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two o one two

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freespace

愉快愉快

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09/05/2023







日曜日、友人に誘われてランチへ。
日本に帰国していたyさんがこちらに3年ぶりに来ているので集まろう、というものだった。
懐かしい〜嬉しい〜参加しまーす!

と返事していたのだが、はて日曜日のお昼頃に友人eからtext
「もしかして明日って勘違いしてない?」
一瞬訳がわからなかったのだが
あっちゃーーーーーー😱
慌ててメールを読み返すと、9月3日(日曜日)11時となっていた。もう既に12時に近い時間ではないの。
隣街のレストランだったので我が家からだと20-30分はかかる。それでも「すぐに向かう!」と、取るものも取らず出かけた。

「集まろう」とは聞いていたのだけれど、メンバーが誰なのかはわからず、またどの程度の規模なのかも検討がつかなかった。メールのタイトルは「プチ補習校同窓会」
まぁ「プチ」っていうくらいだから少人数だろうと思っていたら、なんのなんの、15人くらい?子供(と言っても補習校卒業生なので高校生〜大学生)は別テーブルで6人程か。おお、思っていたよりも大規模ではないの。店に入るなり、やや怖気付いてしまった。わたしは大人数は苦手なのだ。

textをくれたeにお礼を言い、懐かしのyさんに挨拶をし、他の方々には「こんな格好でごめんなさい〜」と、皆さんの素敵な服装を見て大慌て(自分、オーバーオール)、それでも席の近い者同士で談笑しながら楽しい時間を過ごした。長いランチ(結局1時半頃まで)の後にはどこかで珈琲でも、ということになり、店を移動した。ひとり、ふたり、と、それぞれ用事のある人は帰って行き、それでも最終的には8人程となった。

その間、ふと、

しれーーーーーーーーーーーー

としている自分に気付く。なんというか、その中にいるのに自分は含まれていない。否、自分から出てってしまているのかも?
苦痛、という程でもないのだけれど、言うなれば「乖離」感?誰かが喋っているのを見ながら、(すごいな〜他の人が興味を持つような話をしっかり出来るなんて、すごいな〜)と感心してしまう。
同時に、姉の様子を見て「ね、今、話聞いてなかったでしょ」と言う自分を思い出した。わたしきっと、姉と同じだわ、目が泳いでいる。なんて、思う。

そして、帰ってきてから、どっと疲れた。少々、自己嫌悪。
わがまま。
self-centered

いかんいかん。



 ・・・


少し前の話。姪っ子のるぅちゃんからの返事。

 きょう朝m姉ちゃんの夢見てた。
 で起きたらLINEきてた!
 わたしがm姉ちゃんの櫛を洗ってきれいにしたらお礼だから。
 と言って公園でダンスを見せてくれたm姉ちゃんでした。
 愉快だね。


最高の夢。😂
わたしのダンスってどんなものだったのだろか。ヘンテコダンスもしくは破茶滅茶八月踊り?
いやホントに、愉快愉快。









#ユメモ #日記

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Nコ、脳幹、畳で寝転ぶ

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11/12/2022









今朝、なんとなく回復の兆しを感じた。
胸が軽い。奥のほうに溜まっていたものが消えた感じがしたDay4。
ヘンテコな夢も見なかった。
薬のせいかコロナのせいか?昨日の夢にはNコが出てきた。名前を覚えていたことに驚く。もう彼女とは何十年も接点がない。相変わらずのくるくるカールの長い髪と、意志の強そうな濃い眉毛だった。でも、少し、いや、かなり太っていた。驚いたが、Nコも歳とったんだなぁ〜と微笑ましく思った。
彼女と何を話したのか、どんな内容の夢だったのかは覚えていない。でも、Nコが現れたことだけは強烈に覚えていて、それを夫に話した。彼も懐かしい名前に驚いていた。そして、薬のせいか?と笑っていた。やはり、そうなのか?


いや、でもコロナのせいかもしれない。
この前、酷い夢を見た。


わたしは歯の治療を受けていた。
左の上の奥歯の歯肉の奥から、白い骨のようなカプセルのようなものが出て来た。歯科医はそれをわたしに見せながら、「奥の脳幹に近い部分に癌があるから細胞診をするための予約を一応取ってください」と言う。わたしは、cancerという言葉に、あぁこの国はこんな風に普通に告知しちゃうんだ・・・と、ちょっと他人事のように感じた。が、その後、歯科医から、「でも、脳幹に近いから精密検査も出来ない可能性が高い」と言われ、ああ、もしかしてこのまま死ぬのか・・・と思った。

という夢を見たのだ。
そしてその日にコロナ陽性が判明した。😭

姉たちにLINEで夢の話を伝えた。
「という夢を見たらコロナになってた」というオチだったのだが、姉3からすぐに「フルムン!」と返事が来た。死ぬとか簡単に言っちゃいけないよね。


この夢を見たのは辻仁成氏の日記を読んだからだ。自分はつくづく単純な人間だ。すぐに影響される。


その前日には母が夢に現れた。
母は畳の上に寝転がって、片腕を枕にして昼寝をしていた。母の隣、少し離れたところで姉3も同じように昼寝をしていた。畳の上で寝るなんて良く出来るなぁーと思って見ていた。あれはかなり若い頃の母だ。母が畳で寝転がることが出来たのは、もう随分前のこと、いつ頃までだろう?まだ母が現役で機織りをしていた頃だから、もう本当に随分前だ。
と、目が覚めてからしみじみ思った。













#ユメモ #日記

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Bruceeeeee

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11/11/2022









夫とレース観戦に行くことになった。

わたしはMuranoを運転している。黒のMuranoさん。助手席にはBruceがいる。彼ははっははっはと言いながら、嬉しそうに前方を見ていた。夫を途中で拾うことになっている。

しばらく行ったところで、夫の姿が見えた。パス公と一緒だ。わたしは車を停め、夫と運転を代わった。
街の近くで自転車レースがあると言う。夫は時間が気になるようだったが、わたしはのんきに構えていた。開始時間までは充分、余裕がある。夫は早目に行って、レース前の色々を楽しみたいのだろう。

が、そのうち、夫の出すスピードが尋常じゃないことに気付く。ちょっとスピード出し過ぎだよ、と言うと、ブレーキがうまく効かないんだ、と言う。えーーー!?
夫は、ハンドルを切りながら、かなり広いraised islandに乗り上げ、車を停めた。そして、ここで待ってて、と言った。置いてきた自分の車の場所まで引き返したのち、戻ってくると言う。一緒に行くよ、と言ったが、いや、君とブルースはここで待ってて、と、パス公を連れて行ってしまった。

わたしは、しょうがないからここで待とっか、とブルースを撫でながら言った。ブルースは、はっははっは、と嬉しそうな顔をしていた。

と、何処からか轟々ともの凄い音が響き、ゴゴゴーーーーッという強風とともに緑色の列車がわたしたちのすぐ近くを過ぎて行った。わたしは思わずブルースを抱きしめて顔を伏せた。強風に吹き飛ばされるかと思った。なんでこんなところに、、と思う間もなく、また轟音が鳴り響き、遠くの方に同じような列車がこちらに向かってくるのが見えた。また来る!!

わたしはMuranoさんに乗り込み、エンジンをかけた。ブルースも助手席に飛び乗った。さぁ行こう!

危機一髪だった。
わたしはとりあえず車を走らせ、どこへ向かうべきか考えた。夫はわたしたちがレース場へ向かったと考えるだろう。そうだ、レース場で落ち合おう。

が、Muranoさんのブレーキが効かないことを思い出した。そうだ、あまりスピードを出さないようにしなくては。そう思って、ちらりと足元を見た。アクセルとブレーキ、どっちがどっちだったっけ?アクセル、ブレーキ、アクセル、ブレーキ、そう言いながら空で足を動かした。踵を軸にしてピボットを・・・。昔、夫が教えてくれたことを思い出す。いちいち踏み換えない、踵はつけたままで。そうだ、そうだ、こっちがアクセル、こっちがブレーキ、間違いない。でも今はどちらも踏まないほうがいい、スピードを出さないようにしなくっちゃ。

そんなことを思っていたら、長い上り坂が見えてきた。ここは少しアクセルを踏まなくちゃ・・・と進むと、今度は長い下り坂が来た。ヤバイよ、、、、スピードがどんどん増して行く。坂はずっと続いている。Bruceeeee, mommy is scared....そう言ってしまった後ですぐに、No worry Bruce, I got this!と言う。ブルースははっははっは言いながらわたしを見た。ブルースの美しい黒い瞳。
スピードがかなり出て、思わずブレーキを踏んだ。が、そこにはペダルがなかった。アクセルもなかった。足元にはもう何もない。そして、いつの間にかハンドルも消えていた。ハンドルだけじゃなく、メーターやらダッシュボードやら何もかもが消えていた。マイMuranoさんはのっぺらとした薄い肌色の中身のない箱になっていた。前方、遠くの方にレース場のゲートが見えた。ぶつかる!わたしはブルースを抱きしめた。


気付いた時、車は止まっていた。わたしもブルースも無傷だった。何が起こったのか、良くわからなかった。わたしは車から出て、辺りを見渡した。幾つものゲートに向かって、人々の長い列が出来ていた。夫はもう到着しているのだろうか。

その時、ブルースが軽やかに駆けて行った。ブルース、一緒にいて!そう言うのに、どんどんゲートのほうへ駆けて行く。わたしはブルースを追いかけた。ブルースは、チケットボックスの上まで駆け上がり、そこに座ってわたしを待っていた。そこから動かないで!そう言って、わたしもチケットボックスを登った。列に並んだ人たちが物珍しそうにわたしたちを見ている。手を叩いている人もいる。Don't move, buddy!と、ブルースに声をかけている人もいた。
わたしはやっとの思いで上がり、ブルースを抱きしめた。なんでこんなことしたの、ぶるぅしぃ、、、

チケットボックスの中から係員が出てきて、そこから降りるようにと言った。わかってますよ、今降りますよ。そう答えたが、下を見て眩暈がした。高い、、、かなり、高い、、、、!
わたしを見ていた係員は口調を和らげ、降りられるかい?と訊いてきた。
降りられません、、、、

係員はやれやれといった顔をして笑い、少し待ってなさい、と言った。そして、ロープを持って戻ってきた。ロープを投げるから、それに掴まって降りなさい、と言う。
いや、無理でしょう、そんなロープ1本で、、、梯子車とか、そういうので助けてください、、、そもそもロープをどこに巻きつけるの?無理でしょう、無理に決まってる。


遠く、夫がパス公と一緒にこちらを見ていた。
ちょっと、そんなところにいないで助けに来てよ、と思う。
ブルースはやんちゃそうな顔ではっははっはと息をしていた。やたら誇らしそうに見える。
ブルース、、、困ったよ、ブルース、、、、なんてことをしてくれたんだ、ブルース。





・・・


昨日の明け方の夢。

夫に話すと、Bruce is gonna kick Pascal's butt!!と笑っていた。
そうだ、もしブルースがいたら、パス公の態度もかなり違ったろう。
夢の中でパス公に何かを伝えたかったのか?夢の中のパス公は終始ダディと一緒にいて、じーっとわたしとブルースを見ていた。パスカル、何か伝わったかい?ブルースはね、それはそれは素晴らしい犬だったんだよ。最高のオゥシー。特別スペシャル。ブルースに会って、それがわかったでしょう。


夢の中のブルースは、4歳くらいだった。やんちゃで、目がキラキラしていて、少しカールした黒い毛は艶々としていた。弱っているマミィのために、元気な姿を見せに来てくれたんだね、ブルース。ありがとう、ブルース。





















#ユメモ #日記 #犬日記

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洪水と断水

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10/01/2022









木曜日(9/29)の夜、curbにゴミを出しておこうと外へ出ると、うちの前の道路を水が勢いよく流れていた。我が家はcul-de-sacのいちばん奥にある。水は向こう側の通りまで休むことなく流れていた。一瞬、知らない間に大雨が降ったのね、と思う。が、うちのdrivewayは乾いているし、もう薄暗くなっていたけれど、雨が降ったような空ではない。しかし、水はコンコンとものすごい勢いで流れている。

ゴミを出すために前に進むと、お隣さんが携帯を握りしめながらオロオロと水の行方を見ていた。水は、隣の家の前庭から湧き出ていた。sidewalkに近いところ、少なくとも2カ所から湧き出ている。
声をかけると、「娘に電話したのに、繋がらないの、、、」お隣(奥さんのほう)のお母さんが言った。初めて彼女が英語(のセンテンス)を喋っているのを聞いた(これまで「ハァーイ」くらいしか聞いたことなかった)ので、不謹慎ながらちょっと感動してしまった。娘さんもその旦那さんもどうやら出かけているようだ。この国で同居というのは珍しいと思うが、アジア系である奥さんのお国柄なのかもしれない。老夫婦は孫娘の面倒をよく見ている。どこの国の言語かわたしにはわからないが、きっとこの孫娘は英語と奥さん側の言語とのバイリンガルに育つだろう。

水の出かたからして、ただ事ではないことは明らかだった。水道管が壊れたとか、そういうことだと思う。シティに電話したほうがいいと思う、と伝えると、彼女は、ほんの10分前まではなんともなかったの、と、詳しい時刻を口にしながら、娘が帰ってくるのを待つ、というようなことを話していた。

その晩は夫が家にいたので、一旦家に戻り、外の様子を夫に伝えると、彼も慌てて外に出た。ちょうど、他の近所の人たちも外へ出て来ていた。エミリーとルーク(お隣さんのお隣だ)もいて、エミリーは笑顔で Hello, neighbors!!と手を振っていた。相変わらず陽気なお方だ。


近所の人たちの力添えもあり、無事、シティへと連絡出来たらしい(エミリー&ルークが電話したのではないかと思う、老女にはそこまで求めるのは無理だったのだろう)。

24/7と謳われている緊急電話番号があるのだが、シティのトラックがやって来たのはそれから1時間はかかった。その後も、水は轟々と流れている。
夫が、今のうちにシャワーとかしておいたほうが良いぞ、と言うので、急いでシャワーを浴びた。その後、しばらくしてから、シティの人が我が家にやって来て、これから工事をするので一時的に水を止めることになる、明日の朝までには修復する予定だ、との説明があった。おーシャワーしておいて大正解だった。やれやれ。


その晩、お隣さんの前では小型の重機でガシガシと庭を掘り起こす作業が夜通し続いた。窓は閉めていたが、その凄まじい音が絶えず聞こえてきて、なかなか熟睡できなかった。犬たちも異様な音に萎縮してしまって、わたしたちから離れなかった。夜中に何度か目覚めたとき、気になってbathroomの水道の蛇口をひねった。断水していた。断水、という言葉を、久しぶりに味わった。断水なんだよ、断水。わかっていたら、何かのときのためにバケツに水を汲んでおいたのに。いや、そうすべきだった、説明された時点で、そうすべきだった。


翌朝、いつものように4時40分に起床。
laundry roomの小窓からお隣さんの重機のための超明るい光が見える。覗くと、かなり深い穴が掘られていた。作業はまだ続いていた。

珈琲を飲みながら(珈琲は断水前に予約していた、ラッキー!)、トイレに行きたくなったら階下のを使おう、と思いつき、我ながら冴えてる!とひとりごちる。
も、なんと、フラッシュした後、タンク内に水を貯める音がするではないか。おそるおそる洗面所の蛇口をひねると、最初にブシュブシュっと音を立て、水が普通に出てきた。おーーーーー断水終わってる〜!!
laundry roomに戻って小窓を覗くと、まだ作業は続いていた。でも、彼らは約束どおり、朝まで、を守ったのだ。心の中で彼らに拍手を送った。


朝、家を出るとき、うちの前の道路はうっすら濡れていた。が、もちろん水はもう流れていなかった。夜通し作業をしていた彼ら(3人か4人いた)は、明るいライトの付いたヘルメットを被っていて、わたしに顔を向けて手を振ってくれたが、光で顔がよく見えない。わたしも手を振り返した。


職場へ向かいながら、昨晩の水が轟々と流れるあの様子がどうも引っかかる。なんだろう、最近どこかで見た景色と似ている。。。
と、ふと、思い出した。
だわ、、、、あの、夢の中の洪水!

予知夢?だったのか?そうなのか?


いや、後からとってつけた感もある。でも、水つながりであることは確か。
職場の同僚に洪水と断水のことを話すと、彼女もわたしの夢のことを思い出したらしい(夢の話も前に伝えていた)、m, you had a predictive dream! と言って、笑っていた。














#ユメモ #日記

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ユーミン

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09/28/2022








姉たちとドライブに出かけた。娘も一緒だった。
北九州方面の山々に見える。姉2が運転している。

突然、警報が鳴り響く。
ヘルメットと作業服姿の男性が棒を振り回しながら停車するよう指示している。よく見るとそれは自衛隊隊員のようであった。
「もう時間がない、かなり近くまで迫っている!洪水です!」


わたしたちは隊員の指示に従い、車から出て、道路の端の山肌に背中をくっつけるようにして並んで立った。
どうする?どうなる?
まさかこんなことが起こるなんて、と、信じられない気持ちだった。

轟々という音が遠くから近づいてきて、あっという間に水がものすごい勢いで流れていった。
道路は今のところ辛うじて無事だ。でもいつまで、、、

呆然としていると、姉1が、
じゃぁ、姉ちゃんが先に行くね、と言って、前に進み出た。
え?姉ちゃん、どこに行くって言うの、、、
思う間もなく、姉は大きな水の流れに身をまかせ、飲み込まれていった。

姉ちゃん!!!

水の中に消える前に、姉は一瞬、あれ?というような表情をした。その顔が、「違ってた」と言っていたような気がして、だめだよ、この流れに入っちゃだめなんだ、と強く思う。

すると今度は姉3が、「じゃぁ行くね」と言う。
前に進み出て振り返り、「あとでね」と言って水の中に入っていった。姉は、たいしたことじゃないという感じで笑っていたが、流れに飲み込まれるとき、微かに驚いたような顔をした。

なんで、、、なんで、、、、

あまりの衝撃で、姉たちがいなくなってしまって、悲しいのに涙も出ない。いや、悲しいのかどうかもわからない。


姉2とわたしと娘は、これからどうすべきかわからなくなって、そのまま震えながら立っていた。
そんななか、わたしが口火を切る。

水、の、中に入ったほうが良いのか?な?ね?

姉2はすかさず、「そんなわけないでしょう!」と悲痛な声を絞り出す。
娘は何も言わない。

あの流れに入ったら、あとで合流できるってことなのかも。
でも、死んじゃわない?
姉さんたち、どうなったの?


どこかへ向かう自衛隊隊員を呼び止め、水の中に飛び込むべきかどうか、姉2が訊いた。
隊員は、なんて馬鹿なことを!という顔をして口早に言った。
「車で下山してください!道路のなるべく端の方を選んで!」

わたしたち3人は車に乗り込み、下方へ向かった。
道路は濡れに濡れていて、崖崩れがあったのか、所々に大小の岩がたくさん落ちていた。
道に見えないようなところもあった。
姉2は車を斜めにしながら、山を降りていった。
娘は後ろで静かに泣いていた。目を閉じていなさい、と伝えたが、時々、窓から外の眺めを見ては震えていた。


どれくらい経ったろう。
わたしたちはとうとう麓の町にたどり着いた。
自衛隊が災害用テントを設営していて、仮の避難所がいくつかあった。

誘導された避難所で、お茶をもらった。
助かった、、、と思いながら、姉たちのことが気になって、心がざわざわ落ち着かない。
姉2も娘も何も言わない。
わたしたちはただ黙って、お茶を飲んでいた。

と、どこかから

「やっと来た」

という声が聞こえた。

顔を上げると、姉1と姉3が笑いながらやって来た。
ふたりとも水色のツナギを着ている。

「はは、支給された。似合っとるだろー」

驚いて、声も出なかった。
やっとの思いで、


「死、死、、、、’死んじゃったかと思ったじゃないかーーーーー」

そう言って大泣きした。

姉3が、

「あとでね、っち言ったがな。ユーミン、ユーミン。」

と言って、二カーッと笑った。
姉1は、穏やかな声で、mちゃん、心配かけてごめんね、と言った。









#ユメモ #日記

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びぃ坊

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びぃ坊
09/05/2022









土曜日の朝。
珍しくびぃ坊がベッドのわたし側のところまで上がって来ていて、彼がペロペロと何かを舐めている音で目覚めた。
起き上がり、庭へ連れ出そうとすると、ベッドから降りない。
行くよ?
声をかけると、なんとかベッドを降りたが、右足をかばうようにヒョコヒョコ歩く。

慌てて右足を調べると、真っ赤に腫れていた。

何がどうなったのか、良くわからない。昨夜までは普通にしていた。
とりあえず庭へ出したが、うまく歩けず、オシッコも出来ない。

中へ戻り、足を綺麗に洗い、犬用の傷クリームを塗ってガーゼを当て、包帯をする。とにかく傷部分を保護しなくては。

それからリーシュを付けて外へ連れ出した。近所を少し歩く。一緒にいることで安心したのか、歩きづらそうではあったが、なんとかオシッコはしてくれた。

夫は仕事で不在。
わたしは午前中だけ補習校。

気がかりだったが応急手当てをして出かけた。


お昼過ぎ、帰宅すると、あわれ包帯は濡れに濡れていた。包帯の上からペロペロ舐めていたのだろう。噛みちぎっていなかったのがせめてもの救い。

包帯を取り、また洗浄。
もう一度、患部を観察。朝よりもっと腫れているような気がする。
最悪なことに3連休の初日である。どこかへ連れて行くとしたら救急病院しかない。

何かで切った、というわけではなさそうだった。
腫れは気になったが、内部で化膿しているような感じではない。
とりあえず、様子を見ることにした。

傷クリームを塗り、ガーゼ&包帯で保護。
かわいそうだったが、コズモの時に使ったCone Collarをつけることにした。

これが功を奏したようだ。
夕方にもう一度洗浄すると、明らかに良くなっていた。腫れは引き、肉球の表面が赤く擦り剥けているのが良く見えた。長い間、舐めていたせいもあると思う。
とりあえず、同じ処置をして様子を見る。


日曜日。
朝に夫、帰宅(彼にはtextで報告済み)。

Bevoの包帯を外し、二人で観察する。
前日よりさらに良くなっていた。

「いや、これはCosmoと同じものじゃない。」

Cosmoは足に腫瘍が出来、2度、手術した(先のCone Collarはその時に使用したものだ)。
検査の結果、良性の腫瘍ではあったが、増殖して悪性に変わる可能性があるということで切除手術を受けた。
びぃ坊の足を最初に見たとき、コズモのことを思い出して怖くなった。もしかしてびぃちゃんも、、、と思った。そのことも夫に伝えていた。なので、夫からコズモのものとは違うと聞いて、ちょっと安心した。いや、まだ安心は出来ないけれど、そうだね、そうだよね、そう言い合える相手がいることが嬉しかった。

昨夜。
びぃ坊の肉球の赤い部分はさらに良くなっていた。
日曜日の朝から、包帯は外して開放とした。Cone Collarは付けたまま(患部を舐めないように)にしている。


今朝。
傷の部分は乾燥しつつある。腫れもひいたので、その分、良く観察できる。
肉球の間に一部、異常な塊のようなものがある。良くない、、、、これが気になって舐めていたのかもしれない。
やはり、獣医に連れて行くべきだろうと思う。
とりあえずは明日まで待って、うちの獣医さんに連絡しよう。もし診れない、と断られたら、その時は別の獣医をあたる予定。


 ・・・

古い木の幹のようなものと大きめの石とを組み合わせた斬新なデザインのオブジェを創った。木の部分には彫刻刀で言葉を彫った。ちょっとした遊び心で彫ったのだが、まんざらでもない。いや、結構良いんじゃないの?
と、思って眺めているときに、

これは夢だから、忘れないように覚えておかなくては!!

と、思う。

そこで、じーっとその言葉を見つめながら、心に刻もうとした。でも、きっと忘れてしまうだろう。そう思って、目が覚めたところでメモをすることにした。

Stay なんちゃら なんちゃら、???


今朝、起きたらメモはなかった。
言葉も何もかも、覚えていない。オブジェの形さえも微妙だ。あの木材と石(岩?)はなんだったんだろう?どこで手に入れたんだろう?






#ユメモ #日記 #犬日記

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盆入りから盆明けに

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08/16/2022








今日からお盆よ。ハカザレ(お墓を綺麗にすること)行ってきました〜!
と、8月12日に姉2からLINEが来た。
一緒に送られてきたのはお墓の写真ではなく、なぜか夜釣りの写真。魚を釣った姉1の満面の笑みだった。😂


お盆ですね。わたしの分までありがとう。
と、8月15日にLINEを送ると、LINE電話がかかってきた。兄夫婦も来ていて、皆でユラってご機嫌。ビデオ通話にしたので、久しぶりに兄夫婦とも対面で話せた。いつ帰って来るのか訊かれ、来夏にはと答えると、もうそれまでは、、、と言う。
いやいや、もう駄目とかもう死ぬとか言う人こそ長生きするから、と返すと、笑っていた。

夏に帰っても、いつもお盆までいることは出来ないのだが、いつかお盆までいられるようにしたいなぁ、、、と、しみじみ思う。
兄弟姉妹で、亡くなった父母、兄の話を一緒にしたい。電話とかじゃなくて。





 ・・・
 ユメモ
 ・・・

08/12/2022

ー帰る前に買い物に連れて行きたい。
と、姉2が言った。
特に買いたいものはないのだが、姉2が何かわたしのために買いたいらしい。彼女はいつもそうだ。それが姉のしあわせ。

ーじゃぁ一緒に行く人をじゃんけんで決めよう。
と、姉3が言った。
ー負けた人はまる(姉の愛犬)と留守番ね。

姉1、2、3と娘とでじゃんけんが始まった。
ーいや待て、m(姉2)は「行く」に決定でしょう、大蔵省なんだから。
ーじゃった、じゃった。
ーまるちゃん、ひとりで留守番出来るんじゃないの?
ーいや、まるのこともだけど、誰か残って夕飯の支度してもらわんとね。

じゃんけんに盛り上がる連中を横目に、なんとなく淋しくなってきた。みんなこっちで暮らしているのに自分だけまだあっちなんだなぁ、、、とか、あらためて思っている。一緒に食事をするのも残すところあと何回か。

姉2とフェリーに乗った。45分程で向こうの港に到着する。
なぜか姉2だけが一緒に行くことになった。あのじゃんけんはどうなったのか?娘は一緒に来るかと思ったのに、彼女も残った。へぇそんなモンか、と、少々驚く。

フェリーの中で姉の元同僚に会った。とても懐かしい人だ。わたしも彼のことを良く知っているのに名前を思い出せない。でも彼はわたしのことは覚えていないようだ。こちらを見て、軽く会釈をしていた。姉は彼と何やら熱心に話していた。教育のことか部活のことか、だと思った。

座席に座っているといきなりパッと周囲がモニターに切り替わって外の景色が映し出された。壁も天井もモニターになっている。
これ、どこかで見たことある・・という気持ちになる。あぁそっか。もうすぐ到着か。
フェリーは湾内を静かに進んでいる。しばらく行くと左側に岩山が現れた。わたしの座席はちょうど左の壁際だったので、大きな岩山のギリギリすれすれのところを進んでいて、手を伸ばすとその岩に触れられそうで・・・・
ー思わず、手を出しそうになったよ。
姉2にそう言うと、
ー触れば良かったのに。
と言われた。
ーいやいや、偽物だから。

他の客たちはこのアトラクション(?)に馴れきっているのか、反応が薄い。わたしと姉2だけがはらはらドキドキ、大騒ぎだった。

姉の元同僚の彼はどこに行ったのだろうと辺りを見回すと、出口付近に立っていた。到着したらすぐに出られるようになのかもしれない。
なんて名前だったっけか?思い出そうとするのにどうしても名前が出てこない。
姉に聞こうかとも思ったが、なぜか聞いてはいけないような気がして、やめた。



 ・・・

08/15/2022

突然、お客さんが来ることになった。
親戚なのか、知り合いなのか、よくわからないが、何かの寄合らしい。

しかし、おもてなしできるような食材がない。
とにかく何か買ってこよう、という話になる。
何を買うか、料理を考えながら姉たちと相談する。買い物に行く人と、残って準備をする人とに分かれよう。
刺身と、野菜の煮しめと、豚骨と・・・
そんな話をしている向こうで、母がおにぎりを作り始めた。
ー米、炊かんと。

ー母ちゃん、すごい!
黙々とおにぎりを作っている母を見て、ちょっと感動してしまった。母の手から、次々とおにぎりが生まれていく。おにぎりは大皿に順番に並べられていった。
ーあるもので先に何かせんと、時間はゾロゾロ過ぎじゃ。

母ちゃん、元気じゃ〜!
さすが母だ、と、嬉しくなった。
そして、母の姿をじーっと見た。なんだか、久しぶりに見るような気がして、ちゃんとじっくり見ないと、と思った。
ー母ちゃん、ありがとう!
そう言うと、母は、何を当たり前のことを、という顔をしてこう言った。
ー与えられたもので出来ることをするの。与えられたものに感謝しなさい。



というところで目覚めた。
母が、会いに来てくれたのだと思った。









#ユメモ #日記

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乖離

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06/02/2022








一昨日の晩。
ベッドの上で、ふと、実家で寝ている自分を想像していた。
実家に自分の部屋はない。なので、いつも姉3の部屋に布団を敷き、二人並んで寝た。
時々、布団の上で自分のベッドのことを思った。
それから、夫のこと、犬たちのことを思った。
どうして自分はここで普通に布団の上なんかで寝ているのだろう、と、ちょっと不思議に思う。
違和感とか罪悪感とかではなくて、言うなれば「乖離」的な感覚を持つ。

その逆だな、と思った。
我が家のベッドにいながら、実家の夏の夜を想う。
どうしてわたしはここにいるのだろう、という気持ちになる。
島の家を思う。姉たちのことを思う。
6月の長雨。濡れる庭。


こんな歳になって、実家を遠く(近く、か?)感じるのは普通なのか?
いつも2ヶ月とか帰省していたからそうなったのか。
そもそも2ヶ月も実家に帰省すること自体、特別なことかもしれない。
いや、そういうケースはあるにはある。この夏に1ヶ月〜2ヶ月帰省する友人は数人いる。
実家に帰省するメリットとデメリットのようなことは良く聞く。家族に会えるのはもちろん嬉しいけれど、日本に長くいるとだんだん面倒になることがある云々。それはわかる。
でも、そういうことではない。

どっちがどっち。
どっちもどっち。


家族の夢を見る。
姉が出てきたり弟が出てきたり兄が出てきたりする。
少し前に見た夢の中では、わたしが日本からこちらに戻るとき、空港に一緒に行ってくれる人が誰もいない、という夢だった。
最初に姪っ子のるぅちゃんが言った。
ーごめんね、mねぇちゃん、仕事休めなかった。
いいよいいよ、そんなの!
次に娘が言う。
ーごめん、わたしも行けない。mom, 大丈夫?
全然大丈夫。見送りしてもらうとか思ってなかったし。一緒に行っても、お茶飲むだけですぐにさよならだしね。
その後に姉1が言った。
ーmちゃん、ごめんね。わたしも行けない、tは?
t(姉3)はすぐに答えた。
ーえっ、最初から行く気なかったし、行かない、行けない。
わたしは、だんだんと笑顔が引きつっていくのを感じた。いや、見送りなんて頼んでないし、一緒に行って欲しいとか思ってなかったし、ひとりで行っても問題ないし、、、、
そうして、フライトの時刻から逆算して何時までにチェックインするべきか、荷物の預け入れ、セキュリティチェック、税関と出国審査、、、、ちょっと余裕を持って中に入ったほうが良いから、、、、などと考えているうちに悲しくなってきた。
ひとりで空港に行って、ひとりでチェックインして、まだ早過ぎるからお店とか見回って、最後に日本で食べられるものを食べとくかな、とか思いながら食事したりして、あーまだ早いけど何もすることないし、中に入っちゃうか、とか思う。
姉たちはもう何か次の話題に移っていて、誰もわたしのことなんか気にしていない。
それでもっと悲しくなってきて、

ひとりで行くのは悲しすぎるよ、、、、、、、、

と、泣きながら言おうとしたところで目が覚めた。


目覚めてからも悲しみが残っていて、しばらくぼーっとしていた。泣こうとしたことだけがはっきりと残っていて、でももう泣こうとはしなかったし、泣かなかった。
すごい夢だった、と思う。成熟した大人の見る夢とは思えない。それとも成熟した大人でもこういう夢を見るのだろうか。













#ユメモ #日記

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対面

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03/03/2022








3月3日。
母危篤の知らせを受けた日。そして、その夜のうちに母が亡くなったことを知る。日本時間では3月4日。


2月最後の夜。
母と夢の中で再会した。
痩せていてちっさく見えたけど、頭のほうは「シャキッ」だった。
夢の中では、そんな母と普通に話したわたしだったが、目が覚めて、夢だったんだ、と思って、それから、なんだ、なんか不思議だと思ったら、母ちゃんボケてなかったわ、と気付いた。
何が違うって、目が「生きて」いた。
認知障害を起こしてからも、母とはそれなりに会話していたけれど(母の気持ちが穏やかなときに)、でも、母の目には何枚か膜がかかっているような、わたし達のことを「直接」は見ていないような、そんな感じがした。


他愛もない会話だった。
母は、病院のようなNursing Homeのようなところに住んでいて、わたしは面会に訪れていた。
帰る時間になって、「また来るからね」と言うと、母は、「ほっさむどぅり?なまらいじゃたっか、よぅりっかしらじ(もう帰るの、来たばかりじゃないの、もう少しいたら良いのに)」と、笑顔で言った。
わたしが「また明日ね、今日はこれから寄るところがあるから」と答えると、母は、わかったという風に頷いて、気を付けて帰りなさい、と言った。
朗らかな母の表情に安堵しながら、相変わらず母ちゃんは社交的だなぁ〜と、思った。
振り返ると、母は同じような年齢の老女とニコニコしながら話をしていた。どちらも少し耳が遠いのかもしれない、お互いに良く聞こえるように、体を傾けて耳を近づけていた。そして時折、あはははは、と、手を振りながら大きく笑った。楽しそうな母を見て、こちらまで嬉しくなった。


あれはどこだったのだろう、と思う。
昔、眼の手術を受けるために入院した病院のような気もするが、もっとHomeyな感じがした。記憶と想像とが混じっているのかもしれない。もしかして天国???


翌朝、姉3から、花が届きました〜という連絡が来た。
あぁそうだった、と思い出す。母の命日に合わせて、花をオーダーしたのだった。
姉に、夢のことを伝えた。

ボケとらんばぁさん
久しぶりの対面じゃった😂


姉からの返事

はげ いっちゃやぁ😭
てぃっちん いじてぃこんどー😭


夢には姉3も登場したのだが、母と面会の後だった。
次は一緒に会いに行けると良いね。










#ユメモ #日記

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パッチワーク

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02/19/2022










待ち合わせに遅れてしまうかもしれない。
時間を気にしながら乗り込んだ。目的地まで直行の乗り物。のっぺりとした外観の特急列車(だと思う)だ。音もなくやって来て、ドアが開き、時間きっかりに音もなく出発した。
外の風景は何も見えない。というか、窓がないのかもしれない。
車内は空いていて、わたしは適当なところに座った。とりあえず時間には間に合いそうだ。


指定されたお店は小洒落な居酒屋風。お店の中央付近に厨房があり、席から見えるようになっている。
中に入ると、友人が手を上げて知らせてくれた。
ごめーん、遅れるかと思ったーと言うと、
だいじょぶ!まだ、わたしたちだけ〜。と、彼女が言った。

先に始めちゃいましょう、と、わたしたちは飲み物とアペタイザーをオーダーした。
そのうち、みんな来るでしょう。
わたしはシャドネー、彼女はサングリアを。それから、fried cheese curdなどの入った、アペタイザープレート。

彼女と話し込んでいたら、元同僚のマンディー(仮名)がやって来た。Heyyyyyyy!わたしたちを見てそう言った後、彼女はイキキキキー!!と、猿のようないつもの笑い声を立てた。

わたしたちの席にやって来たマンディーは、オレンジや赤、黄色がベースの明るいパッチワークのフレアースカートを履いていて、それは思いがけず彼女らしくて、とっても素敵だったので、I LOVE YOUR OUTFIT!!!!と、称賛した。
彼女は、Shut up!!!と言って、ウキキキキーと、笑った。

わたしは、そうそう、わたしも似たような感じのsweaterを持って来たのよ、見てみて!!と、ショルダーバッグの中を探る。
のに、あれ?入ってない。。。
寒くなったときのためにって、入れて来たはずなんだけど・・・と、思う。

すると、友人が申し訳なさそうに言った。
ーm....少し前に脱いじゃったからね、、、、

は???脱いだって???どーゆーこと???

I was puzzled.

すると、レストランの給仕さん(とても品のある人だった)が、
ーお客さんの衣服はこちらにございます。
と言って、茶色い袋を持って来た。その中には、わたしの長袖のセーターが丁寧に畳まれた形で入っていた。それだけではない。なんと、肌着と、ブラジャーまでが。OMG!


その後に聞いた友人たちの話によると、わたしは非常に高揚した感じで、ニコニコと笑いながら、
I DON'T NEED THIS!!!
などと言いながら、脱いだのだそう。全てを。つまり、トップレスになったのだと。
そして、誰にどう促されてかわからないのだが(聞けなかった)、ジャケットを着たのだ、と。


えええええええええええええええええええええええええ

言葉を失う。
そんなワケがない。だって、ついさっき、友人とこのお店で会って、それから白ワインをオーダーして。
そうだ。白ワイン。わたし、まだグラス2杯しか飲んでない。
そうでしょ?

と口にするつもりだったが、周囲の友人たちの様子を見て、わたしの記憶が飛んでいることを知る。
いやいやいやいやいやいやーーーあり得ない。
酔っ払うことはある。あるけど、酔っ払ったからって、公衆の目前で、裸になるなんて、、、ないないないないない!!!!

頭の中ではぐるぐるぐるぐるそう叫んでいたが、無意識に胸元をばんばんと叩くと、確かにジャケットの下はノーブラ、、、なんてこと、、、、!そして、茶色い袋の中の衣服(&ランジェリー)を見ると、もう何も言えなくなった、、、、、


なのに友人たちも、お店の人も、わたし気持ちなど、まったく意に介せず、という感じ。
マンディーは、わたしのセーターを見て、Yeah, Kinda same!! と言って、ウキキーと笑い、good!と、親指を立てた。いやいや、それどころじゃないんですけど、、、。


シャドネー2杯と思っていた。なのに、どこかで記憶が飛んだ。
2杯じゃなかったのか。それとも、アルコールにすごーく弱くなっちゃったのか。
そう言えば、友人たちに混じって、何人か男性もいたような気がする。それは知り合いの男性と、初対面の人と。
誰だ?
思い出せない、、、えー???自分、大丈夫か????????

ぐるぐる考える。が、とにかく何も思い出せない。
ヤバイ、と焦る。
とにかく、もう何も飲まずにおとなしくしていよう、と思う。後でゆっくり考えよう。


そんな時、給仕さんがやって来て、お会計はどのようになさいますか、と恭しく言った。
友人たちは一斉にカードを出したが(6人はいたと思う)、それよりも少し先にわたしはカードを出して、言った。Altogether.


友人たちは、後で精算しようねーと言っていた。
わたしは、そんなことより早く家に帰って、今日のこのことを詳しく検証しなければならない、と思う。

ロケットみたいなのっぺりとした列車を待ちながら、急行とか特急とか、どうやって調べるんだっけか、、、、と、悩んでいる。




・・・


信じがたい、怖ろしい夢。

自慢にもならないが、わたしは酔って裸になったことはない。
夢だから心配ない、と言い聞かせながら、でも、これって何?何かの願望???と、かなり困惑したし、出来ることなら忘れよう、こんな夢。とも思った。



でも、こうして書いたのは、こんな夢を見たのは、青豆の行動のせいだと思い出したから。
それなら合点がいく。

夢で良かった。
夢だけど、夢じゃない。
と、ならなくて良かった(たぶん!)。


















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