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サウスベイ マネジメント セミナー( Southbay management seminar )は月一回のセミナーを中心に勉強し、時々に親睦をする、乃ち「よく学び、よく交友する」そのような会です。

2001年度 12月 - アフガニスタンの現状

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2001年12月17日

田 原 護 立 様

先日は私ども「サウスベイ経営セミナー」のため、講師としてお出でいただき誠に有り難うございました。

急なお願いにもかかわりませず、タイムリーな話題をご提供頂き有り難うございました。

「ガラス細工のアフガニスタン」の意味がお話しを伺いながら次第に理解できて参りました。
ペシャワール会の方の言葉としてご紹介頂いた「アフガニスタンの現状は日本の戦国時代」というのは、大変分かりやすい表現であると思います。
各部族が先進国から提供される武力や資金によって、まだまだ戦う力を持っており、民度が日本の明治時代程度にまで達していない現状で、外部の力によって平和をもたらす事が、如何に難しい事かを教えて頂きました。
「戦争当事者が平和を求めない限り平和は実現しない」「アフガニスタンでは平和のために流した血の量が未だ少ない」というのは、実際に平和のために戦った事のある方達の言葉として、大変な迫力を感じましたが、同時にかつての歴史から学び、一滴でも血の量を減らす事が出来ないのかという疑問も湧いてまいりました。

アフガニスタンの文盲率の低さ等からくる、我々が見逃しがちな事象についてもご指摘を頂きました。また、外交における二枚舌、三枚舌の話も興味がありました。話を聞く内に「ガラス細工の日本外交」の感を強めました。

まだまだ判りにくい事の多い問題ですが、全てが判らなくても、それなりに考えていく必要があるように思います。この度の講演によって私達会員一人一人が問題の複雑さに屈することなく考え続けるエネルギーを頂いたように思います。

今後とも日米両国に渡ってご活躍されんことをお祈りしまして、感謝の言葉とさせて頂きます。

有り難うございました。
#SBMS過去のセミナー

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