【立松大和】JR東海は21日、東海道新幹線の主力車両として運行中のN700系の改造工事を、静岡県浜松市内の同社工場で報道関係者に公開した。ブレーキ性能などの改造で、2月に導入された最新車両N700A並みの能力を持たせるという。 JR東海によると、改造費はN700Aの新造費の17分の1程度に抑えることができるという。N700系は現在80編成が運行されている。2015年までに、全ての車両の改造工事を終える予定で、このような大がかりな車両工事は東海道新幹線の開業(1964年)以来初という。 改造によって、ブレーキ後の制動距離をこれまでより約10%短くできるほか、カーブ走行時の遠心力を減らし、乗り心地を向上させる。また、速度をコンピューター制御する自動運転装置を搭載し、遅れても早期に回復できるようにする。 情報提供:朝日新聞
Posted at 2013-10-21 11:18
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