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葬送

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10/18/2015










3人の写真を見ながら、昔のことを色々と思い出していました。
娘を連れて行った兄の家でのオフ会では、3人はまだ幼かった。娘はRお兄ちゃんのことが密かに気になってて、でもR弟も良いなーとか思ってて。わたしはわたしで、あのふたりと、どっちでもいいから一緒になってくれれば、なんて話もしたものでした。ふたりが義理のお母さん、お父さんになるなら最高!なんてね。

子供たちと駆け回って、酔いがまわって床につぶれてしまったわたし。それを素敵な絵にしてくれたK長さん。
大凧のオフ会。F家族と初めてあった日。Mが酔いつぶれて大変だった朝、色々いろいろ。みんなでSに会いにも行ったね。あなたの車に乗って、道を地図で調べたっけ。

不思議なことに、わたしはふたりに初めて会ったときのことを覚えていないのですよ。初めて兄とネットで会話したときのことは鮮明に覚えているのに。あれがすべての始まりだったから。
でも、現実にあのふたりと会ったのはいつだったっけか・・・

兄はいつもそこにいて、奥さんはいつもコロコロと笑い転げてて、それが当たり前になってしまってた。
日本に帰国して、東京に住んで、鹿児島に引っ越して、それからまたアメリカに戻って・・・なかなか関東には寄ることが出来なくなってからも、ふたりは何度か羽田空港までわたしに会いに来てくれた。

わたしね、娘が東京に就職することになって、あぁこれで毎夏、会えるなぁ〜、って、毎夏、みんなとオフ会だ〜!やった〜!なんて、のんきなこと思ってた。そんな自分がうらめしい。

Rお兄ちゃんのお話、聞きたかった。
あぁ、、、家族はきちんとお別れできただろうか。。。

お通夜とか、お葬式というのは、大事な儀式だと思います。
そのことで、気持ちになんらかの踏ん切りがつく。そんな気がします。
ここでお別れできないでいるわたしにも、なんらかの儀式が必要だと思う。
すぐには出来ないけど、その準備がまだ出来てないけど、、、いつか、ちゃんとお別れしなくちゃ、、、


来年の夏も帰国します。
そのときに、奥さんの笑顔に会えますように、そう祈ります。WRの笑顔に会えますように、そう祈ります。

葬送会のときの写真も見ました。今回のことでは、娘も一緒に誘ってくれて、仲間に入れてくれて、本当にありがとう。
彼女から最初に連絡があったとき(あなたからの連絡とほぼ同時でした)、わたしは激しく動揺してて、言葉を失ってしまって、とにかく、何も言えなかった。
わたしの分までお通夜でもお葬式でもどっちでも良いから行って、お願い、と、そんなことも正直に言えなかったんだ、最初は。

でも、娘自身もまた、わたしと同じくらいに兄のことを慕っていたんだ、と、あらためて知りました。娘に感謝です。

Hちゃん、みんなもう子供じゃないんだね。
Rちゃんには成長した立派な子供たちがいる。だから、きっと、大丈夫。
わたしは今夜、ひとりで葬送会をしますよ。

兄は、今、安らかでありますように。そして、自由に、駆け回ってますように。
痛みもなく、制限もなく、自由に。
兄に、ただただ、感謝です。
あなたにも、感謝です。
みんなにも、感謝です。
ありがとう。本当にありがとう。 ・・・10/17/2015 message to H











#日記

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