いよいよ最終日
Jul
21
3時35分、iPadに設定しておいたアラーム、鐘の音で目覚める。とうとう朝が来た。今日が仕事の最終日。
不思議な気持ちである。明日からはもう、仕事だーーーと起きることはない。何時までに準備して、とかがない。そらもちろん、どこかへ出かけるとか、何か予定があるとか、そういうことで起きなければならない時間というのもあるだろう。あるだろうけれど、仕事、という理由はもうない。しばらくは、ない。
この仕事に就いたのは2009年の9月11日であった。義祖父が亡くなって間もなくのことだ。実は、義祖父のお葬式の最中に、当時の施設長から内定したからドラッグテストを受けて欲しい、というvoice messageが残されていた。仕事を得たことを、義祖父も喜んでくれるだろうなぁというか、義祖父の計らいで受かったのかなぁ、とか、そんな風に感じたものだ。
あれから3年と10ヶ月ちょっと。
色々あった。本当に、色々あった。
でも、基本、この仕事が好きだった。やりがいも手応えもあって、辞めたい、なんて気持ちにもならなかった。最悪最低マネージメントのことで、腹が立ったり愚痴をこぼしたりすることはあったが、仕事自体は好きだった。だから辞める理由にはならなかった。自分は自分の仕事をするだけ。そんな気持ちだった。
一度だけ、辞めようと本気で思ったことがあったけど、そのときは実際に2 weeks noticeも提出したけれど、でも引き止められて、給料も上げて貰って、留まった。嫌な思いもしたが、結局は自分が認められたという照明になったので、残って良かったと思っている。
今も尚、うちの職場は人手不足だ。マネージメントもまったくもって、改善されていない。良い人に恵まれていないというのもあると思う。それだけ魅力的な職場になりきれていないからだろう。せめて今いるベストメンバー、古株たちが、ずっと残って仕事出来るような、そういう職場になって欲しいと願う。
わたし自身は、良い形で退職できることに感謝だ。
色々あった、すべてのことが愛おしい。
Thanks Cardsは今日の休憩時間に仕上げよう。
さて、いよいよ。
最後の仕事に、行ってきまーーーーーーす!