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サウスベイ マネジメント セミナー( Southbay management seminar )は月一回のセミナーを中心に勉強し、時々に親睦をする、乃ち「よく学び、よく交友する」そのような会です。

2009年度 4月 - 世界のおいしい食べ物・ロサンジェルスのおいしい店

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2009年度 4月 - 世界の... 2009年度 4月 - 世界の...
日時
2009年4月8日(水)、6:30PM - 8:30PM
会場
ニューガーディナ・ホテル
講師:関根正和 (せきね まさかず))氏

講師略歴

国際フード・ワイン・トラベルライター協会正会員。 現在までに世界199ヶ国・地域を訪問。
1948年 1月東京都港区に生まれる
1966年より外国旅行の魅力にとりつかれる
1972年 慶応義塾大学工学修士課程修了(電子工学)
1974年 ロスアンジェルス移住
1982年 宇宙航空関連機器メーカーを設立、経営、現在に至る
1985年ころより、世界の食文化をはじめとして、音楽、語学、写真などについての随筆を日米の雑誌に連載などの執筆活動を20年以上続ける

ミスターセカイとしての主な活動
日系コミュニティー向けテレビ、ラジオ番組。日本やLA日系コミュニティー各団体主催の講演会(武蔵工業大学異文化講座、ひこばえ会、パサデナ・セミナー会、IBM、七味会、American Association of Japanese University Women等)。雑誌の連載 (Bridge USA、US Japan Business News、Come To America、Lady、Real Estate Magazine、Lighthouse等)、現在は世界の食文化についてのエッセイをLighthouse誌(発行部数約5万)に『ミスターセカイの美味礼賛』を連載中
著書:『ロスアンジェルスレストラン50+50』ブリッジUSA刊『ビジネス英会話の基本』ジャパンタイムズ社刊  『仕事で使える英会話』三修社

講演内容

世界200ヵ国/地域を食べ歩いた経験を基に、関根氏が感じた世界の美味しい食べ物や料理についてお話を聞いた。
世界の美味しい食べ物にはフォアグラ、トリフ、キャビアの三つが有るが本当に美味しいのか?
美味しいかどうかは人が考える前には先ず身体の反応がある。段階的にみると、
嬉しさで笑う
泣く
苦しくなる
気絶する
外国で美味しいと感じる物
自分に慣れた味
その土地の特産品 (その土地の民族音楽を聞くようなもの)
世界で食べ物の美味しい三つの国
世界中誰が聞いても普遍的に喜ばれるモーツアルトの音楽のように、誰が食べても美味しい、
或いは生きてて良かったと感じさせる料理を提供できる三つの国は フランス、中国、と日 本である。
美味しい国の4番目と5番目はイタリアとインド。
これらの国の特色として国土が広く四季があり、また、山あり海ありで食材の豊富な国。そ して歴史上、美味しいものを食べたいと思う金持ちが居て美味しい食べものを開発した。
その逆にあまり美味しい食べ物の無い国の中にはイギリスとアメリカがある。イギリスは国土に大した変化が無く食材に乏しい。しかし、北海の冷たい荒波に揉まれた魚は美味い。アメリカはカウボ
 ーイの国で歴史上、美味しい物を追求した人物が居ない。

日本料理:
うま味の出し方、魚の扱い方の技が優れている。魚の下ろし方はフランスのシェフの間で高 く評価されている。
季節の変化を取り入れた総合芸術の中の一つとして料理を捉えている。
一対一の勝負。板前が客の望む料理への期待感を読み取る行為と客の板前が出してくる料理 への期待感がぶつかり合う文化的背景がある。
中国料理:
国が広く素材が豊富。何でも料理して食べる。素材の組み合わせが豊富な上に料理方法もず ば抜けて多い。例えば料理の焼き方の火加減にしても何十種類とあるので、それと豊富な素材とを組み合わせると莫大な料理の種類になる。
香港の中国料理は繊細で芸術的な物が多く、世界でもトップクラス。
フランス料理:
フランス料理で美味しい物にはフォアグラ、トリフ、キャビアがある。フォアグラは加工し た物ではなく生で新鮮な物をたべると美味しい。トリフにはイ
タリアの白トリフやフランス の黒トリフがある。トリフはそのものが美味しい訳ではなく一緒に食べる他の料理の引き立 て役。キャビアはウオッカを
飲むための物。ウオッカ自体はあまり美味しい酒ではないが、 キャビヤと一緒に飲むと味が一揆に良くなる。
フランス料理の特徴として味だけではなく、シェフの芸術的価値観など食事に関する総合的 な演出がある。因みに食事の演出に深く関わるウエイターは一流になるとシェフと同等の報酬を取る。
イタリア料理:
パスタがイタリアで生まれた理由として地震が多い火山国であるため、育つ小麦はパンに適 さない事がある。素材の種類が多い。フィレンツェのステーキ、ポルチーニのマッシュルームなど美味しい素材がある。イタリアの国民性として、愛する事、歌う事、食べる事が挙げられているように、美味しい物を食べる事が国民に浸透している。イタリアのどこでも、どんな小さなお店で食べてもイタリアの料理は美味しい。

インド料理:
料理材料は豊富ではないが臭覚に訴えるスパイスを徹底的に追求した料理。
アメリカ料理:
カウボーイの料理である。100のレストランの内95~6軒は話しにならないほど。しかし、アメリカは移民の世界なのでエスニック料理が多い。
 ロサンジェルスはエスニック料理の種類では世界一である。
カルフォルニア料理:
ロスアンジェルスに住んでいるフランス人、イタリア人、中国人、日本人の料理人達の影響を受け、特にアジア風味の影響を受けてアジアパシフィック的な料理が出来た。ニューヨークではカルフォルニア料理の事をNew American料理と呼んでいる。
ロスアンジェルスで美味しい店の例:
French:Lec Ques, Bastide (Mel Roseと La Cienegaの近辺)
 Italian: La Botte (Santa Monica)Angelina Osteria (7313 Beverly Blvd.)
中国料理: サンゲーブルからローズミード近辺のお店は大体どこでも美味しい。
最後に:
世界各地を食べ歩きしてきたが、ロサンジェルスの食べ物、気候、人間を総合評価すると、 一番大好きな居場所。ここを永久の住みかとしたい。
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