01/02/2021 元日の朝にこしらえたマイぜんざい。夫は食べないのでわたし一人で食す。 わかってはいたが・・・こんだけ全部ってどうよ?と、鍋に入ったぜんざいを見ながら入れた砂糖(brown sugar)の量を思い出す。ひゃー。 紅豆のせいだけではないだろうけど、この豆の食感、なんだかなぁ、、、 それでもやっぱり寒い日にはホットチョコレートじゃないね、ぜんざいだね!と、ひとりごつ。こうなったら完食してやるゼ、万歳、日本人! 昨夜、遅くに娘から返事が来る(彼女にもマイぜんざいの写真を送っておいたのだった)。 ーおぜんざいーーーわー!このサラサラなのが好き サラサラ? 一瞬、なんのことかわからなかった。その後、どこかで食したというぜんざいの写真が送られてきた。あんこみたいなやつ。 ーサラサラじゃないじゃないか。 わたしがそう返すと ーサラサラじゃなかったから!うちのはサラサラだったんだなと感慨深かったんだよね笑 と、ここで思い出した。 そうだった。うちの娘はその昔あんこが苦手だった。好きじゃなかったのだ。わたしも若い頃はあんこが嫌いだった。粒あんはまだしも、こしあんなんかはもう無理。あんぱんは中身を出して外側だけ食べていた。 でも、年とともにそうでもなくなって、今でもこしあんより粒あん派ではあるが、あんぱんもあんみつも大好きになった。 そして、娘がまだ家にいた頃は、彼女に食べてもらうために粒々の小豆が入ったぜんざいを作ったのだ。汁はそれなりに甘くても小豆の粒々はそんなに甘くない。そうやって騙し騙し、彼女にぜんざいを食べてもらっていたんだった。 だっただった!妙〜に府に落ちた感。そして、マイぜんざいがそう悪くはないような気がしてきたから不思議。(で、今朝も餅いりを食べたわ!) ところで、ぜんざいとおしるこの違いというのは、地域によって異なっているのだそうだ。 実のところ、わたしは「おしるこ」を食したことはなく(?)、おしるこというのは、つまりは豆の入っていないぜんざい(ぜんざいの汁のみ)だと思っていたので、そんなもの口にするに値しないとさえ思っていた。で、自分の作るぜんざいは、汁もそこそこに入っている。だから、サラサラぜんざい。ちと、ややこしいけど。 で。今回、娘から「サラサラぜんざい」と言われるまで他がどうなのか考えたこともなかったので、「ぜんざい サラサラ」と入力してみたらば・・・わーお。出てきましたよ。びっくり。 「サラサラぜんざい」とか「甘さ控えめサラサラぜんざい」などという名のレシピも出てきたし、ぜんざいとおしるこの違いなんていうのも出てきたので、ついでに見入ってしまった。というワケ。 この、おしるこ、ぜんざいの定義自体が明確ではないようだが、納得したのが、 ーあんこを水で溶いて汁を作るのが「おしるこ」:小豆を加工したあんありき ー水に小豆を入れて煮て砂糖を加えた汁ものが「ぜんざい」:ぜんざいは小豆から煮る という、作る工程による定義の記述。なるほどなるほど。じゃぁわたしのはやっぱり「ぜんざい」だったな。 でもって、もうひとつ、地域による違いというのもあって、これが面白かった。 関東では小豆あんの汁物全般を汁粉と呼ぶらしい。 関西・九州は、粒なしのものを汁粉、粒ありのものをぜんざい(わたしは一応九州なので、これに相当するようだ)。 興味のある方はこちらをどうぞ→おしることぜんざいの違い