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羊毛フェルトを中心に毛糸やレース、
ブレードなども組み合わせて
作品を作っています。
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産後の入院は、合宿みたいで楽しかった。
他の新米ママの出産話しを聞くのも楽しかったし
、、、みんなすべらん話しを持っていた!、、、帝王切開の人や双子ちゃんもいたり、悩みなんかもぶちまけたり、はげましあったり、夜の授乳室で泣いている人もいてそっと心でエールを送ったり、小学校の同級生に会ったり、てんやわんやで退院は、嬉しい気持ちとちょっと寂しい気持ちがあった。
入院中、楽しくすごした私だったけど1度だけ、ズドーンと落ち込んだりした。
3日目ぐらいに助産師さんに授乳の仕方でダメだしをくらった。
いろんな助産師さんをつかまえては何度も教えてもらうがコツをつかめず、けしきギャン泣き。
夜泣きも始まり、何をどうやっても泣きやまず夜の病院の廊下を抱っこしてトボトボ、何度も往復。
授乳の仕方はよくわからんし、寝てないし体は痛いし、なによりも目の前で泣きわめいてるあかちゃんを見るのがつらかった。
暗い廊下も長い夜もはてしなく静かに思えてくる。
そんな時にかぎって助産師さんも忙しくてつかまらず、4日目の夜中に私自身が心が折れて、深夜の授乳室で放心状態。
そこに助産師さんが通ったので、授乳の仕方を聞きたかったはずなのに憔悴した私は気がついたら根本的な質問をしていた。
どうやって抱っこしたらいいんですか。
、、、多分、全てを見透かされたのだと思う。
私とあなたの違いは、私は大丈夫!と思って抱っこするだけ。あなたの不安があかちゃんに伝わってるだけ
と言われた。
私、そっか、と新しい気持ちを手に入れ20パーセント気持ち回復。
その後、ミルクを飲ませても泣き始め、どよーんとした気持ちになり
まだミルク足りないんですかね?
と聞いたら、
口を開けて、ママの方をみてるから、ミルクじゃなくておっぱい欲しがってるね!と言われ
朦朧としてる私、驚いた。
産まれて間もないのに私のことがわかるのか、と。
そうか、わかるのかぁと。
感動して80パーセント気持ちあがる。
続けて言われた。
こんなあかちゃんの頃はすぐに終わってしまうよ。
羨ましいわ。
、、、私は200パーセント目が覚めた。
そうやった、とてもかけがえのない時間やった、と。
それからはけしきが泣いていても、
あっ、泣いてる、ルン♪
って感じになった。
もちろんこうなれば、授乳の仕方も何故かできるようになった。
助産師さんって、すごいお仕事やと心から思います。
あの廊下や深夜の授乳室を、多分今日も誰かがあかちゃんを抱っこしていることを想うと、
ほんの少しの少しだけ、心が痛くなる。
少し落ち込ませてほしい時もある。
覚悟をきめたら1秒でおきあがるから。
新米ママ達は強し!なのだ。
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あかちゃんの名前は、景色と言います。
そのまま、けしきと読みます。
大人になって恋人や友達から
けしき、
と呼びかけられている人がいたら、
私は振り向いてしまうなぁと思い
ダンナくんはたくさんの美しい風景や
自分のオリジナルな世界をみつけてほしい
という願いをこめて
男の子でも女の子でも名前は景色にしようねって
妊娠がわかったわりと初期段階で即、決まりました。
透明感のある素敵な名前だと思っています。
気にいってくれたらいいな。
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1月18日が出産予定日だったのですが
1月22日(ワンニャンニャン)か
1月23日(ワンツースリー)の日に産まれたら面白いんじゃない?
とお腹のあかちゃんに話しかけていました。
胎動を感じるようになって、あかちゃんに聞きました。
いつ産まれるつもり?って。
1月15日?とか1日ずつ聞いていったら
1月23日の時に、トントンとお腹を蹴ってきたので、
産まれるのは1月23日かぁと思っていたら
本当にその日に産まれてきました。
きたよって。
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猫太郎が毛布の中に入って丸くなってるかと思いきや、
毛布を覗くとこんなカタチで寝ている時があります。
こんな猫太郎を「猫太郎人間」と呼んでいます。
たぶん、人間はNingenって感じです。
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けしきが泣いた時やぐずった時に、
手と足を弧を描くように動かします。
バタバタ、とかじゃなく不思議なリズムがあって、
まるでダンス。
たまにその動きをじっと見入ってしまう。
まだけしきがお腹の中に居て胎動を感じてた頃、
どんな動きをしたらこんな胎動になるのだろう?
とずっと疑問に思っていて
産まれたけしきのダンスのような動きを見て、
胎動の記憶と目の前のあかちゃんの動きが私の中で一致して
とても感動しました。
たしかにお腹の中に居たのはこの子で、
私はそれをずっと感じていたなぁと。
やっと出会えたような、わかりあえたような、
前からわかっていたようなそんな感覚をもらいました。
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1月23日の10時10分に2,672gのかわいい女の子の
あかちゃんが無事に産まれてくれました。
あかちゃんの名前は、「景色」です。
そのまま、けしきと読みます。
本格的に陣痛が始まり産まれるまで、助産師さんやお医者さんが
「景色ちゃん、こっちやで」と何度も何度も景色に呼びかけてくれ、
その声の方向によく産まれてきてくれたなぁと
目の前のあかちゃんを見て今でも、しみじみ思います。
よく産まれてきてくれたなぁと。
妊娠から出産、そして今。
とても貴重な体験をさせてもらってます。
景色は、今日も元気です。
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猫太郎は東京。
私は里帰り出産準備のため京都の実家。
たまに、猫太郎に話しかけてみる。
猫太郎、元気かな?って。
電話をするみたいに。
そうするとお腹のあかちゃんが聞いているようで、
ポコポコと騒ぎはじめる。
猫太郎の話をしてあげると、
体全体で喜んでいるように暴れる。
胎動もあと少しだと思うと
忘れたくないなぁと思う。
この日に産まれそう、と思っている日が
もうすぐなので、ドキドキの毎日です。
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21歳の誕生日プレゼントに、何が欲しい?と聞かれて
本、と答えてもらったのが荒木陽子さんの「愛情生活」。
ゲンズブールとジェーンバーキンのポストカードと一緒に。
「愛情生活」は写真家のアラーキーの奥さん、陽子さんが書いたエッセイ。
この本には、ずいぶん影響を受けました。
ハッとするような言葉や感情が散りばめられていて、
哀しみや憂鬱の美しさに私はため息をつきながら陽子さんに憧れたし、
アラーキーと陽子さんの関係に羨望していました。
もう随分、この本を読んでいません。
大事すぎて。
あの時に感じたある一定の空気みたいなものを
失うのをこわがっているのかもしれません。
出産して東京に戻ったらもう一度、手にとってみようと思っています。
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最近は、夜は長時間眠れません。
お腹が張ったり、胎動で起きたり、お腹が重く
寝る体勢が少しつらかったりで、2時とか3時とかに起きてしまい、
それから明け方まで眠れなかったりします。
前の私だったら、そんな時間にうっかり起きて目が冴えたりしたら、
こわい話しを思い出し、ユウレイこわいよー。猫太郎起きてー。ひとりにしないでー。
とか言って猫太郎のふわふわの体に顔をうずめて
気持ちを落ち着かせているところですが、
今はまったく怖くありません。
なぜならユウレイより陣痛の方がこわいからです!
全然テレビなんか見ないのに、年末にテレビがついていて
なんとなく見ていたら急に出産の映像が流れた。
隣に座っていた母親は、今、まさに産まれたあかちゃんを見て
かわいい〜!と言ったけど
私は、あかちゃんの足が血まみれなのを見てひきました。
あ、あああ足が〜、ああ足が〜、ああ〜と。
それから一人でうなされていました。
弱すぎ?
私なら大丈夫と本当は知っているけれど、
表面上ではオロオロうろたえまくっていて
年末に陣痛と出産に心底怯えて暮らしていましたが、
少しずつ、自分の中で折り合いをつけていき
今では、少しの覚悟とイメージですべて喜びに変えようとしているところです。
だって、心で何を思っているかで
ユウレイもこわくなくなっちゃうんですもの。
バカバカしいけど、イメージや想いが現実を作っている
いい例だなぁと思います。
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あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
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