたにとって たいせつなのは
〜本文より抜粋
*今年三月の小学校の卒業式の謝辞に参考にした絵本です。今年初めに、ネット書店でみつけて、とても感動しました。
子どもよりもむかし子どもだった大人の絵本のように思います。
毎日飲む飲み物は、やっぱり煎茶に限ります。
お隣の駅のお茶屋さんに行く機会がないまま、お茶がなくなってしまいました。
仕方がないので、近くのショッピングセンターのお茶屋さんを覗いてみました。
「秋のお茶」が店頭に出ていました。
ここのお店で買った春先の「知覧走り新茶」がとてもまろやかで美味しかったことを思い出しました。
試しに買ってみました。
同じ知覧で採れた秋のお茶は、少し渋みのある濃いお味のお茶でしたが、それなりにおいしかったです。
いつもは八女の深緑煎茶を飲んでいるのですが、同じお茶でもそのときどきによって、おいしかったり、味がなかったりします。
おいしい煎茶に出合うとしあわせです。
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