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活動報告ブログ

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2012年2月 年次総会報告- 2011年活動報告 

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2011年活動報告


初めに-総論


商工会会長  鈴木 卓郎 Achilles USA Inc.

 一昨年(2010年)の4月に社命によりMichigan州より米国内転勤でSeattleに赴任し、3ヵ月後の7月より商工会の会長職を前任者より引き継ぐことになりました。半年間だけでは本当の意味で商工会の役職を務めたとは言い難く、また、常任委員の皆様の援護もあり、非力ではありますが少しでも会のためにお役に立てればと思い、昨年(2011年)も会長を勤めさせていただきました。

 皆様もご存知のように、一昨年は、現在の形のシアトル日本商工会(春秋会)が1960年に発足してから50周年の年に当たりました。この記念すべき年に合わせて、“50周年記念事業タスクフォース”チームを編成し、幾つかの記念イベントを開催致しました。

 この記念すべきマイルストーンを超えて間もなく、3月11日、日本国内において観測史上最大規模の大地震が東日本を襲いました。死者、行方不明者は2万人に及び、また、人類が始めて体験することになった自然災害を引き金にする原子力発電所の人災事故との融合事故が発生し、被害を拡大させました。

 刻一刻と深刻化する被災状況がニュースで報道され、また、総領事館よりリリースされる災害速報も当商工会事務局を通じて会員の方々に伝達致しました。

 また、地震発生直後から報道される災害状況を見た多くの方々から、「あなたの家族は大丈夫ですか?」「義捐金を出したいのだけれど、何処に出せば良いのですか?」と、米人社員はもちろん、取引先、息子の友達の親達からも暖かい言葉を掛けていただきました。

 当商工会としても、まもなく、日系関係団体として義捐金の受付を決定し、日本語に加え英語でもリーフレットを作成し、義捐金の受付けを開始致しました。結果として$118,300という非常に多くの善意を集めさせていただきました。募金の金額もさることながら、これほど米国の方々が心配をしてくれて、少しでも力になれればと声をかけて下さる事に感謝し、その気持ちを大切にしたいと感じました。

 集めた義捐金に関しては、有効に役立てて頂けるように災害支援団体に寄付を致しました。その後、黒澤事務局長が日本帰国の際に手弁当で現地に赴き、支援活動の状況の視察をして下さいました。(視察の状況は当会のホームページに掲載しております。)

 多大な援助をしていただいたアメリカ政府・国民の皆様に対して、日本人として、そして商工会としても大きな感謝をしておりますし、直接地震/津波により犠牲になられた方々は当然として、原発関係でも厳しい生活を余儀なくされている方が未だに大勢いらっしゃることに非常に心が痛みます。義捐金の募集は終了致しましたが、3月にはチャリティーにも協賛させていただいておりますし、必要に応じて商工会としても活動を継続していければと考えております。

 また、震災後の悲しい時期ではありましたが、この悲しさを乗り越えるためにも、通例の3部会の活動も例年通り活発に行われ、この時だからこそ、地域との交流、他団体との交流を例年と同じ様に行いました。

 最後に、改めて、会の運営に関わっていただきました役員の方々、ご理解とご協力をいただきました会員の皆様、心からお礼を申し上げたいと思います。

以 上



教育部会

部会長 魚田 克彦 Maruha Nichiro USA Group

 シアトル日本語補習学校は昨年4月をもって40周年を迎えました。生徒数は昨年12月時点で、幼・小・中・高を合わせて、約640名となり、この1年で約40名の増員となりました。補習校の位置づけを決めた商工会組織改編、学級編成制度の変更、学年末実力テストの導入、また、事務総長、主幹、副主幹職を置いた補習学校運営組織の強化等、ここ数年の改革の効果が表れ、週1度の授業にもかかわらず日本語教育としては全米でも高い教育水準と安定した教育環境を維持しており、生徒数の増加に伴う規模の拡大への対応に嬉しい悲鳴をあげている状況です。

1.補習学校
(運営)
 ‐石黒校長先生が着任された。
 ‐生徒数増加に伴い教室の1室増加と教員の2名増員を実施した。
 ‐昨年度より実施の新学習指導要領への対応としての参考書等書籍の配備、また、各種研修会の充実や他地域との勉強会への参加により教職員の指導力向上を図った。
 ‐教職員への指導と生徒のケアのためカウンセラーを月一回配置した。
 ‐保護者見回り当番への理解・協力維持、非難訓練等を実施した。
 ‐PTAの協力も得ながら、図書の増量や授業効率化のための教育機器の購入、電子教科書の試験的導入を図った。

(会計他)
 ‐経理処理は四半期毎に会計士のレビューを受けており、補習学校予算・決算は常任委員会での承認を受けている。
 ‐政府援助、商工会及びPTAからの寄付に加えて、生徒数増により授業料収入が増加したため、財政状況は安定している。
 ‐サマミッシュ高校(補習校借用校)との友好関係も維持できている。

2.ベルビュー市教育関係者派遣事業
 ‐会員各位の協力を得てサマミッシュ高校教師を従来通り3名派遣できた。訪問先は昨年まで東京を入れていたが関西地区中心とした。

3.40周年記念行事
 ‐合同運動会:幼稚園から高校生まで全生徒参加の運動会を開催した。
全生徒の集合記念写真も作成。
 ‐授業に用いる社会科副読本は改訂版を作成し全生徒に配布した。
 ‐記念式典は行わなかったが、教職員の方々の懇親会を開催した。

以 上



交流部会

部会長 西川 真人 ANA Trading Corp., U.S.A.

 交流部会は、「地域社会への貢献および地域の諸団体との交流を通して日米の友好関係を継続、促進する。また、シアトル日本商工会の存在意義を内外で理解して頂けるような広報活動を行う」という目的に基づき活動を行っております。2011年度もこの方針に沿って、様々な活動を行って参りました。以下にその活動内容をご報告させて頂きます。

1.ファンドレイジングの為のタオル販売

 2010年度までの数年間は、Tシャツを製作し、販売して参りましたが、ほぼ同じデザインで色違いということもあってか、年々販売数量は低下していました。そこで当年度は、新たにフィットネスタオルを製作し、販売価格もTシャツより低価格で、可能な限りいろいろなイベントの場で販売しましたが、思うように売れず、ファンドレイジングとしては何とか損益分岐点には達したものの、当初の目論見からははずれた結果となりました。残りのタオルにつきましては、引続き次年度の交流部会にて販売して頂くとともに、今後のファンドレイジングについては次年度交流部会にて引続き検討して頂く予定です。

2.桜祭り(4月1日~3日 Seattle Center)

 桜祭りは、米国建国200年祭の年である1976年に三木武夫元首相がシアトルに1,000本の桜を寄贈したのを記念して開催されるようになった、パシフィックノースウェスト地区最大の日本文化紹介イベントです。昨年に引続き、商工会としてブースを設け、会員企業名を記載したパネルの展示、ボーイング787の部品を担当する会員企業の紹介パネルの展示、商工会が主催したイベントの写真を展示するなど、商工会を紹介する試みを行いました。しかし、会場を訪れる方は一般の米国人が多く、交流部会理事の中からは、前年度に比べると数倍も向上したとの声は聞かれたものの、この場で商工会についての紹介を行うことの意義については疑問が残り、次年度の参加の仕方については再検討が必要と感じました。本件についても引続き次年度交流部会にて検討して頂く予定です。

3.サマーソーシャル(7月17日 Newport Yacht Club)

 サマーソーシャルは、日米協会と相互の会員の親睦を深める目的で始まった合同イベントで、当年度で3回目となるバーベキュー大会です。時折雨の降るあいにくの天候ではありましたが、130名を超える参加者にお集まり頂き、双方の会員同士の親睦が一層深められたことと思います。また、すいか割りやドアプライズの抽選もあり、ご家族の方々にも楽しんで頂けたものと思います。

4.蚤の市(9月10日~11日 Bellevue College)

 蚤の市は2011年で8回目を迎えました。前年は寄付品を回収する機会が少なかったとの反省から、回収の回数を増やしました。当初は思うように品物が集まらずに心配しておりましたが、当日までには十分な品揃えができ、前年を上回る収益を上げることができました。その結果、蚤の市の収益金としては$5,580をシアトル日本語補習学校へ寄付することができました。

5.Day of Caring (9月16日 Pacific Connections Garden/Arboretum)

 ワシントン湖の西岸に位置する森林公園内の庭園にて、United Way of King County主催のボランティア活動に参加し、庭園内の雑草取りを行いました。当日は19名のボランティアの方々にお集まり頂き、秋空の下、午前中の2時間ほどかけて清々しい汗をかきながらの活動となりました。作業終了後は庭園全体を案内してもらい、そこが太平洋に面した5ヶ国の特徴ある植物を植えた庭園であることを知り、地域の為にわずかながらも貢献できたことを実感しました。

6.ビジネス・ラウンドテーブル(10月26日 ワシントン大学パッカーホール)

 今回で3度目となる日米協会との合同イベントで、東日本大震災をテーマにジャムコアメリカ社、極洋アメリカ社、Weyerhaeuser社より代表の方々に発表して頂きました。特に日本の企業からは、ビデオや写真により当時の被害の凄まじさや、復興の状況が説明されました。今回取り上げたテーマが東日本大震災ということもあり、80名を超える参加者からは、多数の質問が寄せられました。
 また、今回発表後のレセプションについてはスポンサー企業が見つからなかったこともあり、会員企業各社から頂いたご寄付により、食事、飲み物を用意することができました。

7.地元団体への寄付と交流協力活動

日米文化交流のため、また地元日系社会に長年貢献している活動に寄付を行いました。
具体的内容は下記の通りです。


8.商工会ウェブサイトの維持管理

 これまで年間$12,000を委託先に支払ってウェブサイトの維持管理を行ってきましたが、6月より委託先を変更し、サイトの更新は事務局が直接行える方法に変更することにより、当年度は約4,000ドルの経費を削減できました。次年度以降の維持費は約1,500ドルになる見込みです。
今後も会員の方々からの積極的な投稿、会員の広場のご利用をお待ちしております。

 最後に、各イベントにご協力下さったボランティアの方々、様々な形でご寄付を下さった会員各企業及び一般の皆様、事務局の方々、交流部会理事の皆様に改めて心より御礼申し上げます。

以 上



経済・文化部会

部会長 近藤 敏行 Toray Composites (America), Inc.

 2011年度の経済文化部会の活動として、1月の新年会の他、4月から11月まで7回のセミナー、イベントを実施しました。

 経済文化部会が担当する商工会の恒例行事である、新年会(1月)、マリナーズ観戦(4月)、及び総領事杯ゴルフトーナメント(8月)については、いずれも多くの参加者を得て実施することができました。

 安全対策セミナー(6月)、ODAに関するセミナー(11月)については、いずれも領事館から講師をお迎えし、充実したセミナーを開催することができました。

 ボーイング工場見学ツアー(9月)については、2010年と同様、通常の工場見学ツアーに加えて、ボーイングの飛行機製造に関わる商工会会員企業から説明を頂き、会員のご家族も含めたくさんの方に参加頂きました。

 また、フィッシング/ツアー(7月)、ボーリング大会(9月)を実施しました。いずれも会員のご家族共々楽しめる企画として好評でした。


 上記のように、①会員及びそのご家族の皆様が安全・快適に暮らして行くために必要な知識を提供するセミナー、②会員相互のネットワークづくりを促進するイベントを開催でき、経済文化部会の当初の目的を達成できたものと考えています。 

 部会役員の皆様のご尽力、及び会員の皆様の多大なご支援・ご協力によっていずれのセミナー・イベントも成功裡に実施することが出来ましたこと心より感謝致します。

以 上



2012年 予算




決議事項 会則別紙、普通会員及び準会員の区分化による会費改定



シアトル日本商工会(春秋会)会則・別紙

普通会員及び準会員の会費を以下の通り定める。尚、従業員数は系列会社の場合その総数とする。
  
1. 普通会員: 企業規模により以下①及び②の2種類に分類する。

①: 上場企業ないし従業員50人以上の企業
   一会員あたり$180を基本月額とし、これに本会に登録される人数により一人$15の割合で加算した金額を会費月額とする。    $180 +($15 x登録人数)=会費月額 

②: 非上場企業で従業員50人未満の企業
   一会員あたり$100を基本月額とし、これに本会に登録される人数により一人$10の割合で加算した金額を会費月額とする。    $100 +($10 x登録人数)=会費月額

2. 準会員:企業規模により以下①、②及び③の3種類に分類する。

①: 従業員50人以上の企業
   一会員あたり$130を基本月額とし、これに本会に登録される人数により一人$12の割合で加算した金額を会費月額とする。    $130 +($12 x登録人数)=会費月額

②: 従業員20人以上50人未満の企業
   一会員あたり$90を基本月額とし、これに本会に登録される人数により一人$10の割合で加算した金額を会費月額とする。    $90 +($10 x登録人数)=会費月額

③: 従業員20人未満の企業
   一会員あたり$60を基本月額とし、これに本会に登録される人数により一人$8の割合で加算した金額を会費月額とする。 $60 +($8 x登録人数)=会費月額

(以下は現行通り)
3. 個人会員: 一会員あたり月額$40 (年間$480)とする。
4. 遠隔地会員: 一会員あたり月額$50 (年間$600)とする。
  会費は6ヶ月ごとの前払いとし、払い戻しは行わない。


・入会審査 :新規区分の普通会員および準会員候補の入会に関しても、従来通りの入会審査を実施するものとする。
・実施時期 :現会員については、次回会費請求分(2012年7月1日)より、また新入会員については、2012年3月1日より適用するものとする。

ご参考 : 会則上の普通会員及び準会員の定義
第四条 普通会員 :
 (イ) 日本法人の当地の支店もしくは出張所、または駐在員事務所。
 (ロ) 日本法人を主体として設立された法人の当地の本支店もしくは出張所、または駐在員事務所。
第五条 準会員:本会の目的に賛同する普通会員の資格を有しない法人の当地の本支店もしくは事務所。
#商工会

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交流部会報告 2012年2月

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退任のご挨拶

2011年度交流部会長 西川 真人 ANA Trading Corporation, U.S.A.


 2010年5月、当地へ着任と共に交流部会理事として、自身初めての商工会活動に携わり、たった半年の経験を経て不安を感じながらも2011年度は交流部会長の仕事をお引き受けすることになりました。歳を取ると一年が過ぎ去るのは早いもので、1月30日に行われた年次総会にて、交流部会長を退任致しました。

この一年半の間、商工会の活動を通して様々な人々と出会い、普通では経験できない色々なイベントに参加させて頂く機会にも恵まれました。特にこの一年間では、部会メンバーで議論を重ねてフィットネスタオルを製作・販売したこと、130名を超える方々にご参加頂いたサマーソーシャル、週末に部会メンバー交代で寄付品集めを行い、秋祭りで前年度を上回る収益を上げることができた蚤の市が印象的でした。

 約一年半前、会社の前任者が交流部会長であったこともあり、いきなりの部会長は免除してもらえたものの、断りづらい状況の中、理事を引き受けることとなりました。世の中の多くの方が、仕事以外では役員と名のつくものにはなりたがらないことと思います。私の場合、上記のような理由で引き受けることになりましたが、やってみると結構おもしろいことが多く、特に常任委員になると、滅多に経験できない身に余る貴重な体験も味わうことができ、楽しい一年半であったと思います。まだ商工会の役員を経験されていないあなた、来年は是非この貴重な体験をされてみてはいかがでしょうか。

 最後に、これまでご協力頂きました交流部会メンバーの方々、商工会事務局の方々、ボランティアの方々、各イベントのために寄付品をお寄せ下さった皆様、そして、2012年度の交流部会長を快くお引き受け下さった鳥原様に心より感謝申し上げます。

以上


#交流部会

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経済・文化部会報告 2012年2月

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2012年 新年会 報告

経済・文化部会会長 近藤敏行 Toray Composites(America), Inc.


 1月13日に開催しました新年会に、ご来賓の皆様をはじめ、皆様ご参加頂きありがとうございました。昨年以上の出席者(約184名)をお迎え出来ることができ、非常に盛況な会を運営できたこと、幹事一同、大変喜んでおります。

 昨年、一年は経済文化部会活動にご支援、ご協力頂きありがとうございました。





鈴木会長ご挨拶 
太田総領事ご挨拶 
近藤部会長と原田様(JAL)の司会コンビ
鏡開き 左から 佐々木様、太田総領事、小林様、鈴木会長、石黒校長先生
藤寿司 斉藤さん
エミ・マイヤーさんと音響セット/写真撮影のお手伝いをしてくれたBrianさん
デルタ航空様ご提供の日本往復チケットお二人分 当選の杭田さん
ユナイテッド航空様ご提供 アメリカ国内チケットお二人分 当選の田村さん
エミ・マイヤーさんを囲んで 幹事の経済文化部会役員と事務局

#経済文化部会

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2012年2月 年次総会報告- 2012年活動方針

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2012年活動方針


初めに-総論


商工会会長  近藤 敏行 Toray Composites (America), Inc.



 約2年間商工会の会長を勤められた鈴木前会長の後を引き継ぎ、2012年度の会長を勤めることとなりました。従来からの商工会活動を継続しつつ、各部会長、理事の方、及び事務局と良くご相談しながら、50有余年の歴史をもつシアトル商工会に、新たな息吹きを与え活性化を図っていきたいと考えています。

 具体的には、以下に挙げましたような、従来からの商工会の基本的な活動については、しっかりと継続していきます。

 ①シアトル日本語補習学校へのさまざまな支援、及び運営への関与(教育部会)、
 ②日米協会との各種合同イベント(交流部会)、
 ③桜祭り、秋祭りへの参加(交流部会)、
 ④恒例行事の運営;マリナーズ観戦、総領事杯ゴルフ大会、新年会(経済文化部会)
 
 最近のシアトル商工会の加盟企業数、及び会員数の状況を見ますと、年々減少しています。この傾向に歯止めを掛けるための一つの手段として、会費規定の改訂を行うことを、2011年から検討して参りました。2012年はそれを具体的に進めると共に、さらに魅力有る商工会とするような活動、仕掛けを推進していきたいと考えています。


 特に、ご家族の方も含めた会員の皆様へのサポート、会員相互のネットワーク作りの促進が、会員の皆様に取って魅力有る商工会の姿では無いかと考えており、具体的には、商工会HPの活用、商工会名簿の充実、セミナーの開催、ボランティア活動などを通じて、会員の皆様に資する商工会を目指して行きたいと考えます。

 商工会活動に関する皆様のご理解とご協力をよろしくお願い致します。

以 上



教育部会


部会長   安藤 威 Nippon Express USA, Inc.



 昨年、40周年を迎えました現在、幼・小・中・高を合わせて、約640名の生徒がシアトル日本語補習学校に在籍しております。シアトル日本語補習学校では、厳選な編入学面接の他に、学年末実力テストを含む進級、進学基準の設定、また校長、教頭、事務総長、主幹、副主幹職を置いた補習学校運営組織の強化等、ここ数年来の改革の効果が顕著に現れており、週一回(土曜日)の授業にも関わらず、日本語教育としては全米でも比較的高い教育水準と安定した教育環境を維持しております。

 今年につきましても、シアトル日本語補習学校の高い教育水準と安定した教育環境を維持する為、下記項目を実施予定と致します。

1. 補習学校の充実
  ‐シアトル日本語補習学校の品質向上を目的とした教職員研修への支援
  ‐安全で安心な学校作り(警備員の配置、保護者見回り当番、非難訓練)
  ‐図書や教育機器の充実
  ‐現地学校との友好関係の維持(オープンハウスの実施)
  ‐カウンセラーの常任配置(月2回)

2. ベルビュー市教育関係者との友好関係維持
  ‐シアトル日本語補習学校主催として3名の現地学校教員の日本への派遣
   (日本文化への理解促進)
  ‐サマミッシュ高校(借用校)との友好関係維持、協力

 教育部会としましては、上記2点を重点項目に据え、明るいシアトル日本語補習学校維持の為、誠心誠意を込めて活動支援致します。

以 上



交流部会


部会長   鳥原 正 Nichirei USA LLC



 交流部会では、「地域社会への貢献および地域の諸団体との交流を通して、日米の友好関係を継続、促進すること、またシアトル日本商工会の存在意義を内外で理解して頂けるような広報活動を行う」という設立の目的に基づき、今年度も下記のような活動を行う方針です。

1. 毎月の部会開催
2. ファンドレイジングの為の商品企画、製作、販売
3. 桜祭りへの参加
4. サマーソーシャル開催(日米協会との合同バーベキュー大会)
5. 秋祭りにおける蚤の市開催
6. Day of Caring(ボランティア活動)への参加
7. ビジネスラウンドテーブルの開催(日米協会との合同イベント)
8. 商工会ホームページの維持管理
9. 日米交流、在米日系文化醸成のためのイベント、団体への寄付(桜祭り、秋祭り、ワシントン州高校生日本語弁論・寸劇コンテスト等)

 ファンドレイジングに関しましては、過去数年に亘ってTシャツを製作して販売して参りましたが、年を重ねるにつれ販売状況が思わしくなくなってきたため、昨年度は新たにフィットネスタオルオルを製作してみました。しかし、こちらも思うようには売れず、ファンドレイジングとしては何とかブレークイーブンには達しましたが、今年度については商品企画を含め再検討が必要と思っております。

 また、イベント、団体に対する寄付のうち、桜祭りに関しましては、昨年までの3年間、商工会としてブースを出展し、商工会の活動紹介、会員企業の紹介等を行いましたが、会場に来られる客層とターゲットがかみ合わず、出展の意義について昨年度の交流部会でも議論になりました。今年は桜が日本から米国に贈られてから100周年、シアトル万博開催から50周年という記念すべき年となり、参加の仕方については新規交流部会のメンバーにて再検討をしたいと考えております。

 秋祭りにおける蚤の市につきましては、交流部会の年間行事の中でも最大のイベントであり、その収益はシアトル日本補習学校へ寄付されることもあり、昨年同様、是非とも成功させたいと考えております。

 交流部会の各イベントは、いずれも参加される皆様のご協力なくしては成功できません。蚤の市への寄付品のご提供、ボランティアとしてのイベント参加等、広く皆様のご協力をお待ちしておりますので、何卒よろしくお願い致します。

以 上



#商工会

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2012年度役員及びスタッフ

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2012年度役員及びスタッフ
1月30日の総会にて2012年度新役員が承認されました。

#商工会

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教育部会報告 2012年2月

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教育部会長退任に際して

2011年度教育部会長 魚田克彦 マルハニチロUSAグループ


 赴任間もない2009年秋に当時の商工会梅根会長の訪問を受け、是非とも学校運営委員会の委員になってくださいとの要請を受けました。子供の学校にもまともに行ったことがない自分に学校の運営なんかできるのかどうか迷いもありましたが、聞けば補習校に通う生徒に締める当グループの子女の割合が商工会の中でも飛び抜けて高いとのことでした。これはどうもやらざるを得ないと観念し、2010年度の運営委員会副委員長(商工会常任理事、教育部副会長)を引き受けました。その後、2011年度には運営委員会委員長(商工会副会長、教育部会長)を歴任することになり、ちょうど2年間学校運営に携わってきました。

 補習校は、幼、小、中、高が同じ場所にあり、また土曜日だけの授業ということで、卒業式、入学式、運動会、授業参観等々の行事が凝縮されておりますが、生徒、PTA、先生、事務の方々がそれぞれ一所懸命その役割を担って順調に運営されております。この2年間はいろいろな事がありましたが、諸先輩方が築きあげたこの補習校のシステムのおかげで、昨年は補習校創立40周年を迎えることができ、生徒数も約630名の大所帯となりながらも高い教育水準と安定した教育環境を維持できていると自負しております。

 しかしながら、生徒数の増大は、教室や先生の確保の問題、授業に使用する機器の購入資金やその保管場所の問題等、さまざまな問題を生み出していることもまた事実です。今後どのような環境になるのか予測するのは難しいところですが、シアトル近辺の経済状況は全米においても比較的安定していると見受けられ、他州からの人口の流入とそれに伴う生徒数増加傾向はしばらく続くのではないでしょうか。補習校においては今後益々教育水準と教育環境を維持するのが難しくなるものと思料いたします。

 2012年度はまた新しい教育部理事の方々が選任される予定ですし、いままでオブザーバーであったPTA会長も今年から新たに運営委員として位置づけされております。新しいメンバーはまた新しい発想で様々な問題に対処いただけるものと信じております。最後に、補習校の益々の発展を祈念して退任の挨拶とさせていただきます。


シアトル日本語補習学校 在籍者数(1月27日現在)

男子女子合計
幼稚園部213758
小学部207227434
中学部5353106
高等部152035
合計296337633

#教育部会

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教育部会報告 2012年1月

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教員派遣事業 帰国報告会について

教育部会 渉外担当理事 
大庭 実 Sojitz Corporation of America

         
12月13日(火)、日本への米国教員派遣事業の帰国報告会が開催されました。 総勢40名の参加をいただきましたが、在シアトル総領事館 太田総領事による総領事、商工会名誉会長、補習校名誉校長の一人3役の愉快なご挨拶で始まり、和やかな雰囲気の中での報告会となりました。

教員派遣事業は、日米の教育関係者の交流を図り、米国現地校教員の日本についての理解を深めると共に、補習校の校舎借用を円滑に進めることを目的に、商工会の恒例年次事業として23年の歴史があるものですが、今年は、特に3月大震災以降の原発問題の継続、またサマミッシュ校の建て替えが迫っているなどの特殊な事情もあり、米国側のご意向も勘案しながら、最終的に、11月5日から13日の日程で、サマミッシュ校の教員3名を、関西地区に絞り派遣することになりました。 

訪問校として、11月7日/8日は兵庫県神戸市立葺合高校、9日は八尾市立永畑小学校、10日は八尾市教育委員会/龍華中学校に受け入れていただき、授業や部活の参観、生徒たちとの交歓など、盛りだくさんの行事となりました。

報告会では、派遣教員3名が一緒に前に出て、次々にマイクを引き継ぎながら、写真と動画を使い、日本での経験、感激や驚きを生き生きと報告していただきました。 特に、3名のうち、ミッシェル先生は、子供の時に12年間日本で過ごした経験があり、数十年ぶりに日本を訪れる機会となった由で、日本の良き文化伝統が、変わることなく守られていることに感慨もひとしおだったようです。 また、報告会では、サマミッシュ校のドゥエンワルド校長から謝意、また今までに派遣された現/元教員の方3名からも、日本での貴重な経験が教師活動に生かされてきたとのスピーチを頂きました。
 
尚、教員派遣事業は、前述の通り商工会として推進してまいりましたが、事業の実態を考慮し、来年以降は、商工会の支援の下で、補習校の事業として継続する方向になりましたので、併せご報告いたします。今後とも、会員各位の絶大なるご理解とご支援を、よろしくお願い致します。


補習校 中本事務総長 
太田総領事の祝辞
派遣教師 左から ミッシェル先生、マッケンジー先生、ジョーイ先生
会場内視聴者 1 
会場内視聴者2

補習校 石黒校長先生
報告会後の食事・歓談

補習校先生

サマミッシュ高校 Tom Duenwald 校長先生
魚田教育部会長


シアトル日本語補習学校 在籍者数(12月23日現在)

男子女子合計
幼稚園部213758
小学部207226433
中学部5353106
高等部152035
合計296336632


#教育部会

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2012商工会新年会のお知らせ

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#経済文化部会

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教育部会報告 2011年12月 派遣教師帰国報告会

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派遣教師帰国報告会のお知らせ

教育部会長 魚田 克彦 
Maruha Nichiro USA Group


 シアトル日本商工会(春秋会)では日米交流と日米相互理解を趣旨に1988年以来毎年ベルビュー市教育関係者の日本派遣を実施し、成果をあげて参りました。
 23回目となる今年は補習校校舎を提供していただいてるサマーミッシュ高校の先生方3名を派遣致しましたが、関西の学校や教育関連施設等を予定通り訪問の後、無事帰国されましたので、下記の日程にて帰国報告会を開催致します。
 例年、先生方からは日本の教育シーンのみならず、日本並びに日本人に対し、個性豊かな感想やさまざまな意見が出されておりますので、是非ともこの機会にご参加いただき、日米の相互理解を深めていただければと思います。

                          記
日時:12月13日(火)
    受付 午後5:30、発表 午後6:00、レセプション 午後7:00

場所:補習校カフェテリア
    Sammamish High School, Cafeteria
    100 140th Avenue SE, Bellevue, WA 98005
    地図

申込み:商工会事務局までお名前と所属会社名をご連絡下さい。
  shunju@jbaseattle.org

締切:12月7日



シアトル日本語補習学校 在籍者数(11月23日現在)

男子女子合計
幼稚園部213758
小学部207229436
中学部5352105
高等部152035
合計296338634

#教育部会

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経済文化部会報告 2011年12月

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経済文化部会報告 2011年1...

セミナー「ODAって何?」

経済・文化部会理事  矢代道也 Mitsui & Co. (USA) Inc. 


「情けはひとのためならず」・・・11月18日、講師のシアトル総領事館首席領事・百々智子(どどともこ)氏の簡潔明瞭な一言で始まったODA政府開発援助についてのセミナー。当日はみぞれ混じりのあいにくの天候でしたが、40名を越す方々にお集まり頂きました。参加者一同、東日本大震災に対して数多くの国々や地域から寄せられた復興支援への感謝の気持ちを胸に、日本のODA及び外交について理解を深めると共に、質疑応答では国際社会における日本の立ち位置にまで踏み込んだ議論が交わされるなど非常に有意義なセミナーとなりました。百々講師はじめ参加者の皆様方に厚く御礼申し上げます。

引き続き来年も1月13日の新年会はじめ有意義で楽しいセミナーとイベントをご提供致しますので、皆様方の奮ってのご参加お願い申し上げます。



#イベント #経済文化部会

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