普通という究極の幸せとゼロ点調整

なんでもないようなことが、幸せだったと思う・・・
いつもは分かってるようで頭の片隅に眠っている、こんな歌詞が何かある度に思い出される。

たぶん発熱してぶっ倒れるのは4~5年振りのこと。
近年、本当に病気をしなくなっていたけど・・・いざ高熱にうなされると健康の有難さ、湯水のように沸く飽くなき食欲、浴びるように飲める酒、どれもとてつもなく貴重。

この約4日間、まともに食事をしてない。いや、出来ない。
今現在も、脂っこいものは無理だし食事量が質量ベースもカロリーベースも1/10くらいになってしまった💦
エネルギー摂取の面ではこのままではいけないのだけど、胃が受け付けないから仕方ないし、今のところ何一つ体を動かすことも無いから、これでいいのかも?とも思う。

少しづつ固形物を食べるようになって、トマトと塩の味わいを感じたとき、心から「あー、美味いなあ」って感じた。小学生の頃、ウチのばあさんが作っていたトマト(後の加茂トマト)を夏になると大量に差し入れてくれていたけど、酸味と旨味と瑞々しさに少しの塩味を加えると、下手に料理するよりも断トツに美味かった。

ばあさんの美味いトマトは、記憶による美化盛りではなく、間違いなく宇宙一美味い、太陽の味がする本物のトマトだった。今となってはあれほど味の濃いトマトは見つからない。

そんな事を久しぶりに思い出した。もう40年も前の記憶。
最近飽食気味だったから、味覚のリセットのためには今回の苦しさは丁度良かったかもしれないな。

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