離婚
Nov
6
一括りにして言えるものではないとは重々わかっているのだが、アメ人は得てしてオープン、開けっぴろげだなと思う。
子どもが優秀な成績をおさめたとか、旦那が昇給したとか、新しい家具を購入したとか、キャンピングカーを新調したとか、まぁ挙げればキリがない。こちらが聞かなくても自らそういったことを話してくる。So, と言って話し始める。何がsoなのか?と思う。それでも、良いニュースの場合(そんなことどーでもいいんすけど)と心の中で思っても笑って話を合わせることが出来る。が、逆の場合、(こんなことまで話してしまって良いの、、、)とドギマギしてしまって、どう返したら良いかわからなくなる。
Sが離婚協議中(厳密にはその前段階)であることは他の人との会話からなんとなく察しはついていた。だからと言って、何があったの?大丈夫?と、軽々しく声をかけることはわたしには出来ない、本人にも、他の友人らにも。だからそういう話が聞こえてきても割って入らず、知らん顔をしてきた。そして、もしも本人から直接何か言われたなら、その時に考えようと思っていた。
昨日の朝、出勤してきたSに「おはよう」と挨拶しながら、「2 weeks noticeのことを聞いた、あなたがいなくなると本当に淋しくなる」と伝えてhugした。Sは、自分も淋しくなる、でも今は人生の転換時で稼がなきゃならないから、というようなことを言った。わたしが、ベストな選択だと思う、新しい始まりを応援する、というようなことを伝えると、彼女は涙を浮かべながら笑って「ありがとう、自分もそう思う」と言った。
強いなぁと思った。
強くなるしかないのだろう。子どもたちのために、自分自身のために。
同僚のAが、Sの旦那さんのことをJerkと呼んでいた。何があったのかはあえて聞かなかったけれど、その言葉だけで十分予測がついた。