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ユメモ/母を背負って/遅刻

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10月7日






なんの集まりなのか。職場ではないと思うのだが、よくわからない。
バスで旅行中のようだ。わたしは最後部の座席に座っている。左の隣にはわたしより少し若い感じの男性。それほど親しくない。右側には女性。こちらもそれほど親しくはないらしい。わたしはよそ行きの顔をしている。


前方にいる若い女性たちが何やら楽しそうに盛り上がっている。と、思いきや、その中のふたりが(いつの間に着替えたのだろう)琉球の民族衣装のようなものを着て、琉球民謡(たぶん)を歌い出した。その音楽は初めて聴くものだけれど、懐かしいような、ついつい一緒に口ずさむようなメロディだった。彼女たちはこぼれるような笑顔で踊りながら歌っている。わたしは嬉しくなって左の男性に向かい「やっぱり沖縄っていいねぇー」とか言うのだが、その男性はちょっと困ったような顔をしていた。


バスはどこかのスタジアムで止まった。どうやらここで野球の試合を観戦するらしい。わたしたちは外野の、ほぼ最上階というシートだった。試合後、球場の内部を散策するツアーが設けられていた。残っていた幾人かの選手もいたようだ。皆、それぞれにサインを求めたり写真を撮影したり。
そんなおり、ブルドーザーで内野の土を削り起こす作業が始まった。聞くと、こうして試合後には土を掘り起こし保管するのだそうだ。なんでそんな無駄なことを、と、わたしは驚いてしまったが、誰もが皆、何を当然のことを訊くのだこの人は、というような顔をしていた。


バスはある岬に来ていた。海岸線に切り立つその崖は風が強く荒々しい。そこには、海面まで少し近づけるような小道が続いていた。時間の許す限りそこを散策して良いということになった。わたしは母を背負いながらそこを歩いていた。母にこんな場所を歩かせるわけにはいかない。が、だんだん道が狭くなり、とうとう横歩きのような形でしか進めなくなってしまった。母はもちろん海側だ。さすがにこれは危ない、とやきもきする。と、だんだん力も尽きてきた頃、岩が開け、そこに皆が立って談笑しいているのが見えた。思わず、「助けてくださーい!お願いしまーす!助けてくださいーい!誰かーーー!!」と、叫んでいた。「母をお願いします!母をお願いします!誰かー!!」
・・・恐ろしかった、、、母が風に飛ばされて海に落ちてしまうかもと思ったし、背負いきれなくて落としてしまうかもしれないと思った。本当に、怖かった。



義兄のFと姪っ子Nちゃんがバスの予約をしてくれていた。わたしはそのバスに乗って行く。某看護学校に合格したのだ。そこは全寮制の学校だった。

が、時、既に遅し。
出発時刻からは悠に3時間半は過ぎていた。チケットの払い戻しさえ出来ないような時間だ。
遅れることはもうわかっていた。今思えば、流暢に琉球民謡を聴いていたあの時間が出発時間だったのだ。まぁしょうがないよ、と思った。とにかくもう、くたびれた。

帰宅すると、姉1が食事の準備をしていた。わたしを見て、留守電に何か入ってたよ、看護学校の先生からだったと思うよ、と言う。姪っ子のNちゃんが、mねえちゃん大丈夫だよ、今日来たのって何人かだったみたい、殆どの人が来れなかったんだって、だから大丈夫だよ、と付け足した。バスのチケットは払い戻せる筈だから明日行きなさい、と姉1が言う。

そっか、学校へ行けるのか。拍子抜け。嬉しい筈なのに、何かおかしい。そっか、ということは、学校へ行ったほうが良いのか、と、ひとり思っている。










#ユメモ #日記

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