副作用
Sep
8
B、昨夜も何度か啼いていたが、起き上がってきょろきょろするなどの奇行(?)は見られなかった。思うにあれはやっぱり「副作用」だったのかもしれない。
tramadolの処方があったとき、副作用についてvetに訊いてみた。vetは、そういうのは殆どない、と言っていた。自分の経験から、人間の患者さん(入居者さん)では、tramadolを服用中に、loopyになる症例をいくつか知っていた。loopyとまではいかずとも、酷く眠気を訴えたり、そのせいでふらついて転倒したり。なので、副作用は殆どないと言われてちょっと意外だった。犬の世界だから人間とは違うのかも、と納得もした。そして、このことは頭からすっかり消え去ってしまっていた。
Bの夜間不穏は、ここ1週間くらいだったと思っていたが、今、このブログル日記を読み返してみると、27日からあったようだ。(書いていて良かった)
tramadolは2週間分の処方だった。最初の数日間は、薬が効いているような気がして喜んだ。日中、Bが起き上がる仕草を見せたりもした。立てなくとも、痛みが和らいでいることがわかった。それが嬉しかった。でも、今思えば、あの起き上がる仕草も、もしかしたら副作用による幻聴とか幻視とか、そういうせいだったのではないだろうかとも思える。わからないけど。。。ただひとつ言えるのは、夜間せん妄のような症状はtramadolを服用し始めてからだったように思う。動けなくなったのが8月25日の午後、不安がり何度か吠えて呼ぶことはこのときからあった。26日午後からtramadol開始。50mg/1日3回の処方。夜鳴きはずっとあったようだが、いよいよ酷くなったのは9月2日のようだ。啼くだけではなく、パニック状態のように感じ始めたのもこの頃。
昨日、犬の夜間不穏についてネットで調べてみた。nighttime restlessnessという言葉がヒットして、某ブログに辿り着いた。それはシニア犬について書かれているもので、内容は多岐に渡り充実していた。老犬の痛みの緩和にtramadolを使うのは、珍しいことではなさそうだった。それに加え、Gabapentinという薬を夜間不穏のために使った例が紹介されていた。以下、そのブログより引用。
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Gabapentin was originally developed as an epilepsy drug but now it's widely used for pain relief. It's a human drug that is being used by lots of vets now. Our vet doesn't stock gabapentin, so he called a prescription in to our human pharmacy. Gabapentin is often used to treat neuropathic pain. It may help to deepen sleep and reduce nighttime arousals. It may also help agitation and anxiety. Gabapentin has some side effects such as dizziness and drowsiness.
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またこのブログへのコメントにtramadolの副作用のようなものも書かれていた。このとき初めてあぁそうだった、、、と先に書いた人間の患者さんへの副作用を思い出した。薬というものは個人差があるので副作用のまったく出ない人もある。が、驚くほどの副作用の出る人もある。tramadolについては、副作用は’マイルド’とされている。でも、もしかしたらBには強く出てしまったのかもしれない。あと、今さらながら思うのは、食べなくなったのも、もしかしたらそのせいなのかもしれない。副作用の吐き気があるのかも。。。
今日、夫が休みになった。彼は彼で、Bのことを心から心配しているし、昨日はひとり、泣いていた。夫と話し合い、今日はこちらのvetへとBを連れて行くつもりでいる。まずは電話にて予約が取れるかどうか、だが。
娘は昨夜もリビングでBと一緒に添い寝していた。わたしは先にベッドで休ませて貰ったので夜中に何度か起こされるのはそんなに辛くはなかった。娘はときどき目を覚まし、Bのことをさすっていたが、さすがに疲れていたのだろう、ぐっすりと眠っていた。今日からまた学校だ。午前中はバイトもある。あまり無理はさせられないのだが、彼女の気持ちを尊重したい。そうそう、昨夜は娘がトンカツを作ってくれた。肉がやわらかくてジューシーで、驚く程美味しかった。ちょっと感心。