白い犬
Jun
6
姉の犬19歳(mix犬)の様子がちょっとおかしい、と昨夜、連絡があった。朝はわりと元気に散歩にも行ったが、元気がなく、食餌を欲しがらない、水も飲まない、とのことだった。
これまでも何度かそういうことがあって、それでも回復してきたbさんなのだが、何せ年齢が年齢なだけに、無理強いして食べさせるわけにもいかないが脱水が心配だ、と言う。
これまで2頭の犬を見送ったわたしとしては、老犬が食餌を嫌がるのは自然なことで、犬が欲しない時にはそれなりの理由があるのだろうと思う。家で最期まで看取るつもりでいるのなら、今の状況がどんななのか、獣医さんに相談するのがベストだと、伝えた。そうすることで、人間側も準備ができるし。。。
今朝になって、姉から返事が届いていた。以下、獣医さんのコメント。
bさん、
心臓の音もしっかりしています。
脱水はありません。
シャンプーしてください。
ブラッシングしてください。
暑さに気をつけてください。
すごいーーーーーbさん!!
まだまだ頑張ってるんだーーーー。
足もおぼつかず、時には歩けないこともあるbさん。
それでも「いのち」は脈打っている。
ここ何年か、数回、危篤状態のようになっては回復してきたbさん。
わたしたち姉妹の間では、bさんは実は「白い犬」なんじゃないか?実はbさんは本当は存在してなくて、わたしたちだけに見えてるbさんの魂なんじゃないか?なんて冗談を言い合ったものだ。
実際、bさんは歳をとって、毛色が随分白っぽく変わってしまったしね。
わたしが島へ行くのは6月24日。あと2週間ちょっと。
きっと会える。
bさん、待っててね。
夏の間、わたしがそばにいるからね。
*白い犬とワルツを https://bookmeter.com/books/562874