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サウスベイ マネジメント セミナー( Southbay management seminar )は月一回のセミナーを中心に勉強し、時々に親睦をする、乃ち「よく学び、よく交友する」そのような会です。

2001年度 2月 - 作家人生

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作家で元役者の馬場信浩さんからお話を聞きました。

セミナーは、先日起こった日本の漁業訓練船と米国原子力潜水艦の衝突事故への黙祷から始まった。馬場氏の歩んでこられた人生経験の中から、多くのものを楽しく学ぶ事が出来た。

役者として、コマ劇場での脇役専門の時代。主役には許されるマイクを持たせてもらえず、声の共鳴する場所を舞台の上で探しながらセリフを言った苦労話。
作家になるために役者になることを勧めてくださった毛利菊江さん。可愛がってもらった田崎潤さん、何かと面倒を見てくれた芦屋雁の助さんの話しをされる時には、涙も浮かぶ情熱家の一面も垣間見た。

作家として、多くの懸賞に応募しても認められなかった。もうこれで最後だと思って応募したエンターテイメント小説大賞で大賞を受賞。幼い娘に大賞の褒美に「たこ焼き」をねだられて泣いた貧乏暮し。
プロとは、金・時・命をその仕事にかける事のできる人。そして、その仕事に「The End」の文字が打てる人。

テレビの23時ショーの司会など売れっ子となって、全てが旨く運び出した様に見えた頃、以前の様にものを書く事が出来なくなっている自分に気がついた。
京都伏見工業高校のラグビー部山口監督を通して教育現場を検証する事から、次の作家としての歩みが始まった。
「愛とは、信じて待って許す事」と山口監督から学んだ。

「もの書きにプロもアマもない。要するに人を感動させる事が出来るかどうかだけ。」という馬場氏の言葉に、気迫を感じた。

終始 人を引き付ける巧みな話術に、聞き入っている内に時間が経過していった。

「只で、楽しく、為になる」の「3た」をモットーに始まった2001年サウスベイ・マネジメント・セミナーの年初を飾るに相応しいものでした。

2001年2月17日

馬場 信浩 様

先日は私ども「サウスベイ経営セミナー」のため、講師としてお出でいただき誠に有り難うございました。

劇場に立つ役者、マスコミのテレビ司会者、そして作家として親として。どの話しも私どもの脳を刺激するものでした。そして、その有意義なお話を楽しいエンターテイメントとして、お聞かせいただいたことに、厚く感謝申し上げます。

「金時命」を懸け、「終」の文字を書けるプロの話し。
「愛とは、信じて待って許す事」とラグビー監督から学ばれた話し。
「プロとアマの区別など無い。要は如何に感動させられるかです。」という作家の話し。

体験に基づいたお話に楽しく聞き入る内に 熱いものを感じる時間でした。私どもにとって遠い存在のように感じられていた作家の世界が、ビジネスとも多くの共通点があり、身近なものと感じることが出来ました。

お話を伺った後、新たな元気が湧いてきたような気が致します。
今後とも折に触れ、お話を思い出し、精進したいと思います。

終わりに 益々のご発展ご活躍を祈念致しまして御礼の言葉とさせていただきます。
有り難うございました。
#SBMS過去のセミナー

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