言葉のもつ意味
Oct
3
土曜日。
長い1週間だった。渦中にいるときはあっという間で、時間が足りないくらい忙しかったけれど、毎日くたくた。目の前のこと、今しなきゃならないことに集中して、その「しなきゃならん」ことが次々とやって来る。明らかに人手が足りない。でも人は増やさない。これは鉄則らしい。まぁそれでも終わった。怒涛の1週間が終わった。
来週は、相方のほうが出勤。どうなることやら。それでも金曜日が休みなので4日間のみのラッキーな週(彼女たちは最初の週もLabor Dayで休みが入った。これで2度目)。相方とは、一緒に仕事すると「やりにくい」ことのほうが多く苛々してしまうのだが、来週がんばって乗り切ってね、と、なんだか優しい気持ちになる。
メガネが届いたという連絡が留守電に入っていた。連絡はわたしの携帯番号を指定していたのにーーー。メッセージに気付いたのが遅かったので昨日は取りに行けなかった。というか、受け取りの日時を決めるのにこちらから連絡して予約しなくちゃならないらしい、コロナ対策で。
コロナといえば、トランプ大統領がとうとうコロナに感染してしまったらしい。わたしは昨日の朝、知った。昨日は職場に行くなり、同僚が「笑った!笑った!ここ一番の大笑い!」と喜んでいたが、いくら反トランプでもこうも高らかに、両手放しで喜ぶ様子はいただけない、と思った。ざまーみやがれ、という痛快な気分を味わっているのだろうけれど、わたしはそこまで単純になれない。「回復を祈ります」という、各国の首脳陣から出されている声明もまた表向きのものなのかな、と、複雑な気持ちになる。
昨夜、寝る前に谷川俊太郎氏の本を読んでいて心に残った言葉。
「言葉のもつ意味はときに人を傷つけるが、音楽は自然と同じように意味とは別のところで人を励ます。」
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