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サウスベイ マネジメント セミナー( Southbay management seminar )は月一回のセミナーを中心に勉強し、時々に親睦をする、乃ち「よく学び、よく交友する」そのような会です。

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  • 2016年6月「コンピュータの昔、今、未来:IoT」講師:中村真弓氏

2016年6月「コンピュータの昔、今、未来:IoT」講師:中村真弓氏

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講師:中村 真弓(なかむらまゆ... 講師:中村 真弓(なかむらまゆみ)氏 2016年6月「コンピュータの... 2016年6月「コンピュータの...
講師:中村 真弓(なかむらまゆみ)氏
日時: 2016年6月8日(水)、6:30PM - 8:30PM
会場: ニューガーディナ・ホテル
講演録担当: 佐伯和代

講師略歴:
1990年Portland State University卒業後、同校ビジネススクールに進学 
1992年MBA取得
1993年よりPacific Software PublishingにJapan Sales Managerとして就業
VP、COOを経て2009年7月より現職(President & CEO)に。

講演録: 講演資料はここをクリックしてご覧頂けます: Media:2016 06 08 SBMS.pdf
PSPIncは来年30年を迎えます。社長業6年

中村氏が入社した93年当時は、インターネットも現在ほど普及しておらず、PSPincの主要事業は、アメリカ市場用のWindows、マッキントッシュのゲームやユーティリティといった米国のソフトウェアを、日本市場向けにライセンスを取得して、日本語版製品として卸販売を行っており、これが会社の売り上げの大半を占めていました。
創業時からの夢は自前のソフトウェアを売るという目標がありました。
そして、1996年にインターネット事業に着手。その後もインターネット上で利用するソフトウェアの開発を続け、ホームページ開発、ウェブサイトとEメールのホスティング事業を展開し、2016年現在、約 40,000社のドメインをホスティングするまでに成長。そして2011年にトーランスオフィス、 2013年にサンディエゴオフィスをオープンし、CAにも進出した。

コンピューターとは何か
単純にいうと、何かをインプットし、何かをアウトプットするというもの。 これがベース。
最近のPCはオンかオフかのどちらか。
なので、0か1の間を考えられる人間の方が優れているんです。
「そろばん」は元祖パソコン。 玉を動かすというインプットがあって、答えが出るというのがアウトプット。

Addong」 Machine
機械的にダイヤルを回してインプットしていったら、何かアプトプットする。というものを開発。
このAddong を第一次世界大戦、二次世界大戦の際に、進化させたものが暗号マシーンとなる。

ドイツ軍の暗号「エニグマ」を解読したことで知られる天才:アラン・チューニング アラン・チューニング イギリスの数学者、論理学者、暗号解読者、コンピュータ科学者。

暗号と解読 解読にはその「鍵」が必要

映画:イミテーション・ゲーム 
ONとOFFの論理

リレー方式といって、電気を流す流さない、オンかオフかということで生まれたのが 真空管(Tabular Computer)

悲しいかな第二次世界大戦のおかげで、タビュラーコンピューターが生まれた。

バグというのは、この真空管のタビュラーコンピューターから生まれた言葉で、 真空管に虫が入ると計算ができなくなってしまうので、この現象からコンピューターがうまく作動しないことを「バグ」というようになりました。

タビュラーコンピューター ⇨ トランジスター
月にアポロが到着したのが1969年。
その際、アポロのガイダンスシステムというのがあり、月に行って帰ってくる計算をするものだったのですが、そのガイダンスシステムとiPhone6を比べると、iPhoneが1000倍優れていて、重さもガイダンスシステムは32kgあったそうです。

技術革新 初期と現代のアニメーションを比べてみても、そのクオリティーや製作のかかる時間を比べると明らかに革新が進んでいることがわかります。それもたった30年の間に起きた革新です。

パソコンは0か1、これのみですが、その革新は目覚ましいものがあります。

インターネットの始まり

絶対落ちないネットワーク:アープネット
米国のペンタゴンが核戦争が考えられる世の中、どこか一箇所が壊滅状態になってもネットワークを結べるような仕組みを作りたいと考え、アープネットが構想に資金年所を行って実現化して 、インターネットが生まれました。

インターネット・プロトコル =IP

日本で「パケット通信」とよく言いますが、 みなさんの電話の会話、メール、画像のやり取りなどもデジタル化し、全て0や1のデータになります。
その0や1の集合を小さな箱に入れて、送り手から受け手に、最短ルートを通って、 送信する。これがパケット通信。 その箱を多く同時に送るためには、パケット量が多く必要となります。

みなさんのメールアドレスは表札でしかないのですが、 IPアドレスが本来必要で、 一般的に使われているIPV4の場合は46億のコンビネーションがあります。
新しい規格、IPV6にすることで、360澗パターンができます。 澗は1036 インターネットで多数のものが繋がる時代に向けた新しい規格がIP V6 です。

IoT=Internet of Things モノのインターネット

日産の電気自動車 LEAFも IoTなのです。

スマート〜 と名前がつく家電はIoTなことがほとんどです。
最近一般的なものは、玄関に人が来た時に、写真をとってくれて、それをみなさんの携帯に送ってくれる、そんなようなものがIoTです。

何がIoTなのか、IoTはこれからどんな風になっていくのか、 インターネットにつながった生活。 携帯、車、家電、などなど、

iPhoneを無くした時に見つけるもの、あれもIoT

サムソン 「スマート冷蔵庫」

Google のIoT Google Smart Home [Smart Speaker}
Amazon dash インターネットにつながってオーダーが入る。
IoT
今までものを作る時、メーカーは多くの人に受け入れられるように、Generalな商品、サービスを提供することが多かったのですが、今後、IoTの世の中では、消費者にあったものをそれぞれ提供できるようになる。

日産LEAFには携帯通信チップが組み込まれていて、どこをどんな風に走っているかがわかる。
近い将来、2020年には、5台に1台には、この携帯通信チップが組み込まれているようになる。
すでに車を持たない生活をしている若者もいます。例えばUberやシェアリングなどで。 そんな世の中に、「車」とはなんなのかが問われる時代です。
自動運転車:噂では2019年にアップルがiCarを出すのでは?と言われています。

近未来の身近なIoT
朝、みなさんがキッチンに入ってくる時に、コーヒーが煎れてある状態。

もしコーヒー豆がきれそうになったら、自動でオーダーをし、ドローンで宅配。 こんな世の中がやってくるのもすぐかも。

IoT:セキュリティー
クラウドに入れた方が安心とおっしゃる方がいますが、クラウドもインターネットです。
いい人も悪い人もいる世の中、ハッカーやスパマーとのバトルは増えていくばかりです。
ここ5年間で受けたハッキングは100倍にも及びます。
これらハッカーからデータを守りたいのであれば、オフラインをキープすること。
ですが、スマホなどを持っていれば、もうそれはオンラインなんです。
そして、先に述べたように、車にチップが組み込まれていく時代であれば、 オフラインでいるのが難しい世の中になっていきます。

そして、オンラインで集まったデータは、BIG DATAとなります。
この膨大なデータを分析し、コンテンツにすることができれば、ビッグビジネスとなります。
データアナリストが今熱い職業のひとつ。

携帯電話、PC、IoT、これらから集まってくるデータを処理しきれていないのが現状ですが、ペッパーや介護ロボットをはじめ、新しいコンピューターの時代では、革新的なものが続々と登場すると重ますが、どんなに素晴らしいロボット、機械であっても、コンテンツが重要となってくると思います。
今までの枠を超えて、アイデアをシェアし、挑戦していけたらと思っています。
以上。
#2016年セミナー

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