11月4日 恐ろしい夢を見て目が覚めた。休みだしせっかくだからもう少し寝ていようと思ったのだが、Mがざわざわし始めたので外へ行きたいのだろう、と、起き出した。 犬たちを外へ出し、モニターに向かうと、時刻が4:36だかになっていて、一瞬、??? 直後、あああああ、だった、、、と、思い出す。DSTが終わったのだった。昨日、職場のダイニングルームの白板に書かれていて、忘れていたー!とか言ってたのに、また、「忘れていたー!」 夜のうちに時計を1時間戻しておくんだった。うちの寝室の古い電光ラジオ時計は手動で直さなくてはならない。さっき、珈琲を淹れながら、珈琲メーカーと、電子レンジと、オーブンのクロックを直しておいた。リビングの時計は自動なので、OK。残りはバックルームのcoo coo clockだ。もう少し明るくなってから、直そう。 ユメモ。 死刑囚の刑執行の立ち会い人?執行補佐?をしている。 硬い板のテーブルで、隣に腰掛けている男が死刑囚だ。 歳は50代半ばから60代か。強面だが、その表情から毒々しさは消えていて、既に死に向かっているような印象を与えている。 毒薬なのだろう、それをひとかけらのパンに包み込み、服用させるらしい。 わたしは、パンにグレープジャムを少しつけ、震える手でそれを彼に渡した。 これでこの男は死ぬのだ、、、わたしはそう思わないよう、なんとか心を麻痺させるよう、努めている。 男はそれを受け取り、間髪入れることなく、口へ放り込んだ。 しかし、何も起こらない。 わたしは、ワケがわからないのと、ほっとするのとで、どうしたら良いのかわからずにいる。 男は、わかっていたよ、という顔で、立ち上がった。 テーブルの向こう側に腰掛けていた女性が(裁判官?執行官?)、男を牢に戻すよう指示し、二人組の職員が駆け寄り、男を両側から抱えるように連れて行った。 翌日。 同じテーブルに腰掛けている。 わたしと死刑囚は向き合って座っている。 今度は、毒薬と小石とをひとかけらのパンに包み、彼に渡さなければならない。 手が震えて仕方がない、、、 あぁそうだ、せめてグレープジェリーを付けてあげなければ、、、そう思ってジェリーを探していると、男がわたしの手からそれを奪い取って、すぐさま口に放り込んだ。 直後、男は意識を失ったかのように、そのままドサッとテーブルにうつ伏せになって倒れた。 わたしはパニックになって、大声で叫び出す。"Help!Help!Somebody!Please!!" 係員が2人、駆け寄って来て、男の両脇を支え、立ち上がらせる。男は、意識が戻ったらしく、そのまま一緒に歩き始める。 彼らは外へ出て、崖のほうへ向かう。男の刑は、崖から飛び降りるものへと変更されたのだ。 死刑囚と一緒に飛び降りる担当官は、パラシュートの装備の確認をしている。怖じ気づいて飛ぶことの出来ない死刑囚を無理矢理落とす役目だ、、、 わたしは、ガクガクと震えながらその様子を見ている。 と、男はふらふらと崖のほうへ向かい、執行の号令も何もない中、なんの躊躇いも見せず、倒れ込むようにそのまま・・・崖を飛び降りた! あっ!! 思う間もなく、男の姿が消えた。 おおおおお落ちた、、、落ちた、、、、 男が飛び降りたすぐ傍、崖の淵に、何人かが座っていて、その中のひとりの老婆がこちらを振り向き、ニヤッと不気味に笑った、、、その顔の恐ろしいことったら、、、、!あの人達は誰なんだろう?あの人たちも死刑囚??なんであそこにいる??? それにしてもあの男、、、そのまま落ちてしまった、、、これが死刑執行というものなのか?こんなことがあってもいいのか?こんな残酷な、、、、!! ・・・ もの凄い、嫌ーーーーな気分で目が覚めた、、、その後、あぁ夢で良かった、、、と胸を撫で下ろした。