5/10/2015 友人がホスピスケアを受けていると知らされた。 去年のクリスマス前に事故に遭い、幾度かの手術をし、やっと自宅へと戻れたのが数ヶ月前のことだ。その後にも転倒して骨折、また手術、と苦難続きだった。3月半ば過ぎ、J-townに戻ったときに彼女に会いに行った。半時間くらいお邪魔するつもりが、彼女が話すのをやめないので帰りにくくなり、1時間過ぎたところで娘から電話が入り(実は前もってお願いしておいたのだが)それをきっかけに帰ろうとしてからも尚、話が続き、名残惜しいまま、やっとお別れしてきた。またね、と言って。 彼女は前の職場で一緒に仕事を始めた同志だ。たまたま同じ日にオリエンテーションを受けた。ミシシッピから引っ越して来た彼女には強いサザンアクセントがあった。彼女は、親切で優しく、明るくてユーモアがあった。そして芯のある、強い女性だった。仕事を始めてからはシフトが違ったので(彼女は夜勤のフルタイムだった)なかなか会えなくなったが、途中からわたしもデイシフトのフルタイムとなり、良く会うようになった。職業柄、辞めていく人が多いなか、彼女は、信頼のおける同僚のひとりだった。 わたしが引っ越しで退職するときには、とても悲しんでくれた。退職後も、FBを通してメッセージのやり取りをしたし、ホリデイに帰るときには職場へ顔を出し、彼女と会うのが楽しみだった。 事故に遭ってから、彼女は余儀なく仕事を辞めることになった。事故の後遺症に苦しみ、もう歩くことは叶わないだろうと言っていた。それでも彼女は人生に前向きだった。自分のことよりも彼女の夫、家族のことを心配して、彼らを引っ張るのが彼女の役目だった。また、事故の相手のことも気遣っていた。いろんな心配事があるだろうに、その相手が精神的に追い詰められていないかを心配していた。彼女はそういう素晴らしい女性なのだ。 The world is not fair. いつもそう言ってきた。 Life is not fair, deal with it. いつもそう言ってきた。 でも難しいよ。 なんでこんなことが起きる???なんで彼女に???なんで??? Not fair at all!!! そう叫びたい。 辛い。