メール
Nov
7
昨夜遅く、長年、細々と親しくしてきた友人からメールが届いた。彼女とはネットで知り合った。もう10年以上も前のことである。お互いのサイトの掲示板で話したりしていたのが、ブログへと移行し、最近ではインスタグラムで、そして、たま〜にメール、といった感じ。
わたしは昔から、ネットの世界といえど、1対1で個人的に話すようになると自分のことをさらけ出してしまう。ハンドル名でやりとりすることに抵抗があるからだ。なので彼女にも早いうちで本名を名乗っていたし、自分の写真も見せていた。彼女はそのことをどう思ったろうか。強制したつもりはなかったが、いつだったか「恥ずかしいけど・・」と添えて彼女と彼女のわんちゃんとの写真が送られてきたことがあった。思ったとおりに素敵な女性だった。そして、意外に小柄で線が細いんだーと驚いた。彼女の文章は繊細ながら力強いものだったので、なんとなく頑強なイメージがあったのだった。
実際に会ったことのないふたりだが、ずっと親しくしている。ずーーーっと前に、ネットで悲しいことがあったときにも、(たぶん薄々の事情を知りながらも)彼女は黙ってわたしとのやりとりを続けてくれた。何年か後に、そのわがかまりの原因となったものが融解したときにも、いろんなことは何も言わずに、ただただ喜んでくれた。その何気ない優しさが嬉しかった。何もかも知ってて、知らん顔してくれてた。
彼女から、少し早いけど・・と、わたしへの誕生日のお祝いメッセージが書かれていた。誕生日まであと一週間。でも、そのときにはお祝い送れないかもしれないから、と。
手術を受ける旨が書かれていた。淡々と、書かれていた。
わたしは足下が崩れていく気持ちだった。ちょっと待って、、、ちょっと、、、ちょっと、、、言葉を失う。
まだ返事は書いていない。どう切り出そうかと思案している。慰めなんか欲しくないだろう。では何を。
ただ、話したかったの。
そう書かれていた。話してくれて、ありがとう。
それだけは伝えたいと思った。
今日はこれから娘と買いものへ出かける。帰りは午後3時頃。犬たちはその間、お留守番だ。夫がいないので、ちょっと心配だけど、しょうがない。娘はまだ起きて来ない。出かけるのは9時の予定。
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