風は冷たいかもしれなくて 「かもしれない」と感じるほどの心は ここにあるのだけれども 地に着いていない毎日 不安を誤魔化すほどの楽観はないけれど 進まなくていけないと 理由もわからず暮らす日々もあろう 冬の風は冷たいかもしれなくて 近くを見るばかり 枯れ葉がまた足元に落ちた